yabanjin-soulのTシャツ魂

ロック魂を手描きで表現するyabanjin-soulのたわごと・ひとりごと

最近の泣けた話パート2

2008年02月15日 | たわごと、ひとりごと

Photo 昔、まだボクがちっちゃかった頃、

虫プロ製作のアニメ

「アンデルセン物語」をやってた。

ボクはそのアニメが大好きで

よく見てたんだけど

今見ようと思っても

レンタルビデオ屋を探しても

全く見当たんないんだよね。

でも、7,8年前、NHKBSアニメ劇場でやった時期があって

そのときに全部の話じゃないけど

録画できる分は録画して

子どもが大きくなったら一緒に見ようと思ってたんだ。

んで、昨日、一緒に観てて

最終回の「マッチ売りの少女」に思わず

涙が溢れ出してしまってた。

子どもの頃はこの話を見てもなんとも思わなかったから

ちょっと油断してた。

なんでだろう?

年とって涙もろくなったのかなあ?

まだ、そんな年じゃないと思うんだけど・・・。

このアニメは、結構おふざけあり、

感動ありで、ホントに楽しめますよ。

DVDとかにならないのかなあ・・・。

ほとんどのヒットしたアニメはDVD化されてるんで

このアニメは、あんまりヒットしなかったのかも・・・。

う~ん・・・、

相変わらずのマイノリティぶりですなあ。

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スライ&ファミリーストーン「ライフ」

2008年02月14日 | アートイラスト

Life   「生命や生きる力を感じるんだ
   道化師たちよ
   そんなに落ち込むことはない

   人生、命を感じるままに
   生きる前に死ぬ必要なんてないんだ

   時には怒りに
   打ち震えることもあるだろう
   けど、そんなものに
   振り回されないで
   キミはキミの人生を
   生き抜くんだ

   何かに恐れをなすこともあるだろう
   でも、スチュアートさんを見てみなよ
   恐れを抱かなくちゃいけない相手は奴一人だけ
   そんな奴に振り回されてもしょうがない

   キミは「誰も信じられない」って思うかもしれない
   でも、恥ずかしがらずに心を開いてごらん
   それができれば

   きっと、素敵な女性が見つかるはずだよ

   時には寂しい思いもするだろう
   朝、目覚めるとペットがいなくなってしまったときなんか特にね
   でも、それはきっと独り立ちの時なんだ
   犬は尻尾を振って
   どこにでも行っちまう
   それすらも愛することが出来たなら
   もうキミは寂しくなんてないはずだよ

