日曜午後の『ザ・ノンフィクション』で義足のシングルファザーの取材をしていた。
衝突する父と中学生の息子。
それを見かねた父の親友が、仲裁するため家に来るというシーンがあった。
3人で食事をした後、親子を諭す親友。
すると、父親が自分の考えを述べるのだが、
酔っているせいか、その手には何故か『STAR WARS』のライトセーバー。
振りながらしゃべるので、いちいち「ブーン」という音が入る。
あれには笑った。
しかし、こういうのって、
頭で考えて書かれると、あざとすぎて笑えない。
ノンフィクションだからこそ生まれる笑いであり、
そこからフィクションに還元するとすれば、
シーンの多層性ということだろう。
現実では、100%の悲しみも怒りも、そして喜びもない。
あ、反抗する息子を前に父がライトセーバーって・・・ある意味、深いな。