備長炭の原木を伐採・搬出している現場に行って来ました。
今回は、皆伐地です。
炭焼きさんと話をしている内に、搬出の手伝いをすることに・・・。
架線集材では、操縦席から現場・搬器が目視できないので、山にいる人が無線で指示を出すのが一般的です。
無線で指示・・・なんて、初心者だと、結構、危険な作業なので、ビビりながら・・・
無線を使って、材を積む場所に、搬器を誘導します(言うは易し)。
ここで、アウトラインを動かせば・・・って、思っても、上手くいかず。
(アウトライン=搬器を動かすワイヤー線・・・かな)
あれ?じゃあ、リフティングラインをちょっと上げて・・・、も、離れる一方。
(リフティングライン=搬器を上げ下げするワイヤー線・・・かな)
搬器をもう少し前へ・・・あれれ・・・
何度も失敗して、結局、近くにいた作業員さんとバトンタッチしました。
架線集材の理屈や各種ラインがどれか認識をしていても、やはり、実際に作業すると思うように指示できないことがわかりました。
頭の中や机上でイメージしていても、やはり現場は違いますね
で、ワイヤーで材をくくって、搬出。
材が持ち上げられる時、搬器一式が暴れるので、避難する場所を間違えると、搬器で吹っ飛ばされたり、架線を張り巡らせたワイヤーに吹っ飛ばされたり、材がおちてきたり、と、命に係わる危険が降り注ぎます。
今回の経験で痛感したこと。
無線で指示する作業員さん。
見えないところで搬器を巧みに操る炭焼きさん。
どちらもすっげぇ