yabanjin-soulのTシャツ魂

ロック魂を手描きで表現するyabanjin-soulのたわごと・ひとりごと

chronicle trailer HD

2015年05月24日 | 映画
chronicle trailer HD


思わぬ形で手にした超能力。

そのおかげで人生が狂ってしまう高校生3人のお話。

超能力というから、結構Xメンやアベンジャーなんかのスーパーヒーロー系の映画化と思いきや

どちらかというと、思春期の中で揺れ動く青春映画だった。

ハリウッド映画だからね~。

まあ、そういう映画だったらそれはそれで観る気がしないんだけど。(苦笑)

とにかく、

ここ最近は好き嫌いなんて言わずに何でもどんどん経験していこうと思ってるからね。

それは映画鑑賞も同じで、

お構いなしにいろんなジャンルの映画を観てる。

だから「超能力」もののこの映画もレンタルしたというわけなんだけど、

う~ん・・・

あんまりおもしろくなかった映画はここでは紹介してないから

ここでこうやって紹介してるってことは、

この映画は確かにそこそこの出来ではあったんだよね。

でも、なんだろう。

なんて言えばいいのかな?

「ハートロッカー」以降、手持ちカメラを使っていかにもドキュメンタリータッチで撮影した映画がハリウッドで流行ってるみたいなんだけど

この映画はなんかそうじゃないほうが良かったような気がする。

あの撮り方は現場が戦場だったから臨場感あふれる感じだったんだけど

今回は普通の高校生ものだからね。

主人公がずっと撮影してるっていうエピソードはあって良いとは思うんだけど

それでずっと手持ちカメラ風なのはちょっと辛い。

ずっとその主人公目線ならまだわかるんだけど

そうじゃないからなおさらだよね。

どれが主人公目線なのかそうじゃないのかよくわからなくなってしまったし、

どうなっているのか把握することを優先して観てるから

なかなかお話の中に気持ちが入っていけないんだよね。

だから、

主人公目線の時は手持ちカメラ風でOKなんだけど、

そうじゃない時ときちんと分けて欲しかったな。

たとえば、手持ちカメラの時は画面の端っこにカウンターを入れたり、
多少画質を荒くしたりなんかして、ね。

まあ、そういう不満はあったけど

これはたまたま「超能力」だったっていうだけで
つまりは手に余る「力」を手に入れてしまった今まで虐げられた人のお話と思えば悪くはない。

それは「銃」でもよかったし、
「核爆弾」でもよかったし、
「剣」でもよかったし、
「権力」でもよかったわけで。

その力の行使におぼれていって自滅していくお話だったから
ホントはもうちょっと希望が持てるような終わり方にしてほしかったんだけど・・・。

まあ、そこらへんがうまくできてたら名作の部類になるだろうからね。

こんなもんで良しとしますか。(笑)
コメント
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