山里ひぐらしの小径

木曽路の入り口、岐阜県中津川市から
人と自然とのかかわりをテーマに、山里、植物、離島など。

体が緑を吸収する

2012-06-29 | めぐる季節と自然
今日は朝から何週間ぶりかで陽が射して
いい天気の一日かと思ったら、夕方から季節はずれの夕立。雷が激しく鳴った。
ここのところ毎日今にも降りそうで、結局降っていないので、
庭の木々は久しぶりに潤っている。

昼間暑いとホトトギスが啼かない。でも雨の後、また啼き出した。
今年のホトトギスはかなりの長逗留。夏までずっといるのだろうか。
昨晩もそうだけど、ときどき啼かない夜がある。
高原へ旅立ってしまったのかと思う。でも朝になるとまた啼いていたり。
昨晩は夜中に啼きだした。

昨日は不思議なことに、夜カエルの声もしていなかった。
鳴かない日は、全員そろって鳴かないのだ。
どういう申し合わせになっているのだろう。
天気の関係?


名古屋の私の実家は、大通りに面しているわけでもないので、
家の横を車が通らない。
すると夜中、音が何にもしないのだ。
眠れない夜に、何も音がしない、その空虚さ。
ホトトギスが恋しかった。
中津川なら、夜中にはカエルやらホトトギスやらがにぎやかにおしゃべりしてくれるので
眠れないときはそんな声を聴いているだけで、結構なぐさめられているのだと気づく。
都会の空気は、空っぽなのだ。


音だけではない。
山里のこの時期、雨でしっとしりた木々は、「緑の気」を発散させているように感じる。
体が緑を、あるいは気を吸収している感じがするのだ。
空気の中にあるみずみずしいもの。それが肌を通して私の中に入ってくる。

けれども、都会の空気は空っぽ。
数値的に言えば、この時期の名古屋やら都会の空気は乾いているのかもしれない。
木々は葉から水分を蒸散させている。
木がないところではその水分が空気中にないのだから。
実際に乾いていることを肌で感じるのだ。


雑木林の横の家、まわりが木々でいっぱいの山間地では
やっぱり空気のなかにあるものが、都会とは全然違うのだ。
音、におい、気、水分、などなどが。

この時期、ほんとうに日本の山里にいられることが有り難い。
日本は本来ほんとうに美しく素敵なところだと思う。


にほんブログ村 環境ブログへにほんブログ村へ *この記事気に入ったらクリックを!
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 田舎暮らしへにほんブログ村へ *応援の1票&ブログのリストにリンク



朴葉寿司の約束

2012-06-27 | 植物利用
▲梅かわいい!


実家に数日滞在。

先日父に朴葉寿司を送ったのだけど
父は、私が買って送ったと思っていた。
なぜかというと、「テレビでやってたのと、そっくりだった」から……。

「ふうん。鮭が入ってた?」と聞くと
「そこまで見てない。でも朴葉がおんなじ色しとった」……。

当たり前でしょうが。
それだけで「そっくり」って言ってしまっていいのですかい?


朴葉寿司はいつでもどこでも誰が作っても朴の葉で包んであるものです。


で、余談ですが、
あたらしく作った朴葉寿司をまた持っていったので
食べる?と聞くと、一目見て、「いらん」と。
しばらくして、
「あ、ご飯がはいっとるなら食べる。葉っぱだけかと思った」

って、当たり前でしょうが。
朴の葉っぱだけ食べさせようとしませんよ。



にほんブログ村 環境ブログへにほんブログ村へ *この記事気に入ったらクリックを!
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 田舎暮らしへにほんブログ村へ *応援の1票&ブログのリストにリンク


ホトトギス路

2012-06-24 | めぐる季節と自然
昨日も今日の日中もホトトギスがしきりだったけど
夜になってなぜか静かです。
疲れたか……?

ホトトギスは空の高いところ、西から東に向かって、
啼き叫びながら飛んでいきます。
ムササビがそうであるように、林から林へと渡っているのだと思うのだけど
大体いつも同じコースを飛ぶみたいな気がします。
自分で決めたホトトギス路があるのだろうか。

飛ぶ距離が長いから、小さな森が1つあるだけでは生息、あるいは滞在できないはず。
渡りという意味ではなくて。


ヒグラシが鳴くほどには、ムッとした暖かさがありません。
ヒグラシの直前に夏蝉が鳴くことになっているのだけど、もちろんそれもまだ。


今は代わりに何種類かのカエルが鳴いています。


本日もまたフキ採りと朴葉寿司づくりをせり。
今日は前からやってみたかった、アボガド入りの朴葉寿司。
やってみた結果……
ふうん……、 それで? っていう程度のものでした。
アボガド+ご飯 の組合わせの場合、おしょうゆが必須な気がします。



