自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

三行脈の葉・・・ヤブニッケイ

2011-01-15 20:37:00 | 家族


ヤブニッケイ[藪肉桂](クスノキ科)
関東・北陸以西の四国、九州、琉球に生える常緑高木。葉は三行脈が明瞭で長楕円形、先が短くとがり、長さは7~10cm。表面は光沢があり、裏面は灰白色で無毛です。6月、長い花柄の先に数個の花を散形に咲かせ、秋には黒紫色に熟す実をつけます。
柿田川湧水群の周りには、色々な植物が生えているそうですが、このヤブニッケイはその中のひとつです。艶のある黒い実が、まだ幾つも残っていました。
このきれいな水は、豊かな緑を育てているといいたいのですが、すぐ近くには国道1号線が通っていて、とても車の通りも多い所です。奇跡的に残された湧水群は、以前に比べるとその湧水量も減ってしまっているそうです。
いつまでも、その水が枯れないことを祈ります。

1月上旬 静岡県内にて

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする