自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

時期尚早・・・セキヤノアキチョウジ

2016-10-25 21:19:00 | お散歩
セキヤノアキチョウジ[関屋の秋丁子](シソ科)
2年前、初めて出会ったセキヤノアキチョウジですが、そろそろ花が咲いていないかと思って見に行ってきました。
記憶を頼りに林の中を歩いていくと、花が咲き始めたばかりの姿を見ることができました。
以前見た時よりも細く、ひ弱な感じがします。
あまり日の射しこまない、どちらかというと暗い感じの所です。

近づいて花を撮ろうと思っても、暗さのためかぶれてしまいます。
何とか撮った1枚ですが、納得のいくものが撮れませんでした。
やはり三脚が必要だったのでしょうか。
もう少し花の盛りに出会いたかったですね。

2014年の花

10月上旬 横浜市内にて

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

接近注意・・・

2016-10-24 21:45:00 | お散歩
ヤマハゼ[山黄櫨](ウルシ科)
関東以西の本州~四国、九州の山地や丘陵に生える雌雄異株の落葉小高木。葉は互生し、奇数羽状複葉です。小葉は4~8対で卵形~卵状長楕円形、先は尖ります。縁は全縁ですが、幼木には鋸歯の出ることがあります。
葉の両面や葉柄には毛が散在し、側脈が多く20対前後あります。
よく似たハゼノキより、小葉の幅がやや広く、大きさも不揃いですね。

果実は扁球形で艶があり無毛、黄褐色に熟します。
果実は割れず、外果皮に包まれたまま落ちます。
道端でヤマハゼの実と出会いました。ウルシと同様にウルシオールを含むため、カブレやすい人は葉に触ったり近づきすぎないように注意した方が良いでしょう。
撮影時、葉を触りましたが私は大丈夫でした。

2013年のハゼノキ

10月上旬 横浜市内にて

コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

赤い花を・・・

2016-10-23 17:38:00 | お散歩
ゲンノショウコ[現の証拠](フウロソウ科)
道端の草むらで、ゲンノショウコの花と出会いました。
花が終わり、まだ若い実の姿も見られます。
ゲンノショウコには、この赤花と白花とがあります。この辺りでは白花の方が多いと言われていますが、赤花もこのように見ることができます。
でも、この道沿いではほぼ赤花しか見ることがありませんでした。

綺麗な花ですよね。
赤花ばかり見ていると、見慣れた白花が恋しくなります。
どちらの花が咲いても、神輿草の姿が見られますね。

2013年の花

10月上旬 横浜市内にて

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

果実の姿・・・

2016-10-22 22:18:00 | お散歩
ヤマモモ[山桃](ヤマモモ科)
これは6月に載せたヤマモモの果実の姿です。
このヤマモモは遊歩道脇に植えられていて、この果実はほぼ人の口に入ることはなく、殆ど下に落ちています。遊歩道はコンクリートのブロックで舗装されているので、そこから芽生えることも無いのです。

今の季節、このヤマモモを見てもただ葉が茂るのみです。
その下にはこんなものがたくさん落ちています。長さは1cm弱、よく見ると梅干の種などに似ているようにも見えてきます。
そう、これはヤマモモの果実です。美味しく食べられる外側は朽ちてなくなり、核が残っていたのです。

ヤマモモは外果皮が液質に肥大したものを食しますが、この核の中には本来の種子があるはずです。
でも、長い間雨に晒されて腐ってしまったのか、萎びた皮のようなものがあるだけでした。
来年はもっと新鮮な果実を採って観察してみたいですね。

6月のヤマモモ

10月上旬 横浜市内にて

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

草とは思えず・・・

2016-10-21 19:08:00 | お散歩
ナガエコミカンソウ[長柄小蜜柑草](ミカンソウ科)
先日載せたナガエコミカンソウですが、私の職場前ではこんな姿も見られます。
コンクリートの隙間から生えていて、真っ直ぐと上に伸びています。
草丈は私の腰骨あたり、1m弱はあるのです。まるで木本のようですね。
原産地では低木となるようですが、日本では毎年種子から発芽する1年草として発生しているとのことです。

マメ科のハリエンジュの様に複葉に見えますが、葉は互生しています。長い柄の先についた果実の姿も見られますが、花もまだ咲いていて、右端には蜜を求めるアリの姿も認められます。
よく覚えていないのですが、去年もここに生えていたような気がします。冬の姿は覚えていませんが、これからの様子を観察しなければいけませんね。

道端のナガエコミカンソウ

10月中旬 横浜市内にて

コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする