山里ひぐらしの小径

木曽路の入り口、岐阜県中津川市から
人と自然とのかかわりをテーマに、山里、植物、離島など。

紅葉が遅い

2016-10-31 | めぐる季節と自然
今日も青空です。けれど日が陰ります。
真っ白で薄い雲の切れ間に、青空が見えています。
ノコンギクの花が咲いています。

もう11月になろうというのに、ほとんど紅葉していません。
わずかにヤマノイモの葉だけが明るい黄色になり
今朝になってコバノミツバツツジがちょっとオレンジがかっています。
けれど、紅葉というほどの色の鮮やかさはありません。

山の方に行けばもう色とりどりの風景が見られるかと
昨日ちょっとだけ山の奥の方に行ってみましたが
標高700mぐらいではまだ全然で驚きました。

例年10月中旬にはいろいろ色づき始めるのですが。

まあ、寒くないのはいいことです。
秋の期間の過ごしやすい時期は、10月の1カ月間ぐらいしかありません。
その前は暑すぎるし、その後は寒くなります。
短すぎると思います。

写真:和歌山県印南港 10月中旬

秋の青空が続きます

2016-10-29 | めぐる季節と自然
今日も秋の青空が広がっています。
風で庭の草がゆらゆら、ふわふわと揺れています。
心地よさそう~。
というか、揺れるほど草を茂らせてることに問題があります……。

朝、夢を見ていました。
徳島県上勝町の山の中の古い小さな家。
壁は黒ずんだ板で、床も板で、昔の貧しい農家のよう。
私はそこの囲炉裏の前にいて、その家のおじいさんとおばあさんが順にやってきて、大きな薪をくべてくれるのです。
おばあさんは頭に白い手ぬぐいをしています。
薪が足りなくなったので外に行くと、薪と薪割りの道具が置いてあります。

場面代わって今度は宮崎県椎葉村の同じような山の家にいて
私は熊のはくせいを抱えています。はくせいは抱えられるぐらい小型で
大人のツキノワグマではないようです。
その毛並みを整えているのですが毛玉みたいなのができてしまってうまくいきません。
その剥製は、私が自分で撃った熊で自分で作ったものなのです。

変な夢。
現実とは異なる話ばかりだけど、なんか私らしい感じがして笑えます。
ガンバレ山里文化。


いい天気なので畑を片付けたいですが、ちょっと頭が痛いので、畑には行きません。
そうやって理由をつけて畑仕事をサボっているのかも。

冷たい雨

2016-10-28 | めぐる季節と自然
午後から雨が降り出した。
公民館の4階の窓から外を見ると、空は真っ白。
そして空の下の建物の群れも白くかすんで、まるで雪が降っているかのようだった。
いよいよ冬の到来。
辛い季節だ。

夏も辛いけど、冬も辛い。
冬は夜になるのも早くて、暗くなってから出かけるのも辛い。

暑くも寒くもない国に移住したい。
そんな都合のいい国なんかあるもんか、と、いささか自虐的な日本人は思うけど、
あるのだ。私は知っている。

そうはいいながら、四季の移り変わりを眺めることができるのは、素敵なことだと思う。

キンモクセイ満開

2016-10-27 | 植物
このブログって、月刊?(笑)

書きたいことは日々満載ですが、仕事を片付けてから……と思っているとタイミングをなくしてしまいます。

今日も昨日に引き続き、雲一つない青空。気持ちのいい秋の好天です。
けれど昨晩はなぜか急に雨がザーザー降り出し。一体どうなっているのかと思いました。


先週から、キンモクセイが満開です。今日あたり少しは散ってきただろうか。
とにかく、いつもの年よりも盛大に咲いていて、遠目にも木がオレンジ色に見えます。こんなことは初めてです。

例年、キンモクセイは10月3日ごろよく咲いているのだけど、今年は9月下旬に少し咲いて、それもほとんど目立たなかったのです。それが先週になって、溜まっていたエネルギーを吐き出すかのように爆発的に咲いているのです。遠くからも香ってきます。

キンモクセイが何度か返り咲きすることは前に記事にしたことがありますが、今年の状況を見ていると、返り咲きというよりは、おそらく、キンモクセイは秋になるまでに花芽を大量に準備しており、それを9月下旬から11月上中旬ぐらいまでの長期に渡り、継続的に、状況に応じて開花させているみたいです。
それが例年は10月3日頃大量に出しているのが、今年は後ろにずれたってことですね。


思いっきり書きたい愚痴がありますが、また次にします。