山里ひぐらしの小径

木曽路の入り口、岐阜県中津川市から
人と自然とのかかわりをテーマに、山里、植物、離島など。

地元学を実施

2006-06-28 | 森林環境教育
6月25日の地元学は塾生と恵那市の皆さんで行いました。夕立山森林塾のブログに掲載しています http://blogs.yahoo.co.jp/yuudatiyama 
うまくいくか不安がなかったといえばうそですが、杞憂でした。私は留守番していましたが、塾生の皆さんはみんなとても楽しんで、得るものが多かったようでした。

27日の高校での講座は種をテーマにしました。市街地で種探しをしましたが、きのうは蒸し暑く少々ばて気味。名古屋駅周辺は雑草の種類が少ない。栄のNHKビル前の方がはるかにたくさんあります。
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街の植物観察&野辺の植物観察

2006-06-22 | 植物
クスノキは花が終わり、直径2mmぐらいの実になっていました。葉っぱのダニ部屋はいつできるのか? 小さな新しい葉にもちゃんとダニ部屋があるのにびっくり。古くなって落ちていく葉っぱのダニはどうなるのか。そんな話題で盛り上がりました。
イロハカエデはブーメラン型の実が赤く色づいてとてもきれいです。来月はどんな状況になっているでしょうか。

街路樹の樹木に花が咲いたり実がなったりするとは思っていなかった受講生の皆さんが何人かいましたが、よく見ると楽しくなってくるようです。街の中を歩いていても自然・植物が楽しめる、ということを伝えたくてやっている講座なので、私も受講生の皆さんを見ているとうれしくなります。

草では、マツバウンランの果実。1本の茎に古い順に実がついているから、どう変わっていくのかがよく分かります。果実は2室に分かれていて、中に芥子粒のような小さな種が5~6個入っています。

キクの仲間は綿毛になっているものが多いのが分かります。

先月はタチカタバミが多く見られましたが、今月は普通のカタバミが見られました。

芝生はきれいに短く刈られ、雑草も取られていました。ご苦労様です。
ローズマリーが咲いていました。

ほか、ニワゼキショウ1本。単子葉植物と双子葉植物の花を見比べます。
見たことのない不思議な姿の草がありしばらくみんなでルーペを手にボーゼン。
調べるのが楽しみです。


午後は、とある川原にとある珍しい草の生育を確認しに行きました。
(分からない話ですみません)
こんなところにありそう、と思うところにあってうれしくなりました。
草本は多くの場合、木本よりもずっと、ありそうな場所がはっきりしています。

夕方から夜にかけては岐阜で打ち合わせ。
すっかり遅くなりました。

とても蒸し暑かったせいもあって疲れました。事務所に帰ってメールチェックしていたらあっという間に3時間です。
北海道に2週間も行ったせいで今週もまたてんてこまいです。
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北海道フィールドワーク

2006-06-20 | なんとなく報告
オヒョウの布(アツシ)、シナノキの籠を見に行きましたが、思いがけず印象に残ったのは、刺繍の脚半と手甲でした。作ってみたくなりました。
アイヌの女性の仕事です。

後半の3日は雨に降られました。やまない雨の中、山にいってアカエゾマツ、トドマツの森を歩きました。エゾオオサクラソウとミツバオウレンが真っ盛りでした。
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野麦峠は花の宝庫

2006-06-12 | 植物
野麦峠は亜高山帯に属し、シラビソの林がよく保存されています。針葉樹の宝庫で、トウヒ、ウラジロモミ、コメツガ、クロベ、リュウキュウマツ、サワラかヒノキ(間近に見ていないので分かりません)が自生、植栽ではイチイ、カラマツ、ドイツトウヒ、ヒノキがあります。

針葉樹は一見どれも同じように見えますが、枝で見分けをしているうちに結構はまります。よく似たモミとツガですが、ツガにはしっかり葉柄があります。

野麦峠が面白いのは、シラビソ林、サワグルミやブナの広葉樹林、人工林とくっきり分かれていることです。変化が楽しめます。林床の植物も変わります。
私が好きなのはサワグルミの林立する崩れそうなところ。絵に描いたように美しい森林です。

また、針葉樹が切り株から更新している様子がよく分かります。多くが根上がりになっています。こんな切り株にはカエデの仲間も一緒にいました。

いつ行っても花の多いところで、全く飽きません。マイヅルソウは本当に多く切れ目がありません。
エンレイソウも鎌で刈るほどあります。ツバメオモト、サンカヨウはいつも仲良く一緒にいます。

野麦集落側に下ると、タチカメバソウやオドリコソウ、ラショウモンカズラが豊富です。書いているときりがありません。参加者の皆さんも、花を見るのに目が回るほど忙しそうでした。

この日のバスガイドさんがベテランで、プロを感じさせるすばらしい方でした。細かいことによく気が付き、こちらが気を使わなくていい雰囲気を作ってくれました。

ところで、このブログは誰にも宣伝していないのに、なぜか毎日閲覧者がいます。一体どんな人が見るのでしょうか。
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きれいな薪の積み方

2006-06-06 | 山里
長さもぴったり、積み方にはきっちり角があります。そこのおうちの方の人柄がしのばれます。アベマキの薪でした。画像を入れようとしてもうまくいきません。
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