映画鑑賞:『インビクタス』

2010年03月09日 23時58分47秒 | エンタメのかけら

ネタばれを防ぐため、
ぼんやりとした感想のみ記す。

途中、明らかに伏線と思われるシーンがあった。
いわゆる「フリ」だ。
これをどう回収するか楽しみにしていた。

で、その回収の仕方に驚いた。
なんというあっさり感だ。
普通はこれをラスト付近の盛り上げどころに使いそうだが。
でも、『インビタス』ではそれをしなかった。

いい「フリ」をしたら、
普通はそれに見合った「ウケ」をしたくなる。

だけど、この映画では、
その部分が淡白に描かれている。
まるで、通常考えるだろう「ウケ」はあざといと言っているかのように。