かつてマンガに出てくる中国人のセリフの語尾は「~~あるよ」だった。
しかし、最近これは、使ってはいけないと聞いた。
差別的な表現だから、というのが理由らしい。
でも、そうなったのはここ最近のこと。
10年ほど前までは特に問題なかったという。
今回、ある方が長年の連載マンガをまとめるにあたって、
過去に使った「あるよ」も修正するように言われたそうだ。
「あるよ」が差別的な表現かどうかという議論はあるが、
それはさておいたとして、
今後は使うのは止めたとしても、
過去の作品のセリフまで直させるというのはどうなのだろうか。
これはマンガの世界だけの話なのか。
実際、小説では、筒井康隆の『色眼鏡の狂詩曲』のように、もっと過激な表現が出てくるものもたくさんあるし、
ゼンジー北京さんはどうなってしまうのだ。
・・・ゼンジー北京さんって、まだご存命でしたっけ?