この岳に生きる

「この岳に生きる」とは僕の所属する山岳救助隊の記念誌の題名です。 北アルプス飛騨側で山と共に生きている僕の見た風景です。

山岳医療

2012年03月26日 | 山岳救助

Dscn08511_2 独標の下り。

先日の乗鞍岳の遭難者は低体温症だった。

三角巾や人工呼吸、心マッサージなどの練習は何度となくやってきたが、低体温症の遭難者の対処の仕方は僕はまだまだ勉強不足である。

ちょっとした事は分かっていても実際できるか曖昧だ。

近所の山岳ガイドが僕にあるサイトを教えてくれた。それは山岳医療に関して専門的なサイトでまだ若いが優秀な女医さんが情報を発信している物であった。

山岳医療のあらゆることがリアルタイムで発信されていて低体温症についての図説など分かりやすくなっていて素晴らしい。

講習講義も白馬などで行っているようなのでいつか参加してみたい。

僕は医者や救命士では無いのでやれることには限界があるがヘリが来るまでの間、少しでも遭難者の為になれるよう勉強しなければ・・・。