山里ひぐらしの小径

木曽路の入り口、岐阜県中津川市から
人と自然とのかかわりをテーマに、山里、植物、離島など。

宮川森林組合/企業の森植樹

2008-11-29 | 植物
三重県大台町の企業の森に、自然配植技術センターの一員として植樹に行ってきました。富士通中部システムズの80名の皆さんと一緒に植樹を行いました。
宮川森林組合の皆さんがコーディネートに一生懸命になっておられ、みんな気持ちよく過ごせました。

シカ食害のはげしい場所で、どのような森作りが可能なのか、しばし考えました。

近江屋ネットという会社のシカ防御ネットを利用。軽量でしっかりしていて使いやすいものでした。
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赤とオレンジの紅葉

2008-11-24 | 植物
帰ってきたら、玄関前の紅葉がこんなにきれいでした。
オレンジのほうのは、もう色あせています。
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木曽の酒・七笑のかわいいラベル

2008-11-24 | 山里
七笑のラベルにこんなかわいい梅の花がついていたとは知りませんでした。
かわいすぎます。
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晩秋のご馳走を囲む

2008-11-24 | 山里
知り合いの人が「お客さん」に呼んでくれまして、友人2人と泊りがけで行ってきました。
この後にも次々といろいろ出していただきましたが、ほんとおいしかった。一番手前は餃子の皮に紫芋が入って揚げられているもの。左の奥の方のはとうがらしの葉を甘辛く煮たもの。手前左はりんごとしょうがとゆずを甘く煮たものでした。

おいしいお料理をみんなで楽しくなごんで食べるのは最高の幸せです。

最近私の知人のブログはみんな食べ物ネタばっかなんです。これで私もお返しができた?
紅葉など揚げられていて日本の秋ですよ。


というわけで、新しいカメラ(リコーGX200)を買い、1枚目はすごくきれいな紅葉でも撮りたいと身構えていたのに、記念すべき1枚目は、紫蘇巻き(左側手前から2番目)の下手な写真になってしまいました。
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シナサワグルミの実はクルミの実

2008-11-19 | 植物
名古屋・栄のNHKビルの南東には公園があり、そこにたくさんシナサワグルミが生えています。いまの時期に行くと、実がたくさんぶら下がっていたり、公園の地面に落ちていたりします。

シナじゃないサワグルミの実をじっくり観察したことがないのですが、
オニグルミはいかにもクルミらしい(食べるクルミという意味で)実ですが、サワグルミは細い房で丸い実的なものは見当たらず、
オニグルミとサワグルミは全く違うタイプの実をつける、という認識だったのですが、
公園の地面をよく見ていたら、こんなふうに2つに割れている実を発見。5ミリぐらいですが、しっかりクルミの形をしています。

シナサワグルミとオニグルミは科も違い
オニグルミは食べるクルミの方なのですが
シナサワグルミも実がクルミっぽいというのは偶然でしょうか。

木の名が類似する場合は、たいてい材が似ていることから来ているのですが。
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栄・ケヤキ並木の紅葉する街角

2008-11-19 | めぐる季節と自然
1週間も前ですが、名古屋・栄の愛知芸術文化センターの南側のケヤキ並木の
紅葉が始まっていました。
ごちゃごちゃした看板だらけの日本の繁華街とは違う、
ちょっと素敵な街角でした。
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冬の到来

2008-11-17 | めぐる季節と自然
今日、隣のアベマキの大木から、はらはらと枯葉が降り始めた。
玄関の内側スペースは、あかあかと、本当に空間が赤い。玄関前にきれいなもみじがあるため、ある日突然この空間が赤くなるのだ。
今年はカリンも成り年で、地面にコロコロころがっている。

柿の実は去年より半月ぐらい早く赤くなったみたい。
草紅葉も赤や黄色やオレンジに透き通っているし、あでやかな秋です。

コブナグサで染めた毛糸で、マフラー完成。

事務所の中が寒い。ストーブがつけられない。
スタッフの&君が灯油のタンクのふたをかちんかちんに閉めるので、私の力では給油ができないのです……

もう半月ほども頭痛が続き、ぼんやりしている。
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紅葉がきれいです

2008-11-10 | めぐる季節と自然
今年の紅葉は鮮やかです。
今日も冷え込んでます。
ますますきれいになるでしょう。
今、タカノツメがまっ黄色、サクラが赤くなっています。
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会計ソフトの謎

2008-11-08 | なんとなく報告
ソリマチのNPO用会計ソフトを別のPCに移し変えて使おうと思ったら、データが移動できなかった。2台で使おうとズルを考えたわけではない。PCを変えようとしたただけである。私じゃなくってショーコさんに入力してもらいたいだけである。

やり方を聞こうと思って電話したら、有料だといわれた。
こんなことでいいんだろうか?
誰も怒らないの?
あたりまえなの?

NPOの中で会計担当者が変わるってことは、よくあることのはずなんだけど。

それにしても、データをすべてコピーするってことはできるのに、どうしてそのデータを認識しないのだろう。
不思議。

でもって、頭かかえてます。

だから経理はキライ。
会計ソフトで好きになれるかと思ったら、ますますキライになった。
経理をやっていると、次々と新たな困難が押し寄せてきて、
解決を引き延ばすと困難が雪だるま式にふくれあがる。


言うことを聞かない代わりに自主的な会計ソフトを使うべきか
言うことはよく聞くけど自分で考えないエクセルを使うべきか……
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タナトラジャ トンコナン倉彫刻足場 Tana Toraja 

2008-11-06 | 植物利用
こちらは、タナ・トラジャ地方の伝統的建築様式(トンコナン)の倉です。
倉の下に採れたばかりの稲束があります。

新しい倉に伝統的彫刻を施すために、足場が組まれています。
トンコナンは倉だけでなく人の住む家の様式でもあり、これを建築するときの足場の形はこのように決まっています。

じっくり見て分かったことですが、この足場は、まず地面ではしご状に組み立てられ、それを下から長い竹でよっこいしょとつっかえをして出来上がります。

タナ・トラジャのトンコナン集落は、ちょうど白川郷合掌集落みたいなイメージで点在しているのですが、今なお建てられ続けています。
日本のかやぶきの家と同様、この家を建てたり維持管理したりするには、普通の家よりもはるかにお金がかかるそうです。
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タナトラジャ 足場竹に乗って建築 Tana Toraja

2008-11-06 | 植物利用
昨日の記事の続きです。
スラウェシ島タナ・トラジャのランテパオという街で、建築中の建物。
竹の足場に平気で乗って工事してます。
竹がずり落ちたりしないのは当たり前みたいですがスゴイことではないですか。
建物の中も、竹がたくさん組まれています。
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タナ・トラジャ 足場竹・足場丸太 Tana Toraja

2008-11-05 | 植物利用
スラウェシ島・タナトラジャでは、建築の足場に、竹を使います。
これらの太い竹の結束も、竹を裂いたひもで行います。
このようにすべりやすいものを、人が数人乗っても落っこちないように結束する、タナ・トラジャの竹結束術はすごいものです。
「それは重さがかかると締まっていく縛り方だな」と、坂折棚田の直さんがつぶやいていました。さすが100%山里人は言うことが違います。

日本では建築の足場には、昔は足場丸太といって、細い間伐材を使っていました。
ちょうどこの竹と同じぐらいの太さだと思います。
今は鉄?のパイプを使っているので、間伐材が必要なくなり、その結果間伐材は売れないので間伐されなくなったり、切り捨てになったりしています。
今、原油の高騰で鉄の値段が猛烈に上がっているとのことですから、また小径木の間伐材が必要になるのかもしれません。

なお、この写真の家が傾いているのは、建て方が悪いわけではありません。
どうも2005年当たりから写真が右肩下がりになってしまい……。
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スラウェシ島の磯辺・渥美の豊穣 Sulawesi