   愛すべき道化師たち
   生命、生きる力を感じるんだ
   そんなに落ち込むことなんてない

   命の力、それさえあれば
   死ぬ必要なんてありはしないんだ」

陽気なラッパのフレーズと

高笑いから始まるこの曲は

すごくいいね。

前から好きだったけど

こうやって辞書を片手に

好きなように訳してると

なおさら、その気持ちが強くなる。

前から「楽しくなる曲だなあ」って感じてたけど

今はすごく勇気づけられるよ、この曲には。

でも、

ボクが持ってるCDの訳詩はぜんぜん駄目だ。

まったくわけわかんないもん。

全く逆の意味に訳してたりとかしてるし・・・。

前後の意味さえ統一されてない。

「ライフ」のことも「人生、人生」ばっかだし。

お金をもらってやった仕事とは

到底思えないよ。

やっぱ、自分で訳すのが一番だね。

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中原中也「盲目の秋Ⅲ」

2008年02月13日 | アートイラスト

Satisfy_my_soul 前回に引き続き

今回は「盲目の秋」です。

パートⅡはすっとばして

パートⅢをモチーフに。

     Ⅲ

  「私の聖母!(サンタマリア)
    とにかく私は血を吐いた!・・・

  おまへが情けをうけてくれないので、
    とにかく私はまいつてしまつた・・・

  それといふのも私が素直でなかつたからでもあるが、
    それといふのも私に意気地がなかつたからでもあるが、

  私がおまへを愛することがごく自然だつたので、
    おまへもわたしを愛していたのだが・・・

  おお!私の聖母!
    いまさらどうしやうもないことではあるが、
  せめてこれだけ知るがいい――

  ごく自然に、だが自然に愛せるといふことは、
    そんなにたびたびあることでなく、
  そしてこのことを知ることが、さう誰にでも許されてはいないのだ。」

う~ん、

この詩は、友人の小林秀雄に走った昔の恋人のことを

歌ったと思われるんだけど、

その後も一応、恋人関係ではないけれど

お付き合いはあったらしいんだけど・・・

どうにも、ね。

とにかく、中也が別の人と結婚したあと

作った詩でないことを祈ります。

もしそうだったら、奥さんがかわいそすぎるもんねえ。

でも、

きっと、ず~っと忘れられなかったんだろうなあ。

お二人の関係がうまくいけば、ホントによかったんだろうけど、

こればっかりはね、

相性とかもあるし、あきらめられれば

もっと、幸せになれたんだろうにね。

まあ、好きっていう気持ちにも

嘘はつけないしなあ・・・。

うまい具合な処方箋は見つからないけど

きっと、

これが、「中原中也」たる所以なんだろうね。

なんか、複雑な気分・・・。

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中原中也「盲目の秋」

2008年02月12日 | アートイラスト

Moumoku_no_aki_1今回は中原中也の

「盲目の秋」をモチーフに。

この詩は全部で四つのパーツに分かれてるんだけど

今日はパートⅠ。

 「風が立ち、波が騒ぎ、
     無限の前に腕を振る。

  その間、小さな紅の花が見えはするが、
      それもやがては潰れてしまふ。

  風が立ち、波が騒ぎ、
      無限のまへに腕を振る。
  もう永遠に帰らないことを思つて
      酷白な嘆息するのも幾たびであらう・・・・・

  私の青春はもはや堅い血管となり、
      その中を曼珠沙華と夕陽とがゆきすぎる。

  それはしづかで、きらびやかで、なみなみと湛へ、
      去りゆく女が最後にくれる笑ひのやうに、

  厳かで、ゆたかで、それでいて侘しく
      異様で、温かで、きらめいて胸に残る・・・・・・

            ああ、胸に残る・・・・・

  風が立ち、波が騒ぎ、
      無限のまへに腕を振る。」

「春の日の夕暮」のような中也自身の詩作生活が

どうにもイメージどおりじゃなく

絶望感に満たされちゃったんだろうなあ。

何もかもがうまくいかない時って

大概こんな感じになっちゃうよね。

自分の無力感を思い切り感じると

あとに残るのは祈ることだけなんだよなあ。

ボク自身、

息子が生まれるとき、立ち会ったんだけど

出産のときの妻の苦しむ姿を見てて

何にもしてやれない自分に

相当な無力感を感じたもんね。

「なんにもできない」っていうのはホントにつらかったよ・・・。

ってまあ、

ボクの場合と中也を比べるのは

全くの見当違いかもしれないけど、ね。

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父と子

2008年02月11日 | アートイラスト

Titi_to_ko 今回は「父と子」。

以前に描いた「母と子」がうまくできたんで

今度は「父と子」に挑戦してみたんだけど・・・

やっぱ、自分がからむと

なんか難しいね。

自分はこんなじゃないっていう気持ちがどっかにあるんだろうね。

自画像とかなら

ある程度表現できるんだけど

家族の絵になると・・・。

もちろん、家族を慈しむ気持ちもあるし

そこだけを取り出せば

「母と子」と同じように描けるのかもしれないけど・・・。

ま、そのあたりは

どんどん描き込んでいくしかないんだろうなあ。

この絵は息子が1歳の頃の写真をもとにして描いたんで

小学校1年生の息子が、いま、こんな感じでは

決してありません(笑)

誰もそんなこと思わないと思うけど、ね。

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コメント (2)
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