VTRを見ている時の顔

2010年03月27日 09時09分03秒 | 業界のかけら

ある特番の収録に行けなかったら、
オンエアに向けて会議をするから、
それまでに見てくるようにと、
スタジオ収録のVTRが送られてきた。

メインのカメラ、「本線」の映像だ。

こんなことは異例である。
僕も初めてに経験だった。

そもそも編集前のスタジオの映像なんて、
さしておもしろいものではない。

特に今回の特番は、
いわゆる「映像モノ」なので、
送られてきたVTRの大半は、
サブ出しの映像を見ているゲストたちの姿だ。

まあ、この映像がオンエアでは、
ワイプの中に使われるのだが、
それだけをアップで見ていても、
おもしろいわけがない、
そう思って斜め見しはじめた。

ところが。

これが意外とおもしろいのだ。

タレントの百面相。
顔芸を見ているようだった。

やはり一番表情豊かだったのは、
勝俣州和さんだ。
作り手の気持ちをよくわかってくれている、
リアクションだ。

一方、最悪だったのは某女性タレントだ。

ずっとつまらなそうな顔をしている。
時には半眼で眠そうな顔をしている。
あんな顔ではワイプにも使えない。
というか、人前で見せてはいけないブサイクな顔だ。

でも、VTRが終わって、
スタジオトークが始まった途端、
打って変わって笑顔になり、
さも楽しそうに話し始める。

ある意味、プロではあるが、
VTR中にリアクションをするのも仕事なんだから、
そこはちゃんとやってくれよとも思う。

スタジオ本線の映像を見るめったにない機会だからこそ、
気づいたことだった。

まあ、いつも見ているディレクターは、
とっくにわかっていることだろうけれど。

タレントのみなさん、
VTRを観ているその姿も、
しっかり見られていますよ。