にほんブログ村 環境ブログへにほんブログ村へ *この記事気に入ったらクリックを!
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 田舎暮らしへにほんブログ村へ *応援の1票&ブログのリストにリンク


夏至過ぎて

2012-06-22 | 植物利用

今日もホトトギスは大忙し。

そろそろひぐらしが鳴く時期だけど
昨晩は寒くてとてもそんな感じではなかった。
今日は朝雨が残ったけれど、8時ごろから日が差してきました。

本日、朴葉寿司食べ放題デー。
夢のようです!

5合作って半分は実家の父に送った。
今、ヤマト運輸で、愛知・岐阜・三重の3県内なら、
「朝出して夕方ばっちり」の便がある。
9時までに宅急便事務所に持っていけば、その日のうちに着いてしまうのだ。
スゴイ。

それが、7時と間違えていて
朝5時から朴葉寿司づくりに取り掛かり、
6時45分に持っていったら、バイトの人しかいなくて
「8時に来てください」と言われ……。

たった今(19時25分)着いたと父より電話あり。よかった。

山椒も雨の中うちの横の林で調達。なんでもありますね、うちの横(笑)。
ちなみにミョウガも生えている。

朴の葉にも殺菌効果があるといわれているし、山椒も生姜も毒消しになるから
6月の食べものの腐りやすい時期、理にかなっています。


梅は氷砂糖で梅ジュースに仕込みました。
やれやれ、ひと安心です。


 
あとから椎茸入れたり。

にほんブログ村 環境ブログへにほんブログ村へ *この記事気に入ったらクリックを!
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 田舎暮らしへにほんブログ村へ *応援の1票&ブログのリストにリンク

ワラビに銅板

2012-06-22 | 植物利用
ワラビを青く茹でるために
出雲地方では銅板を一緒に入れるという噂。
料理研究家の中村成子さんが、著書に書かれているのを今日発見。
10円玉でもいいのかしら……

中村さんは東京のほうで生まれ育った方だが、
出雲に魅せられ、現在は出雲にも家を持って活動されている。


わたしはこの人の本を信用している。
なぜなら、実際にお目にかかって、お料理を食べさせていただいたことがあるからだ。

確かきんぴらごぼうだったと思うけど
食べた瞬間、きんぴらに頭張り倒されたかと思うほど、衝撃を受けた。
涙まで出てしまった。
決してそのとき精神不安定だったとか、神がかり状態だったとか
宗教的な心境だったとかいうわけでもなく、断食して飢えていたわけでもない。
おいしいということを最初から知っていて期待していたわけでもない。
でも、寝ぼけた頭のまま、なにげなく一口口にしたら
「何、これ?」と絶句してしまうようなおいしさだったのだ。

特に変わった味付けをしているわけでもない、何に凝っているわけでもない
普通のきんぴらごぼう。
それがとんでもなくおいしくて力強かった。
どう筆を尽くしても大げさだと思われてしまうだろう。

珍しい香辛料を使ったり
材料をふんだんに使って色とりどりにしたり、上手に味をつけたりして
おいしく作るレシピはいくらでもある。
パッと見おいしそうなお料理、そこそこおいしいお料理は
○レン○ページとか料理ブログでもいっぱい見かける。

でも、「ただのきんぴらごぼう」をここまでおいしくできるなんて、
ということに驚いたのだ。
甘いとか辛いとかを超えた、「力」「気」「神」とでもいいたくなるものだった。

ちょっとお料理上手な主婦か、あるいはセレブな奥様が誰かのコネで運よくテレビに出ちゃったというのではない。本物ってこういうことなんだと思った。
しかしその本物の味はテレビでは絶対伝わらない。
あ、いや、中村さんはものすごい名家の娘さんらしいのだけど、その肩書きで生きているのではなく、料理の腕が絶対本物なのだ。

料理ブログの流行によって
お料理もビジュアル化が進んでいると思う。
きんぴらごぼうなんて、きわめて地味で、ブログ向きではない。

あれから2年経った今も、あの体験は薄れない。
というか、あの体験をしたかどうかで、わたしの人生はものすごく違っているだろうと思う。
本当においしいってどういうことなのか、本当の料理ってどういうことなのか、知ったのだ。
とうていその域に達することはできないけど、何を目指せばいいかは分かるようになった。
その機会を作ってくれた野田さんにも感謝。総理の野田さんじゃないですよ。


