地元の人によると、帯広の夏は昔と比べてかなり暑くなってきた。
意外にも気温が30℃まで上がることは過去にもよくあったが、
湿度が低いため、日陰に入れば快適だったそうだ。
しかし近年は湿度が高くなり、クーラー無しでキツい日が何日もあるという。
だから、クーラーを設置する家が増えている。
農作物にも影響が出始めている。
池田町では凍ったブドウから作るアイスワインも製造しているが、
昨年の冬は気温が高く、良い状態で凍るブドウが少なかったため、
例年よりもアイスワインの生産量が減ってしまった。
一時期、気候変動に関して、テレビでもよく扱ったものだが、
ここ数年はさっぱりである。
報じられない間にも、気候変動は進んでいる。
そう心配になる話だった。