読書:『サはサイエンスのサ/鹿野司』

2010年03月11日 02時00分21秒 | エンタメのかけら

本のジャンルとしては、科学エッセイである。

だから最新科学に関する情報はふんだんに入っているが、
それよりもこの本は、
科学を題材にした「モノの見方」を教えてくれる本だ。

発想法やアイデア術といったビジネス書には、
よく「新しいモノの見方」「新しい視点」といったワードが出てくるが、
そんな本を読むよりも、
本書を読んだほうがずっと「新しいモノの見方」が身につくと思う。

それはさておき。

この本のタイトルの元ネタがわかるのは、
30代半ば以上のSFファンだけだろうなあ。