山里ひぐらしの小径

木曽路の入り口、岐阜県中津川市から
人と自然とのかかわりをテーマに、山里、植物、離島など。

白い夕暮れ

2017-02-16 | めぐる季節と自然
今日の恵那山は真っ白ではなく水色。
雪が少し解けたのが分かります。

4月のような暖かい日で、外に出ると心地よく感じます。
いつもこんな陽気だったら本当にいいのに。
夕方5時を過ぎても明るく、白く暮れなずむさまに
迫りくる春を感じます。
白さに黄色味を帯びないのが春先の夕暮れの色です。

そのようないい日に、ひどい頭痛で午後3時ぐらいまで暗闇の中にいた一日でありました。
写真も撮りに行けず。

今日会うはずだった知人も風邪で寝込み。
季節の変わり目の何かいけない気でもあるんでしょうか。

アセビちらほら・雪下ろし

2017-02-15 | 植物
1月頃からアセビはこの状態で、ちょっとだけ花を開いています。
梅はまだまだ咲きません。

2月の初めに渥美半島の親戚の家に行き、野菜をたくさんもらってきました。
日々食べているのですが、キャベツ、ブロッコリー、カリフラワー、大根、かぶ、白菜……
見事にアブラナ科ばかり。
唯一、絹さやだけがマメ科。1月20日頃の雪にやられて白いぽつぽつがあったけれど
とても甘くておいしい。
これから私の家のまわりでも菜花ぐらいは採れるようになりますが
当分アブラナ科の季節が続きそうです。


今日、鳥取市の知人から電話があり、まだ車が雪に埋まっていて出せないので、歩いて通勤しているそう。職場まで歩いて15~20分ぐらいだから、とりあえずそれに関してはいい運動だと思いますが。

テレビでニュースを見ていたら、どこか東北のほうだったかで、87歳の女性が雪かきをしていて水路にはまって亡くなったとか、岐阜県では84歳の男性が雪下ろしをしていて落ちて亡くなったとか。いたましい。
その年でそんな仕事をする人がおられることに驚く。
その人だってしたくてしていたわけではないだろう。
高齢化した日本の未来が思いやられる。


積雪の深さ

2017-02-13 | めぐる季節と自然
恵那山の頭。
2月の恵那山はいつもきれいです。夕映えになるとバラ色に染まります。
今年の元日は恵那山からの日の出を自宅で見ることができました。
毎年ちゃんと見るべきだったと反省。

雪が見たくなりました。
かつてはときどき山形とか福島とか新潟とかに雪を見に行ったものです。
私の印象では、一番雪深かったのは福島県です。
調べてみると、気象庁で積雪の深さ一覧表というのをネットにあげてくれています。
それによると、掲載されたたぶん200か250地点ぐらいの中で
一番深いのはやっぱり福島県の桧枝岐(ひのえまた)で
そこには只見線に乗って雪のときに行ったことがあります。
電車の窓から丸2日ぐらい雪を見ていたけど見飽きることがなかった。
住んでいる人はうんざりしていることでしょう。
そういうのを高みの見物というのか。ちょっと申し訳ない。

今大変な鳥取県では、智頭町よりも鳥取市内の方が多く積もっているということで
驚きました。

近場で雪を見るならやっぱり長野県北部かなぁと思います。山陰よりもずっと多いのです。

青い実と雪

2017-02-12 | めぐる季節と自然
山陰の大雪が嘘のように
こちらではあっけらかんと晴れた日。
かと思ったら少し雪がちらついたり。

鳥取市にも智頭町にも何度も行っているので
雪のニュースはしっかり見ています。
智頭町では以前から1月になるとものすごく雪が積もります。
豪雪地といっていいでしょう。
山奥の集落も多いのできっと大変だろうと思います。

2月に入ってから猫がにゃおにゃお騒いでいます。
そういう声を聞くのは数年ぶりです。
昨日家の前でつかず離れずの2匹を見たら
1匹はかねてから家のテラスに遊びに来ているノラ猫
なのにいつのまにかしゃれた首輪などしているのです。
最近見ないと思ったらどこかで飼われているようです。
濃いグレーのペルシアンブルーで、とてもかわいい子です。
猫ほどかわいい生き物がほかにいるだろうかとよく思います。

