CD『だんでぃどん/Dos Monos(Feat.筒井康隆)』

2022年10月02日 11時30分44秒 | エンタメのかけら


自分の人生に影響を与えた5人を挙げろと言われたら、
とても悩むところだけど、
1人と言われたらとても簡単だ。

筒井康隆である。

現在位置から遡っていけば、そこに至る。

筒井さんも9月で88歳となった。

数年前、『モナドの領域』の発表を最後に、
もう長編は書かないと宣言。

去年2月に出た短編集『ジャックポット』を最後に、
「もう短編を書く体力もない。
 これからは掌編だけを書いていく」
と宣言し、ツツイストたちを悲しませたが、
その後、毎月1~2本のペースで掌編を発表、
創作ペースの速さに驚かされた。

しかし掌編ラッシュも今年2月で唐突に終わった。
それ以降、発表した文章は書評など2~3本だ。

入院したという噂も聞き心配だった。

そんな今夏、突然、リリースが発表されたのがこれだ。

『だんでぃどん/Dos Monos(Feat.筒井康隆)』

筒井康隆の短編「ダンシングオールナイト」のご本人朗読に、
ヒップホップユニットのDos Monosが楽曲をつけた。

20分におよぶ組曲だ。

当初、以前どこかで朗読した素材を使うのかと思われていたけど、
荘士itのインタビューで、新たに録音したものであることが判明。
筒井さんがお元気であることがわかった。

しかし88歳になってこんなモノを発表するとは。
まだまだ驚かされるなあ😌

2022年10月1日の備忘録(独演会に行く)

2022年10月02日 09時13分06秒 | 日々のかけら


Oct.1(Sat.)

■今日という日。

ある世代以上のSFファンなら今日が来るとこの言葉を思い出すはずだ。
『10月1日では遅すぎる』

午前中、仕事の読書。ひたすら読む。

アントニオ猪木さん死去のニュース。また昭和が遠くなる。

今回の本は移動中でも大丈夫だ。ということで、野沢の菩提寺へ墓参りに行く。今年は母の死後、初めてお盆をサボった。暑くてそれどころではなかったのだ。そして今日も10月なのに夏日。嗚呼。

駒沢の『ネパリコ』でチキンダルバートの昼食。この店、渋谷にあるあのネパール料理店の系列店か。今度は夜に来てみたいものだ。

用賀まで電車で出て、そこから徒歩で帰還。

帰還後も読書の続き。少し仮眠。

最終話が終わった『リコリス・リコイル』を初回から観直している。その後の展開を知っているから、最初に観た時と印象が異なる。このシーンとあのシーンが呼応するのかといった発見もあるし。

夜、成城ホールで『春風亭柳好独演会 芸歴35年プラス1』(20)へ。
柳好さんは「粗忽長屋」と「柳田格之進」を。「粗忽長屋」、中盤からの不条理な設定を受け入れられなかったら破綻する噺。作った人はスゴいよ。ゲストの昔昔亭桃太郎さん、語り口が柳昇さんを想起させてなあ。って、うろ覚えの印象だけど。


せっかくなので、いつもと違う店に行こうと思い。家人(大)が行きつけの美容室で教えてもらった祖師ヶ谷大蔵の『やきとりまかべ』へ。お、これは勧められなければ入りにくい店だ。カウンターの端というベストポジションに座ることができ、焼き鳥を堪能。今回は塩で食べたが、こういう店はタレの方がいいかもなあ。



深夜、『よふかしのうた』最終話を観る。いい感じで着地した。シーズン2もやりそうだけど…けっこう先になるんだろうなあ。

『「推し」の科学/久保(川合)南海子』(41)読了。

充実した週末。