山里ひぐらしの小径

木曽路の入り口、岐阜県中津川市から
人と自然とのかかわりをテーマに、山里、植物、離島など。

渥美の野菜

2013-01-10 | あちこちの特産品

今日のニュースは野菜の高騰のことをしきりに伝えている。
知らなかった。
今うちには野菜がありすぎるほどあって、必死というと変だけど、毎日ふんだんに、一生懸命懸命たべている最中。
白菜大玉2個、キャベツ大玉3個、大根3本、ほうれんそう、きぬさや、里芋いっぱい、ねぎいっぱい、かぶ、にんじん、みかん、などなど、などなど。
みんな近所の人や、渥美の親戚にもらったもの。

愛知県の篠島と渥美半島は、舟で行くと近くて、昔は定期船が通い、篠島では渥美から食料品を買っていた。その、渥美から来る食べものが何でもおいしくて、野菜はもちろん、おまんじゅうすらおいしかった、という話を、篠島の人に聞いた。

ほんとうに、渥美の野菜は何もかも甘くておいしい。
カブはリンゴかと思うぐらい甘くて、切って生のままちょっとかじってみると止まらなくて、そのままデザートのように食べてしまう。煮るのが惜しい。

また、ほうれんそうの甘いことと言ったら。これが野菜なんだろうかと思うほどの甘さです。
絹さやもしかり。そもそも、わが中津川の家の周りではすべての植物がちじこまってかじかんでいるにもかかわらず、渥美ではこの時期に路地で立派な絹さやが採れるということに驚いてしまう。

里芋は、ふにゅぅ~、むにゅ~、とろ~、として、口の中で溶けるようなおいしさ。

キャベツはこの時期、「硬いの」と「軟らかいの」と両方もらいました。軟らかいのは春キャベツだと思います。

そういうわけで野菜は買わずに済んでいる……でも、かぼちゃなど買ってしまったのですが……お金を使わないで済むし、おいしいし。ありがたいことです。

お正月に渥美に行ったら、親戚の人たちはもう仕事していた。休みはないのです。本当に仕事が好きで、女の人でもキャベツをトラックに積みおろしして、せっせせっせと働いています。
そして、換金作物はキャベツと花ですが、家で食べる(および、親戚に配る)野菜をほとんどすべて自給していて、その様子がいとも簡単そう。簡単ではないはず。能力と努力に頭が下がります。いつまでこの恩恵にあやかれるのだろう。農家の親戚はあったほうがいい!

写真/恵那市山岡の糸寒天干し。夜明け前。空気が青い。
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8年ものの柚べし

2012-11-24 | あちこちの特産品

長きにわたって、我が家の台所にゴローンと転がっていた「ゆべし」。
ゆべしとは、柚子の皮の中の実を取り出して、身代わりにお砂糖を混ぜたお味噌を詰め込んで干した、山里に昔からあるお菓子。お菓子といっても、甘いというより、どちらかというと味噌味が勝つので、好き嫌いは分かれるかもしれない。

2005年の春、訳あって、恵那市の笠置町というゆずの産地でいただいた。
それから食べようと思いつつ、思い入れありすぎて一日延ばしになり、もういい加減に食べられなくなってるかもと思いながらも、思い出あるものなのだしもったいないしと、捨てるには至らず、
あるときは冷蔵庫の中に、あるときは戸棚の中に、そして最近は「捨てないなら早く食べなさい」警報発令によりテーブルの横の籠の中にと、居場所を転々とさせられてきた。

ほんとに家庭の手作りで、売り物でもないので、白い半紙にくるくると包んだだけ。ビニール袋に入れたりもしていない。

ついに先日、「今日こそ絶対に一戦交える」と決意し、それが実行に移されたのでした。
内心、「干からびきって、もう食べられないに違いない」と思っていた。
紙をあけると、真っ黒けのカチカチ。
恐る恐る包丁を入れると、堅いけど、結構きれいに切れる!
で、恐る恐る端っこをかじってみると、なんと! おいしいではないですか!!

