カワニナ[川蜷](カワニナ)
北海道~本州、四国、九州、沖縄の流水の淡水に生息する、雌雄異体の巻貝です。用水路や河川、湖沼などにいますが、都市部の汚染が進んだ水域や流れの速すぎるところには生息しないそうです。ゲンジボタルの幼虫の餌として、最近は有名ですね。
昨日載せたフジの生えていた川と同じ川になります。この辺りは鉄分が多いのか、水が茶色っぽく、川底や水の湧き出る土手なども茶色くなっていることが多いです。
そろそろアカガエルでも卵を産んでいないかと思って、川の中を覗きながら歩いていると、このカワニナに出会いました。大きさは3~4cmはあったでしょうか。比較的大きなカワニナでした。
この川の水はご覧のように茶色っぽくなっているので、今までカワニナがいるとは思いませんでした。水は濁っているようでも、カワニナには耐えられる程度の綺麗さはあるようです。
私の小さい頃は、この川沿いには田んぼが広がっていたはずです。田んぼの見られる風景は、ここ横浜では本当に少なくなってしまいました。
3月上旬 横浜市内にて