この頃は、季節感がある写真を意識し出したと思う。例えば、春の桜、田植え前後、新緑、実った稲穂、紅葉、雪など、思いついてものを並べても結構な種類がある。この中で今回は、実った稲穂Ver.を選んでみた。
■大糸線 根知-小滝(撮影日:2004年9月12日)
ここは何度か訪れている所だが、前月から運行を始めた国鉄色ツートン車両と実った稲穂のコラボをねらってみた。
で、個人的あるあるかもしれないけど、この時季の稲穂って頭が重くてちょっとした風で倒れていることがよくあり、それを構図外に追いやることを優先すると、他の条件を妥協することになる。記憶が定かではないけど、中央の柱を好き好んで目立つ構図にはしないと思うので、おそらくそんな所だったのかな~、と。
場所は根知駅から約800m、R148の跨線橋から南西側に俯瞰できる田んぼ付近から。田んぼとR148の間にあるコンクリート舗装された農道の適当な所から撮影した。ただし、近年は農道の立ち入りが制限されている。
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これも記憶が定かではないが、確かこの撮影時のことだった気がするので、今回掲載したい。
ここでの撮影の際、おそらくこの田んぼを営んでいる農家の方だと思うが、1人のお婆ちゃんがいた。現地入りしようとする時、お互いに気付いて「こんにちは、お邪魔します。」程度の挨拶をして、待ち時間中だったか撮影後だったかは忘れたけど、3~5分程度の世間話をした。
そんな時間を過ごすことが出来た撮影地だったけど、しばらくして年中立ち入り制限される場所となってしまった。まぁ代替わりして方針が変わったのか、品の無い撮り鉄のお陰でそうなったのかは分からないけど、結果的にここでのリベンジ撮り鉄の道が断たれたことに変わりは無く、今ではR148を通る度に残念な心境になるのであった。
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P.S.
使用カメラがデジイチ@NikonのDシリーズ以外の写真は、辺比4:3で撮影していますが、掲載写真は3:2にトリミングしたものを掲載しています。その理由や目的などの詳細は、こちらを参照願います。
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