おいしくておいしくて、ばくばくと立て続けに3切れぐらい食べてしまい、
もっと食べたいのをガマンしたのでした。

中のお味噌はチーズ化しています。
味付けも相当上手だったのでしょう。柚子のほどよい酸味と、ほどよい甘み。お味噌もきっといいものなのでしょう。

捨てたほうがいいかもなんて思ったことを深く反省しました。


そうなんです、そもそも柚べしは保存食なのでした。
ってことを思い出した。
半紙に包んだだけで、なんともなく8年も保存できてしまうのです。
紙に消費期限なんて書いてないです。そんなもの要りません。
密封もしてないしビニール袋にも入れてない。

昔の人の知恵はスゴイなぁ。改めて思う。
もっとも風味は変わってきていると思うけど、ワインみたいに、あるいはお味噌みたいに
2年物とか、3年物とか、30年ものとか……(?)
いろいろ違いを楽しむのもいいのかもしれない。

ほかに、スライスして真空パックに入った柚べしも戸棚の中に放置されているのだけど
(見た目おつまみのサラミみたい)
保存食なんだから真空パックなんて必要ないんですよ。
でも現代人はそういうことしないと気が済まないんでしょうね。
そういう習慣そろそろ見直しましょう。
日本は熱帯地方と違ってそんなに病原菌うようよってわけでもないのだから。
ビニール袋などなかった時代、それなりにやってきているのだから。


写真/8年物の柚べし・岐阜県恵那市笠置町の特産品

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はつしも

2012-11-23 | あちこちの特産品

先日、名古屋の街に出て、お昼になったので、
たまたま通りかかった山小屋風の小さなカレー屋さんに入ったら
もんんんのすごくおいしかった。
一見、普通の日本風カレーなのだけど、
お米とからんだときの具合が絶妙で、こんな味わいは初めて……と思った。
そもそもカレーを食べて、お米とのからみぐあいをしみじみ感じることなんてなかった。

お米自体がぴかぴかしてておいしいのだけど、カレーと実によく合う。

50歳前後と見られる男の店主さんが一人できりもりしている、
客席数15にも満たないお店。
内装もおそらくこの人が自分で板を貼ったか、あるいは友達とか家族とかがやったに違いない手作りで、いい感じ。
そもそも、最近流行のインド人がやってるカレー屋さん以外で
カレーを食べることってめったにないのだけど、
こじんまりしたお店の雰囲気に惹かれてふらふら入ってしまった。

で、お米のことを聞いたら、「はつしも」なのだって。

はつしもといえば、岐阜県の西の方で多く作っている
初霜が降りるころ収穫する晩稲。
わが地方では決して誰も作っていない(と思う)。
20年ぐらい前に一度食べたんだけど、たまたまなのか、あまりおいしいと思わなくて
「やっぱりお米は寒いところのもののほうがおいしい」と
勝手に結論付け、二度と買うことはなかった。

けど、大変失礼しました。おいしかった。
店主さんによると、粒が大きくてもっちりしていると。
カレーに合うお米をいろいろ研究したのだろうか、
「よく気付いてくれましたね」と言っていた。

カレーには小さな肉の切れ端が、ほんとにごくわずか入っているだけで
ほかの具はない。私はその方が好き。
カレーの中に大きなじゃがいもやにんじんがゴロゴロしているのはイヤ。
甘ったるい玉葱がねろっとしているのもいやだし
ましてや、肉はそもそも嫌い。名古屋風に豚コマの脂身なんか入ってたら最悪。
まあ、家庭で野菜をいっぱい摂ろうという目的がはっきりしているときはいいのだけど
今回のようにお米とのからみを味わうには、具は邪魔になると思った。

ほんとにさりげないカレーなんだけど、なんか気になる。癖になる。また行きたい!
ミニサラダ付きで500円だし、コーヒー追加で200円だし。

今池、9番出口を西に2筋、その角の少し南。名古屋シネマテークのすぐ近く、
「吉」というカレー屋らしくない名前のお店でした。


写真/長崎県中通島で(2005年)

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薄桃色の紅玉ジャム

2012-10-31 | あちこちの特産品

寒。
毎日ストーブ全開です。
今日名古屋の街に行きましたが、ずいぶん気温が違います。
私の住んでいる中津川では、紅葉がすでに見ごろを迎えつつあります。
ヤマハゼやヤマウルシは一番いい色、ドウダンツツジも赤くなりかけ、
タカノツメなど黄色も緑の中で鮮やかに目立っています。
今週末を逃したらもう遅いかもしれません。

恵那山トンネルの向こう、長野県下條村で買ってきた紅玉で
先日、ジャムを作りました。
その前日は紅玉じゃないりんご(品種不明)で作ったのだけど
全然違う色になりました。
前の日のは黄色系、紅玉はピンク色になります。
むいた皮を一番上に入れて煮て、色が出たら皮を取り出すのです。
砂糖を控えすぎて味は薄すぎ、反省。
また作りたいと思いますが
紅玉はなかなか手に入りません。

