自著にまつわる最近の話

2011年04月06日 00時25分02秒 | その他のかけら

このブログの欄外に、
『アイデアを盗む技術』という昨年出した新書が出ているが、
この本にまつわる出来事が、最近立て続けにあった。

一つは河合塾の中学の模試に使われたという話だ。
光栄な話である。
残念ながら問題を見ていないので、
どこの部分が使われ、
どのような出題がされたのかはわからない。
ぜひとも僕も解いてみたいのだが。

もう一つは、知り合いの作家との話だ。
霞が関の駅で数年ぶりに放送作家の内田ぼちぼち君と会った。
すると、ばったり会うなりぼちぼち君が、
「ちょうど今、これ、読んでるんですよ」
と言って鞄から取り出したのが僕の新書だった。
なんという偶然!
彼の師匠の小山薫堂さんが「偶然力」ということをよく言っているが、
その力はぼちぼち君にも受け継がれているようだ。
まあ、僕にその力を発揮しても、
こんなふうに書かれるぐらいのことしか生み出さないけれど。