和歌山県の話で、恐縮ですが・・・、9月から10月にかけて、雨がほとんど降らなかったためか、ヒノキの黄葉が目立ってます。
黄葉・・・というと誤解を受けそうですが、イチョウのような黄葉ではなく、幹に近い、一部分の葉が黄葉してるヒノキが多い。
雨が少なかったから衰弱してるんかな~と思いながら、観察してます
水分不足になった樹木は、葉からの水分の蒸発を防ぐため、葉の気孔を閉じます。
気孔を閉じるとガス交換が出来ないので、光合成が行えません。
光合成ができないと養分が生産できません。
葉を維持するため、エネルギーを消費してるので、養分が生産できない不要な葉は落とされます。
つまり、光合成で生産した養分が、その葉を維持するために必要なエネルギーを下回る(マイナス収支になる)と、不要と見なされ、落葉します。
その前に、葉の中にある養分を回収し、その過程で、カロチノイドが現れて、黄葉すると…いうことですね。
数日前に、雨が降ったので、元気になって欲しいですね。
ガンバレ黄葉ヒノキ
(枯れたら、山主の資産が下がってしまう。枯れたらアカン何としても這い上がれ)