今日中津川駅前のにぎわいプラザをのぞいたら、阿智村のりんごがありました。
とても皮の色が濃いもので、聞きなれない品種でした。
4つで500円と、決して安くはないので、断念。
ジャムを作るばかりでほとんど食べないのでたまっていきます。






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菓子まつりと工芸菓子

2012-10-30 | あちこちの特産品

先週の金曜日から日曜日、わが町中津川では、ふるさとじまん祭り(菓子まつり)がありました。
以前は2日間だけで、菓子まつりだけだったのですが、だんだん盛大になって
屋外会場では五平餅横丁だの地域の特産品コーナーだの、歌や踊りの発表会などで
大変にぎやかです。

中津川といえば栗きんとんが有名ですが
屋内会場では、たくさんあるお菓子屋さんが栗きんとん初めいろいろなお菓子を2割引などで売っています。
残念なのは木工品のお店が前より減ってしまったことでした。


初めてこのイベントに行ったときびっくりしたのは、工芸菓子の見事さ(写真)。
本物そっくりの菊や松や花や、そっくりではないけど見事な鶴やら今年は龍やらが
お砂糖でできているのです。
各お菓子屋さんが作品を競い合って作っています。

これらのお菓子はこの後、各お菓子屋さんのお店のショーウインドウの中や、駅前のにぎわいプラザに展示されます。

けれど毎年私は、このお菓子が最後どうなるのか心配でなりません。
誰かに食べてもらえるのでしょうか?
どうせなら、去年の工芸菓子食べ放題のコーナーも会場に作ったほうがよいと思うのですが。
そうでなければ本当にお砂糖でできているのか、信じられないでしょう。


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下條村のさつまいも

2012-10-24 | あちこちの特産品

秋はほくほくしたものが多い。
栗、かぼちゃ、里芋、さつまいも。

昨日さつまいもをふかしたのだけど
 ……ふかす、って方言かしら? 蒸すことですが。
すごくおいしい。

これが、4、5日前に長野県の下條村の道の駅で買ってきたもので
すごく大きなのが2本で100円。
あまりに安いので期待してなかった。
それが甘くておいしかったので感激です。
宮島香さん作。
ありがとうございます。

ほかに、イチジクが小ぶりなの10個ぐらい入って180円。
紅玉リンゴ5個入り400円。
大きなかぼちゃ200円。
などなど、戦利品多数でした。
おいしいものが多すぎて困ります。


写真/ノコンギク・広島県で

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徳島の柑橘は万能

2012-07-23 | あちこちの特産品

本日、待ちに待った「ゆこう酢」が徳島から届きました。
ゆず酢も一緒に。
写真左の緑のがゆこう酢、右がゆず酢。
緑はビンの色です。

酢といっても、お米から醸造する酢ではなく、
果汁です。徳島では柑橘の果汁のことを、お米からできた米酢に対して、木酢というそうです(生だから生酢(きず)だという説もあるとか)。

上勝町の知人の原田さんによると、
時期的に、すだち酢→ゆこう酢→ゆず酢という順番で、
今はまだ時期ではないのですが、品物は売られています。

ゆこうという柑橘、全くなじみがないですが
実は昨年徳島を訪れたとき、あちこちでこの「ゆこう酢」が売られていたのです。

写真ではラベルがよく見えませんが、
「手絞り ゆこう酢 無農薬」と書いてあります。
道の駅では、いろいろな生産者の方が、ご自分の名前を入れて
競うように売っていらっしゃいます。
昔から家庭で作られているんでしょうか。
これだけの量の果汁を絞ろうと思うと、相当たくさんのゆこうが要るんじゃないかと思いますが。

で、買ってきてみたらすごくいいもので、手放せなくなってしまったのです。
なくなったので頼んで送っていただいたというわけです。

とにかく何でもかんでもゆこう酢をかける。
焼き魚だとかカツだとか、普通にレモンをかける状況で使うのはもちろんのこと。

喉がかわいたとき、水の中に少し入れて、すっぱい水(お湯)として飲む。
夜はお茶を飲むと眠れなくなるので、これをよくやります。
ただし、本当はすっぱいものは体を目覚めさせるので朝のほうがいいらしい。