マーマレードも、ほかの本では何度も水を変えてあく抜きすると書いてあって
今年はそれも試したけれど
結局中村さんの本の通りに作った、一晩水にさらすだけのやり方が
わたしには今のところ一番おいしいことが分かった。
もっともマーマレードの場合はみかんによりけりだと思うから、
一概にはいえないけど。


ちなみに、中村さんに、「どうしてこんなにおいしくできるのですか」とお聞きしたら
「命を大切にし心を込めるということです」という意味のことを言われていた。


とにかく、ワラビには銅板だって。
ほんとに、緑じゃなくて青っぽく仕上がってるのを見かけるもの。
そこまで青くなくてもいい気がするけど、出雲の人のこだわり&食卓のお洒落なんですね。


にほんブログ村 環境ブログへにほんブログ村へ *この記事気に入ったらクリックを!
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 田舎暮らしへにほんブログ村へ *応援の1票&ブログのリストにリンク

朴の葉を採る

2012-06-21 | 山里
突然時間にゆとりができたので
朴葉寿司を作ろうと、雨が激しくならないうちに、朴葉を調達。
うちの横の林に幼木が生えている。

幼木のうちは葉が採れるけど、大きくなってしまうと、高いところに葉がつくので
採れなくなってしまう。
今のうちに頭切って大きくならないようにしておきたい。
……って、私の木ってわけじゃないのだけど。

朴葉寿司は明日の朝には作りたいので、サケは大きな切り身のままではなく
一口サイズに切ってから酢で締めて時間短縮する算段。
あとは蕗と干ししいたけと紅生姜。
筍を採っておかなかったのがつくづく悔やまれる。
買えばいいのだけど、あまりお金をかけると価値が下がる気がする。

それにしても、朴の葉ってきれいですね。


朴の葉を採ったついでに足元のワラビも採って
収穫いろいろで幸せ。
こういうことで自然とつながることは、本当に心を癒やしてくれるものだと
実感する。
人間の精神安定にとても必要なことなんじゃないかと思う。



にほんブログ村 環境ブログへにほんブログ村へ *この記事気に入ったらクリックを!
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 田舎暮らしへにほんブログ村へ *応援の1票&ブログのリストにリンク

ワラビの青さ

2012-06-21 | 植物利用
農産物直売所でときどき、真っ青なワラビの水煮が売られている。
どうやるとあんなに青く茹で上がるのだろうと思っていた。
が、本日判明。簡単なことだった。

採ってきたワラビを、5分もたたないうちに、即刻茹でること。
鮮度の問題だったのです。


いまやワラビは大変不人気な雑草となり下がり
採り放題。
カマで刈るほどあります。
パッと見ただけで、目の前に、ニョキニョキ、ニョキニョキ。
GWの頃のあの奪い合いはなんだったんだろう。
人の心のうつろいやすいこと。

昨日はワラビ採り場で採ったけど、
今日はうちの真横の道端でほんの1分ほどで十分な量を調達しました。

少しだけ重曹を入れた熱湯を通して、
生姜醤油をかけるだけ、というとても簡単な方法ですが
おいしい。
おかず調達は結構簡単です。



にほんブログ村 環境ブログへにほんブログ村へ *この記事気に入ったらクリックを!
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 田舎暮らしへにほんブログ村へ *応援の1票&ブログのリストにリンク

岩で瞑想

2012-06-20 | 山里
うちの近くのパワースポット。

誰もパワースポットとは呼ばない。稲荷神社と呼ぶ。
ほんとうに小さな祠で、管理する神主さんなど見たことがない、
川を背後に祀られている祠。
でもここに行くと、不思議にしんとした、安らかな、穏やかな気持ちになるのだ。

引っ越してきたときから気になっていた。この強烈なパワーが。
ほんとにパワーを感じる。

地域のお祭りはもっと離れたもっと立派な神社でやる。
だからなんだかよく位置づけがわからない祠。

でもとにかく、
不思議にとてもいい気持ちになれる神社なのだ。


うちの周りには大岩が多くて、この背後の川沿いは大きな岩だらけで、
500mぐらい下っていくと、五百羅漢という岩と羅漢さんの名所もある。

岩のあるところにはパワーがある。と2日ほど前にも書いた。
これは気功の先生がおっしゃっていたことだ。
磁界があるのだったっけ。
磁界はいいけれど、電磁波はどうなの?
ズバリこの神社のこの場所に、リニアの駅を作る案が有力だそうだ。

パワースポットを電磁波に置き換えるの、絶対やめて!
こんなところを壊されたら、急速に運気が落ちる気がする。
もう一つの候補地は五百羅漢だって。
自然と神の力を何だと思ってるのよ!



