山里ひぐらしの小径

木曽路の入り口、岐阜県中津川市から
人と自然とのかかわりをテーマに、山里、植物、離島など。

柿採りにいそしむ

2021-11-17 | 植物利用

霜が下り始めたものの、毎日毎日、昼間はよく晴れて風もなく穏やかで、この上ない平和を感じるし、夜は夜で、月が煌々と照り、星もものすごくよく見える。

こんないい日が続くことも珍しい。このような暖かい日には、どこかに歩きに行かなければもったいないのだけど、なり過ぎた柿を放置もできないので、柿採りをする。

2週間前にすでに採り始めてはいた。近所の人が、カラスにとられるからもう採った方がいいぞと言われたのだけど、実際採ってみると甘みが足りなくて、まだ早いようだった。いつ採るべきかとやきもきしていたのだけど、それから2週間経ち、今日でもまた若干早いぐらいである。けど、採ってからも熟してくるのだから、とにかく色の濃いのを採ることにした。

採ってみると、2週間前よりもかなり大きくなっていた。3割ぐらい大きい気がする。そしていまだかつてないほどの豊作で、今日だけでバケツ3杯、まだ採ってないのがおそらくさらにバケツ3杯ほどありそう。近所の人は今日はまた「そんなにあわてなくても大丈夫」などと言ってくれる。

今日採らなかった分は2、3日後に採ることにする。まだちょっと未熟な感じがする。枝にぎっしりついているので、枝がしなって垂れ下がっていて、道行く人が自由に採っていっちゃいそうな感じだ。

カラスは意外に行儀が良く、完熟したのを1個ずつついばんでいるようで、あれこれちょこちょこかじったりはしていないので助かった。それでも、なにものかが突っついたような傷のあるものがたくさんあった。

実家の柿もたくさんなっているのである。見てはいないけど分かる。そして、今日実家の草取りをしてくれているシルバーの人に、どうぞ持って帰ってくださいと伝えたところ、大喜びされて採っていかれたようである。

うちの柿と実家の柿と、生り年が同じなので困る。ずれてくれるとありがたいのだけど、柿はあるときには大量にあるのである。

どちらの柿もすごく甘くて、みんなにあげると大好評である。明日は少しずつ近所の人に配る予定。それもまた結構な手間なのだけど。

 



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