2008-11-05 | 山里
話が海になってしまったので、インドネシアの海に戻ります。
これはスラウェシ島のボネ(ワタンポネ)というところ。夕暮れ時、磯で3人の親子がカキみたいなものを採っていました。
海は食糧調達の場です。


先日たまたま録画したイタリアの村の番組が、観てみたら海の恵みを得ている人たちの話であり、最近私の周りでなぜか物事が海へ海へと流れていくようです。

数日前、加入しているMLに書いたものを、ここに掲載します。


*** ***
私の母の実家は旧渥美町の伊川津(内海の、江比間の西)にあり、
子どもの頃は夏休みになると1週間も10日も滞在し、
「あんたら前か後ろか分からない」といわれるまで日焼けして
いとこたちと遊んだものです。
昭和55年ぐらいまでのことです。

食事時、ちゃぶ台の上は魚ばっか、アサリばっかでした。
叔父が魚を、祖母がアサリを採ってきてくれたのです。
「お客さんが来るから海にごちそうを調達に行く」ってことなのでした。

魚はボラやハゼの甘露煮、酢で〆た青い魚がどんぶりにいっぱい。
煮魚、焼き魚。何種類もの魚のおかずがありました。
私は肉も魚も食べない子だったので全然興味がなく、
叔母が買ってくれた「のりたま」ごはんとキュウリばかり食べてました。
部屋全体、生臭いにおいがして、ちょっと苦手でした。

アサリのお味噌汁は、アサリがお椀からこぼれんばかり、底の方にものすごく辛い八丁味噌のお味噌汁(きっとアカマル味噌)がちょこっと。アサリをお湯に投入しただけのお汁もよく出ました。それをおかわりして食べました。
みんなで食べるので、ボウルにアサリの殻がカシャカシャ音をたてながら山積みになっていきました。
アサリのお味噌汁というのはそのようなものだと思っていて、
大人になってから、お店やさんでお椀に2、3個アサリが入っている「本当のアサリの味噌汁」を見たときは、その上品さに驚愕しました。

ときどきアサリの酒蒸しなんかも、食べ放題に食べました。

私達子どもは、祖母についてよくアサリ採りに行きました。
「伊川津の海」と呼ばれていた遠浅の海で、川が流れ込んでいるところの地面はヤドカリや貝殻だけでできている不思議なところです。
砂地のところで小さい熊手みたいなの(名前知らない)で掘るのですが、アサリと同じような姿の石ころがたくさんあって、最初はそれにまぎれてなかなか見つけられないのです。が、祖母は目にもとまらぬ速さで石とアサリをよりわけて採っていきました。大体3秒に1個ぐらい採っていたのではないかと思います。
私も15分もすれば慣れてきて採れるようになり、子どもでもバケツ1杯ぐらいは採れました。


名古屋に帰るときには、アサリをいっぱい持たせてくれ、向こう3軒両隣に配ったものです。また、叔父がときどき名古屋にくるときにも、必ずバケツ2~3杯持ってきてくれ、近所に配ってもまだ冷蔵庫に入りませんでした。
くれるためにわざわざ採りに行ってくれるのです。
1、2時間海に行けば、アサリがそれだけ採れる、ということでした。
売れば2万円ぐらいになるとか聞きました。
なので、ちょっとお金が要り用なときには、海に1時間行って調達してくるのだと
母はうらやましそうに言っていました。
叔父はアサリは採っても採っても海から湧いてくると言っていました。
叔父が「業」としてアサリを採るときには、舟で沖へ行って
ジョレンというもので大量に掬い上げていたようです。
(大量に採れ過ぎてよくないと東京湾の人から聞きましたが)