今年やたらとヒメヤブランの青い実が玄関前のアプローチに転がっています。
宝石のようでとてもきれいです。

雪に月の光

2017-02-11 | めぐる季節と自然
雪はほとんど降りませんでした。
夜になって皓々と照る月。屋根に残る雪が青く照らされています。

昨晩はいつもとは違いピリピリする頭痛に一晩中悩まされ、
余ってしまった粕汁、さすがに今日は食べる勇気がありません。

1月の終わりごろから、小鳥が庭先を歩くようになりました。
これも春の初めの風物詩です。
ツグミなど少し大型の鳥が、土の中の虫などをついばんでいるようです。
もうすぐバレンタインデーなので、木の梢の小鳥のさえずりもよく聞かれるようになるでしょう。
昨日、今日はジョウビタキの群れが庭の木に来ていました。オレンジ色と黒のコントラストがきれいでかわいい小鳥です。

季節が過ぎるのは本当に早い。
和歌山ではもう梅が咲いているそうです。
あっという間に春になるでしょう。

日本酒と粕汁と頭痛

2017-02-10 | 頭痛
ブログを再開したら3日ぐらい続けて書く。その後ずーっとサボる。
というのがいつものパターン
と分かっていながらやっぱり書く。

ここ数週間、ぼんやりした頭痛が取れない。
朝目が覚めると頭が痛い。
それが消えたり、ときどき猛烈にひどくなったりする。

もしや、酒粕のせい? とさっき気づいた。
今日もたくさん作っちゃったわ、粕汁。
だっておいしいんだもの。
近くのお店で見るからにおいしそうなクリーム状の酒粕を見つけたので
1月中旬からお味噌汁じゃなくて粕汁ばかり作っている。
発酵食品だから健康にいいと思ったのだけど。

もちろん酒粕が犯人だという証拠はないけど
一応ネットで 酒粕 頭痛 で検索してみた。
酒粕にもいろいろあることが分かったのとともに
にほんブログ村に「頭痛・片頭痛」というむらがあることを知りびっくり
すごいね、にほんブログ村。
登録しようかしら。

突然頭痛がひどくなって突然その原因物質に思い当たることがある。
この春は、タケノコ。
以来タケノコは敬遠している。

いずれにしても、今日は粕汁だめかもと気付いたけどせっかく作ったので食べてみたら、やっぱり頭痛がひどくなり、今かなり痛いです。
このごろ日本酒でもかなり強烈に痛くなる。


今朝はうっすら雪化粧。近くの山は全体的に白くなっていた。
16時近くに激しく降り出して、山も見えなくなった。
明日はどうなるのだろう。

雪が降らないので楽だけど、こんなに降らないのは少寂しい。

雪と、冬のらっきょうとあさつき

2017-02-09 | ネギの仲間 アサツキ・ラッキョウ・ノビル・ヒトモジ…

朝から細かい雪がしんしんと降っています。
ふわっとしているのに、真っ直ぐ素早く、どんどん落下してきます。
積もりそうなものですが、融けてゆきます。
音がありません。

ここ数年、この中津川ではほとんど雪が積もりません。
毎回名古屋に負けます。
名古屋で雪が降るのは若狭の方から伊吹山の横を通って雪雲が流れ込んでくることが多いからで、中津川ではその雲は来ないのです。


「月刊」ひぐらしの小径を脱却しようと思いましたが
脱却どころかほかのことをやっていて全然手が回らなくなっていました。
毎日ブログ更新するような安定した日々が送りたいものです。

年末頃には黄緑色を残してへたばっていたアサツキは、その後真っ白になって地面にへばりついています。まばらな白髪のかつらみたいな、アサツキの死体。
みすぼしくかわいそうな姿です。

一方ラッキョウは青白い緑色のまま、元気に葉を立てて生きています。
冬の姿がこんなに違うとは。

それに、新しく若い葉はどちらも同じような黄緑色ですが、成長しきった葉はかなり色が違うということです。


寒中のアサツキと言いたいところですが、いつの間にか立春も過ぎ、「寒」ではなくなっています。
日々の日差しと日の長さに春を感じます。