はぐくみ幸房@山いこら♪

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紀州備長炭の伝統技術 きかたげまた

2016年02月19日 | 資源利用(木材・特用林産物)のお話

 今回は、搬出した原木を運搬する技術について。

 又になった部分の木を割って、写真のように組み合わせます。

 

 これを「きかたげまた」というそうです。

 又の間に原木を入れ、肩に担ぎます。

 前後ろの脚を左右の腕で掴みます。

 かなりの量を肩に担ぐことができるとのこと。

 原木を荷降ろす時は、「きかたげまた」を担いだまま、荒っぽく降ろしますが、このとき、「ひかたげまた」の脚を握ったままにしないと、原木と一緒に放り投げてしまい、壊れてしまうので注意とのこと。

 現場にある資源を活用して、原木を搬出する。

 炭焼きさんの搬出技術は、非常にローコストで工夫されていました。

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