自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

動き始めて・・・

2012-03-31 21:38:00 | お散歩

テングチョウ[天狗蝶](タテハチョウ科)
本州~四国、九州、沖縄の低山地の雑木林で多く見られる、頭部が天狗の鼻のように前方に伸びたチョウです。
成虫で越冬し、春先に活動を再開します。早く羽ばたき、よく飛び回ります。まれに大量発生することもあるそうです。
この天狗の鼻のように突き出ているのは、下唇髭(パルピ)という器官で、他のチョウにもありますが、テングチョウではよく目立ちます。
このテングチョウは、林縁の土手を観察している時に出会いました。天気の良い日でしたが、寒かったので、動きは悪いようでした。
成虫で越冬するテングチョウ、翅の傷みから、越冬の厳しさが伝わってくるようです。
この写真を撮った後、もう1匹テングチョウがきて、仲良く飛び回っていました。僅かな春の訪れを喜び合っていたのでしょうか。


川の中では、カワニナが元気に動き回っていました。テングチョウに比べれば、その動きはずっと遅いのですが・・・

3月下旬 横浜市内にて

コメント (8)
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