某番組では、仮編集を総合演出がチェックするプレビューの際、
彼の前にボイスレコーダーがズラリと置かれる。
チェックの詳細を漏らさず記録する、というADさんの工夫である。
ちなみに、総合演出氏は、この工夫を実は止めてもらいたいと思っているそうだ。
目の前にボイスレコーダーを置かれるのは、無言の威圧感があるからである。
別の某番組では、プレビューしながら指示を出す総合演出をビデオに撮るという。
しかもそれは、総合演出自らの指示。
後で指示の内容が漏れていて、十分な修正ができていなかった時、
「あの時、ちゃんと言っただろ」という証拠のためだそうだ。
まるで、手術時の外科医のようである。