朝から頭が痛い。幸い寝込むほどではない。以前は毎日のように重い頭痛になっていたが、この頃はほとんどなくなっている。
今日の頭痛は予想されていたといえばされていた。昨日、ある人をお訪ねしたとき、クーラーをガンガンにかけてくださって、その風が頭を直撃したのだ。しばらくそのまま耐えていたが、15分ぐらいしてさすがにまずいと思い、頭に手ぬぐいをかぶって防御した。しかしその15分でもやっぱり悪影響が出てしまったようだ。一緒にいたその人は90歳を超えるご高齢なのだが、平気なようである。すごいですね……。私がだめすぎるのか。
頭に冷たい風がかかると頭痛になる。それは私においてはもはや確実である。2、3時間後であることもあれば、翌日ということもある。気づいたのは2年ぐらい前だ。
土曜日と、ときには日曜日にもひどい頭痛で寝込んでしまうというのが毎週のように起こっていた。近くの携帯アンテナ局が土日に特別強い電磁波を発出しているのではないかなどと妄想みたいな原因を考えていた。そして結論は、金曜日の午後、公民館でサークル活動をしているとき、私の席の真上にクーラーがあって風が直に当たってとても涼しくていい感じであることである。
それに気づくのに1年以上かかったと思う。気づいてから、中東のイスラム教の人たちみたいに頭にスカーフをかぶるようにしたら、土曜日の頭痛はなくなった。日曜日に頭痛になっていたのは、土曜日にもその活動があるときがあったためである。
もう一つは、彼岸のお墓参り。車で2時間半ぐらいのところにうちの菩提寺がある。そこにお墓参りに行くと、帰りに必ずひどい頭痛になるのである。一度はもう帰るのは無理と思うぐらいの倒れそうな頭痛だった。それでも帰った。危険だ。なぜお墓参りをすると頭痛になるのか。お墓で何かがついてくるのだろうかとオカルト的なことを考え、ネットでいろいろ調べたりした。それにしても、お墓参りをしたら御先祖さまやいろんなあの世の人たちが喜んでくれて頭痛が治るというなら話は分かるが、どうして恨まれなければならないのか。理由がよく分からない。
その理由も今年の春分かった。車の中でがんがんクーラーをかけるからである。秋の彼岸はもちろん、春の彼岸頃も車の中は暑い。そこで、今年初クーラーみたいなことも起こってしまう。よって、今は車でクーラーをかけるときは風が頭にかからないようにしたり、やはり頭に手ぬぐいをかぶったりしている。
余談になるが、ハンカチよりは手ぬぐいの方がはるかに便利だ。タオルのミニハンカチなんて手をふくのとメガネをふくの以外には使えないが、手ぬぐいは頭にかぶれるし首にも巻けるしスパゲティーを食べるとき白い服の襟元から垂らして汚れるのを防ぐこともできる。洗濯しても乾くのが速い。
そういうわけで、クーラーをかける夏の方が頭痛になりやすいわけなのだが、今年の冬、突然頭痛になり丸2日寝込んだ。頭を冷やした場合の頭痛は、動けなくなって、こんなに痛いなら生きているのやめたいと思うぐらいなのだが、原因は何だ? 風邪か?
そして思いついたのは、加湿器の風である。風っていうのか、白い空気。超音波式の加湿器。あれって、冷たい白い空気が噴出される。3日後に歌う仕事があったのだ。喉の乾燥は大敵だ。それで、寝るときに、加湿器の空気が顔の方に流れてくるようにセットした。布団の上に空気が落ちたら布団が湿るだけで何の意味もないでしょう。顔にかからないと。
どうもそれが悪かった。結局、仕事のために加湿器をかけたけど、それで頭痛になり仕事を休むはめになった。全く……いい教訓だ。超音波式加湿器も考え物だ。使い方を考えないと。やっぱり昔ながらのストーブにやかんかけて蒸気を出すのが一番いいんだろう。でも夜中はストーブ切るんだし……。
話をまとめると、クーラーの風が頭に直撃する生活をしている人は今すぐ改めた方がよいです。
写真は5月のキジ。この頃、昔よりキジをよく見かける。平気で人の目前を散歩している。ひょこひょこして結構歩き方がかわいい。少し濁った声でケンケン鳴く。七面鳥みたいに焼いて食べたらおいしそうな感じだ。鶏は飼われて食べられているけどキジをそういうふうにしないのは、やはり鶏の方がおいしいってことなんだろうか。
キジが歩いてる動画 あります