夏のサラダはみんなこれです。
生魚と生野菜を一緒にあえたサラダなんかにかけたら、最適です。
ドレッシングには必ず入れています。
ポテトサラダにもOK。

アボカドともよく合います。
てか、アボカドにはこれがなくちゃ始まらない。酢ではダメなんです。(私的にはってことです)

徳島では寿司飯をこれでつくるそうです。

パスタにもよく使います。
アボカドとヤリイカを和えたパスタに最高です。
また、ごくシンプルに、ゆでたパスタに、オリーブオイル、バジル、塩、ゆこう酢、
なんてのも、とってもいいです。夏はさっぱりして特にいいと思います。

レモンを買ってきてスライスして使うのは、香りもいいし、見た目もいいけど
やっぱり面倒というときがあります(実はいつも面倒だけど……)。
それに使い切らないと腐ってきてしまいますが、なかなか1個丸ごと使い切れない。

絞ってある果汁なら、長持ちするのです。
ゆこう酢がないときは「ポッカレモン」を買っているのですが
レモンがストレートな酸味であるのに対して、
味に深みがある。多分雑味が多いのだと思います。
原田さんによると、甘みがあると。たしかに。

よって、レモンでは完全に代用にはならない。

これでジャム作りも万全の態勢。

ほかにも徳島にはおいしいものがたくさんあります。
煮干とか、わかめとか、四万十の青海苔とか。
私の中では、徳島=おいしい です。


生のすだちもたくさん送ってくれたので
今日はパスタにすだちをかけていただきました。おいしかった。
感謝。






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桜・シデコブシ開花 各地の塩

2012-04-11 | あちこちの特産品
恵那あたりで、桜がちらほら。シデコブシもときどきチラホラ。
多治見まで行くと、桜は5分咲きから7分咲きぐらい。
今日は多治見へ行く用があったので、虎渓山あたりでお花見をしようかと思ったけど
雨なのでおとなしく帰ってきました。
明日はどんな天気でしょう。

スマトラでまた地震。
地球上に生きている以上、地震を避けることはできないということです。
大地も生き物のようです。
少しでも被害が少なくなる努力をするしかありません。


写真は、塩。
あちこちでつい塩を買ってきてしまったり人からもらったのをしまいこんでいた。
使わなきゃと思ってビンに入れてみたら、なんと7種類もあった。
普段使っている粗塩以外に。

奥左から
・モンゴルの岩塩パウダー
・粟国(沖縄)の非加熱天然塩
・オーストラリア&沖縄の海水から作った非加熱天然塩
・インドネシア・フローレス島の海辺の村の(多分主婦の手作りの)塩
手前
・ジョグジャカルタでよく使われている塩。塊になっている。
・伊豆大島の塩
・モンゴルの岩塩

大豆のお菓子 安曇野

2010-03-16 | あちこちの特産品
前の記事の続き。
もう一つ、驚きのおいしさだったものは、この大豆のお菓子。
私は豆菓子には興味がないので、素通りしようとしたら、試食して、と勧められて
食べてみたら、おおなんと! すごいうまみ、味わいです。
大豆ってこんなにおいしいものなんだ、とびっくりしました。
見た目の地味さとは全然違う、底力があります。

黄大豆、黒大豆、青大豆の3色の豆を炒って砂糖と塩をまぶしているらしいです。

作っているのは、安曇野のほりがね物産センター組合です。
安曇野に昔からあるお菓子なんだろうか。

産直サミットで見つけたよもぎもち

2010-03-16 | あちこちの特産品
本日、飯田市で行われた長野県産直サミットに行ってきました。産直にサミットがあるとは。
これを知ったのは土曜日、農文協のセミナーで配られた資料に産直新聞があって、そこに書いてあったから。産直新聞は知っていたけどこの日までよく見ていなかった。

で、いてもたってもいられず。
2月に産直市場グリーンファームを取材して、なんだか産直が近くなった。

今日のサミットでは、もちろん、あちこちの産直が出品していたので
一度にいろいろな産直に行けた感じでお得でした。
ちなみにうちから飯田市までは高速使えば1時間かかりません。

で、そこで売っていたいろいろなもの、みんな試食があって、お漬物以外はほとんど試食し、いっぱい買ってきました。
おいしいものがすごくたくさんあるのです。
こういうしみじみしたおいしさ、日ごろ味わってない、ってことを実感しました。

スーパーで売っている大手メーカーの画一的な味のものばかり食べていては、
やはり味覚がバカになりますね。
そういうものには、なぜかしみじみした素材のおいしさがないってことが分かりました。
大手メーカーの人も一生懸命作っているのですから、それがダメってことはいえませんが、
そればかり食べていてはダメってことです。