で、今日、郵便局の帰りに通りかかったら、風の音がしていた。
この神社は高い2本の杉と、桜と、そのほか大きな木に包まれている。
でも鬱蒼とはしていない。ほどよい木立の加減。

風が木々に当たって、さわさわさわさわ、と音を立てていた。
背後で川が流れる音がしていた。

小さな祠の前で手を合わせる時間。
山里の人、昔の人、みんなやっている。
それは瞑想の時間だと思う。
よく、感謝をしている、というけれど
むしろ、何も考えていないんじゃないかと思う。
頭の中、心の中、真っ白にしている時間。

そして、人によっては、自然の音に耳を澄ませている時間だ。
私にとっても。

手を合わせて、目を閉じていると、いろいろな音が聞えてくる。
風の音、鳥の声、カエルの声、蝉の声、コオロギの声、水の音。
その音を聞いていると、頭の中リセットされたみたいに、真っ白になる。


今日のこの祠、とりわけいい音でした。


にほんブログ村 環境ブログへにほんブログ村へ *この記事気に入ったらクリックを!
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 田舎暮らしへにほんブログ村へ *応援の1票&ブログのリストにリンク


薄紅色のナデシコ科

2012-06-20 | 植物
道端で初めて見た植物。
葉の感じはツメクサそっくり。でも花がカスミソウぐらいに大きくてピンク色。
草丈は10cmぐらい。
園芸植物の逸出だと思うのだけど。

田んぼの横の道だった。
帰化植物図鑑で見つからない。
今の私としての最有力説は、刈られてちんちくりんになったカスミソウだけど。

家に持って帰って花壇に植えたいようなかわいい花だった。



にほんブログ村 環境ブログへにほんブログ村へ *この記事気に入ったらクリックを!
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 田舎暮らしへにほんブログ村へ *応援の1票&ブログのリストにリンク

梅雨空つづく

2012-06-20 | めぐる季節と自然
台風一過、という感じでは全然ない天気。
朝からポツリポツリと雨、重く雲が垂れ込めた梅雨空。
空気がもわっとしています。
暑いというほどではないけど、湿度は高い。

隣の人たちが話している。
「台風全然だったねぇ、恵那市通ったとかいうけど」
「肩すかしだったねえ」

ほんとに台風が来たという実感がなかった。ほかの地方で暴風が吹いているというのが
信じられなかった。


今日も朝からホトトギスが叫びながら空を行ったり来たり。
まるできのうの分を取り戻そうというかのように、しきりです。


このぐらいの気候でずっと行ってくれるといいなぁ。
長袖を着ています。
ホトトギスの声は、こういう快適な空気の印象まで運んでくるから
余計にさわやかに聞こえるのかもしれない。



にほんブログ村 環境ブログへにほんブログ村へ *この記事気に入ったらクリックを!
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 田舎暮らしへにほんブログ村へ *応援の1票&ブログのリストにリンク

今日もきゃら蕗

2012-06-19 | 植物利用
昨日作った蕗の佃煮があまりにおいしくて
かなり減ってしまったし
まだ蕗がたくさん生えているので
今日また採って煮た。

家庭で作る朴葉寿司の具に、よくきゃら蕗が入っている。

朴葉寿司の具の代表的なものは、

サケかマスの酢じめ、シーチキン
ハチクの煮物、蕗
紅生姜
ときどき錦糸卵
ときどきその他佃煮、たとえば浅蜊の時雨煮

フキもハチクも5月から6月のものだから
ほんとうにこの時期のものを生かして
うまくできるものだと思う。

ハチクの季節はとっくに過ぎ去ってしまったけど
フキはまだまだ間に合います。


地元の人たちは、とっておきのへぼ(ハチの子)の佃煮を入れることも多いようです。


 近所の食料品&仕出し店「くらた」

にほんブログ村 環境ブログへにほんブログ村へ *この記事気に入ったらクリックを!
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 田舎暮らしへにほんブログ村へ *応援の1票&ブログのリストにリンク


台風がいま頭上に

2012-06-19 | めぐる季節と自然
雨もやんで、風も全然なく、
台風はうちでは全然どうってことありません、と書こうとしたら
午後9時に恵那市に来ているとTV。
まさにうちの真上です。
台風の目ってことでしょうが、
その前も、風は全然だし、雨も、ちょっと多めに降ってる、程度で
大したことはありませんでした。

