観劇:『てんぷくトリオのコント』

2014年07月06日 07時59分55秒 | エンタメのかけら


こまつ座の『てんぷくトリオのコント』を観てきた。

コントとして、コント史として、評伝として、
観るものの趣味嗜好で楽しみ方を選べる舞台。

笑いのテンポはその時代の音楽のテンポに通じる。
そう書いたのは景山民夫さんだったか。

井上ひさしさんの書いたコント、
台本として読めばおもしろいが、
実演で2014年に笑いを取るのはなかなか難しいと思う。

後で聞いたところによると、
我が家の三人にもその点に一番苦労したそうだ。

テンポも「今」ではないし、
当時は新しかった手法も定番になってしまったし、
そもそもあて書きだし。

その挑戦に拍手!


山西惇さんの演じる井上ひさしさんは良かった。
その人物像に関しては異論もあるかもしれないが。