自分や、そうでなければ、家族とか隣の人とか、そういう人の手で、地域にある食材で作ったってことが実感できるようなものを食べることが必要だということが
食べてみて分かるのです。

私は地産地消教の信者ではありませんが、
要するに、自分の手の届く範囲で作られたものを主として食べるということは、本質として生きる基本なのであります。
ということが、今日あったものを食べただけで分かるのです。

すごいですね、食べるということは。


写真のよもぎもち、のけぞりそうなおいしさでした。
私はそれほど甘党ではないので、自分のためにおまんじゅうを買うということは年に1度もない気がしますが、試食の一切れをほおばると、中の小豆あんのじわりーとしたうまみと、外のお餅の弾力とヨモギのスーッとした味加減が、絶妙なのです。

そもそも私はヨモギもあまり好きではないのです。あのスーッとした薬っぽさが苦手なのです。でもこのヨモギは、香りがすごく強いのに薬っぽくないのです。なぜかしら。


あまりにおいしいので、買ってきました。

ちなみに、出品していたのは、阿智の人たちでした。

マレーシアの紅茶

2009-11-23 | あちこちの特産品
久しぶりに(ほぼ半年ぶり?)マレーシアで買ってきた紅茶を飲んだ。
その香りの高さ!というか強さというか。
日本で売っている普通のティーバッグとは、全く別物。別の飲み物。
日本で売っている普通の紅茶、どうしてあんなにおいしくないのだろう。
味も香りもしないんだもの。

香りをかいで、思い出す。
前にその香りをかいだときのこと。
要するに、半年ぐらい前のこととか、インドネシアで紅茶を飲んだときのこととか。

マレーシアの普通の食料品店で買ったなんでもない紅茶
だから日本のよりずっとずっと安いわけだし
でもこの香りは、ほかにはない。

マレーシア人やインドネシア人は、毎日こんなおいしいもの飲んでいる。

「ふりかけのイノチとは」講義

2009-10-20 | あちこちの特産品
これまでにさまざまなふりかけを食してきたわたくしです。
幼少のころは、のりたまと、かつおのりしかない時代が続きました。続いてすきやきふりかけ、その後に、たらこふりかけが現れました。しかし、依然として種類は少ないものでした。
ちなみに私はのりたま派、兄はかつおのり派でした。

最近では次から次へと、無数のふりかけが販売されるようになり、名前を覚えることも困難な状況にあります。
いろいろ食べてみて私が出した結論は、
「ふりかけのイノチはカリカリ感」です。
どんなに味が良くても、ふんわりした御飯にカリカリ食感を加えて互いに引き立てあうのが、ふりかけの役割だと思います。

御飯の友、カリカリしてて、さすがです。

ちなみに、文章のイノチはリズムだと思います。


少々つかれていますわたくしです。

元祖ふりかけ 熊本発 御飯の友

2009-10-20 | あちこちの特産品
今日ショーコさんが仕事を手伝いにきまして
「御飯の友」を「これが元祖ふりかけ」と見せたところ
九州人はいろんなもの元祖にしたがるんじゃないのー?
なんていうので
この熊本のふりかけが元祖だと聞き関心していた私は
簡単に信じちゃいけないのかー
などと思っていたところ
くしくもさきほど、ネットで、その話題を発見。
なんというタイミングでしょう。

御飯の友は、大正時代にできたそうです。
すごいです。やっぱり元祖のようです。
参照ページ
http://r25.jp/b/column/a/column_details/id/110000007170

ショーコさんはおいしいといいながら食べてました。

熊本 半月型のからしれんこん 甚句亭で

2009-10-13 | あちこちの特産品
熊本、水前寺でなぜ甚句亭に行ったかというと、お店の前に「郷土料理」と書いてあったから。で、メニューがないに等しいこのお店で
「地元っぽいものください」というと、
「よっしゃ、じゃあ馬刺しいこか~」と。
「ダメダメお肉ダメ、からしれんこんないですかー」というと
「ゴメン、ない~」というやいなや、買いに行ってくれたのでした。

普通は丸い。ここのは半月。
でもって、熊本のからしれんこんも輸入れんこんのが多いのだが、これは熊本産だそう。
外側の皮はウコンで黄色くしてある。
なぜなのか、謎はひとつぐらい、そっとしておきましょう。