近所の人は、渥美のアサリはおいしいと、喜んでくれました。
私は渥美のアサリしか食べたことがないので分かりませんでした。

大人になって、神戸に引っ越したとき、スーパーでアサリを買って、そのまずさに驚きました。それ以来、二度とアサリを買わないようにしました。
その後、中津川に住むようになり、スーパーで「渥美産」のアサリを見つけ期待しましたが、水っぽく、私の知っている渥美のアサリとは似て非なるものでした。鮮度と扱い方によってこのようにまずくされてしまうのかと驚きました。多分水に長時間漬けて「砂だし」をしているのだと思いますが、うちの親戚のアサリは砂だしなどしたことはありません。
そして今もアサリを買うことはまずありません。がっかりするだけだからです。
(2年ぐらい前、伊勢三河セミナーのとき丹羽さんが持って来てくれたアサリはおいしく、私の知っているのと同じでした)
多くの人があのようなものをアサリだと思って食べているのだとしたら、むしろアサリがかわいそうです。

うちでアサリが余ったときには、やっぱり甘辛く煮てました。

渥美のアサリのことですが、
昭和40年代と比べて、時代が下がるにつれ、変わった、と思ったことがあります。それは、殻の割れたアサリをよく見かけるようになったことです。

渥美は大規模農業で、農薬を大量に使っているはずですから、そんなことも影響しているのかと勝手に想像したりしました。
農業排水があの浅い内海に大量に流れ込むのは危険ではないかと思っていました。


アサリが減っていると知ったのは、伊勢・三河湾流域ネットワークに入ってからです。この2年ぐらいのことです。
聞けば、いつの間にか、渥美の親戚からアサリもほとんどもらえなくなっているということでした。アサリは尽きることがないと思い込んでいたので、ショックでした。


叔父の家は半農半漁でした。そういうと細々した感じがしますが正反対で、キャベツ、海苔、アサリ、スイカを大規模にやっていました。
冬に行くと海苔が忙しくてあまりかまってもらえませんでした。
海苔の網のやり方を教えに、兵庫県の須磨まで行ったそうです。
我が家にももらった海苔が困るぐらいありました。
渥美の海苔は浅草海苔に変身するそうです。

今はバラの温室栽培が主で、ときどきキャベツをやっています。
海苔はもうやめました。
バラは一昨年ぐらいから油の高騰で大変です。農業は工業と同じですね。


今、ときどき私が遊びに行くと、晩御飯には決まって、田原の和風ファミレスに連れていってくれます。
そこで1500円ぐらいのなんとか御膳を食べます。
ぶよぶよしたお刺身とかお寿司がついています。
ほとんど全部外国産の魚だと思います。
でも叔父叔母の気持ちがうれしく、それなりにおいしいです。

海に魚がいないからそうなるのか、
魚はいるけど捕りにいくのが大変だからとか忙しいからなのか、
海から食べ物を調達するという習慣自体が消えてしまったのか
海で採った魚よりファミレスの方がごちそうだと感じているからなのか

多分2番目と3番目だと思っています。

今思い出してはっきり思うことは、海は食糧調達の場だったってことです。
そっから食べ物を得て毎日生きていたってことです。


カニとカキをむさぼり食べた話もありますが本日はこれで。
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小値賀島 海が青い

2008-11-03 | 
海がますます恋しくなってきました。
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小値賀島 真っ白なイカすだれ

2008-11-03 | 
小値賀島の街の中心部のお土産やさん、というか、乾物屋さん、というか。
ワカメやアオサ、ヒジキ、ウニ、鰹節、干物、あご出汁の素……
いろいろな海産物の保存食が並んでいました。

ああぁ~っ!
突然思い出しました。
五島・平戸の「あご」とはトビウオのことでした。
今の今まで、さっき書いたテレビ番組との関連に、気づかなかった!

五島・平戸ではうどんやお吸い物の出汁はみんな「あご出汁」です。
私も「あご出汁の素」を買って帰ってきたのでした・・・
私もトビウオと結構旧知だったんだ。

昨日のテレビでは、日本では屋久島がトビウオ銀座で、9種類ぐらいのトビウオが暖流に乗って通過するそうです。屋久島から九州の西を北上するのもあります。

トビウオはインドネシアの方から大海を回遊して台湾の横を通り日本まで来るそうです。インドネシアではスラウェシ島にトビウオ漁の盛んなところがあるのです。
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