4月3日の嵐のほうが10倍ぐらいひどかった感じ。
というか、風自体全然ないから比べ物にもならない。


世間が台風で大騒ぎしても
私の住んでいるところで「ひどい台風だった」と感じた記憶は
この20年で1、2回しかありません。引っ越してきたばかりの頃。

西から東に進んでいく台風が少し南を通ると、
雨風はうちの南東にある恵那山にかなり遮られるのではないかと思う。
それでいつも拍子抜けしてしまう。


夕方まで頭の上で啼いていたホトトギス、今は静かです。
台風の日はお休みとみえます。



にほんブログ村 環境ブログへにほんブログ村へ *この記事気に入ったらクリックを!
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 田舎暮らしへにほんブログ村へ *応援の1票&ブログのリストにリンク


今またニュースを見たら、台風は恵那市の最南端にいるみたいなので
恵那山の南側を通っていくようです。

ホトトギス啼きつる方を

2012-06-18 | めぐる季節と自然
一日に何度も、ホトトギスが叫びながら空を渡っている。
多分同じ鳥だと思うのだけど。
何を行ったり来たりしているのだろう……?
きっとなわばり宣言なのだと思うけど。

上空で啼くのはうるさくなくて、いい感じ。
ホトトギスはいつも、なんだか必死な感じの啼き方をする。
さえずってるとは言い難い。
本人にとっては普通なんでしょうね。

私にとって、一年で一番待たれるのがホトトギスの声。
ウグイス以上に好き。

子どものころ、名古屋の端っこでも、時々ヨタカを聞いた。
でも最近は全然聞かない。
ヨタカもいいものです。
もうちょっと増えてほしい。どこへ行っちゃったんだろう。


ホトトギス、ヨタカ、ツツドリ、カッコウ。
みんな頑張ってください。


カツオのたたきが食べたくなってきた。
季節を味わうのはいいもの。
今日は家のフキを佃煮にしています。
今度は苦味ばっちり残しています。



にほんブログ村 環境ブログへにほんブログ村へ *この記事気に入ったらクリックを!
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 田舎暮らしへにほんブログ村へ *応援の1票&ブログのリストにリンク


雨の音

2012-06-17 | めぐる季節と自然
早朝まだ暗いうちから
ベッドの中で雨の音を聞いていた。
強い雨だった。
雨の中で小鳥が啼いていた。

ほかに何の音も聞えない。
とても幸せな気分のひととき
雨の音を音楽のように鑑賞していた。

雨の音がすごく好き。
雨自体に音はないから、雨粒が何かにぶつかる音だとすると
都会の雨の音と、うちのような雑木林の隣の家の雨の音は
全然違うだろう。

自然のたくさんあるところで暮らすことについて
目で見るものに注目がいきがちだけど
このごろは音のほうが気になる。
いい音のところに住みたい。

願わくは、今の環境に、カジカガエルと水の流れる音をプラスしたい。
さらに願うなら、メボソムシクイとクロツグミとカッコウも。

車の音がひっきりなしに聞こえるようなところには
絶対住みたくないと思う。


今年カッコウとツツドリが来なかった。
気になる。



にほんブログ村 環境ブログへにほんブログ村へ *この記事気に入ったらクリックを!
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 田舎暮らしへにほんブログ村へ *応援の1票&ブログのリストにリンク

昨日の大事件とは

2012-06-16 | なんとなく報告

昨晩23時50分から、NHKの時論公論では水野倫之解説委員が
原発について解説するはずだった。
それが、オウム事件の解説に変更されてしまった。

確かにオウム事件は社会を揺るがす大事件だったけど
私としては、昨日はやっぱり原発でなきゃ、と思う。

水野解説委員の番組は18日月曜日に放送される予定。


シーソーが、原発稼動の方向にぐーんと傾いてしまった感じ。
どうなってるの日本。

震災で日本国民のすばらしさが讃えられたけど
実はすごいバカなんじゃないか日本。

中には仕事や生活のため(経済的な)に原発稼動してほしい人たちもいるけど
国民の大勢としてはもう要らないというムードだと思う。
国のトップの人たちとの意識とは、差がある。
上のほうの人たちはどうしてもっとシンプルにやろうとしないのだろう。



屋敷に大岩。大岩にはパワー。よって、不動明王。
お不動さん、原発どう思います?
岐阜県美濃市片知で


にほんブログ村にほんブログ村 環境ブログへ *この記事気に入ったらクリックを!
にほんブログ村にほんブログ村 ライフスタイルブログ 田舎暮らしへ *応援の1票&ブログのリストにリンク