山里ひぐらしの小径

木曽路の入り口、岐阜県中津川市から
人と自然とのかかわりをテーマに、山里、植物、離島など。

家に落雷したら火事になる、としたら自分はどうなるのか

2021-07-31 | めぐる季節と自然

昨晩の恐怖。近くに雷がドカーンと落ちた。尾根のようなところに家がある場合は、より恐ろしく感じる。我が家でなくてよかったと思う。

しばらく家じゅうのコンセントを壁から抜いていた。

雨もひどくて、北側の窓を閉め忘れていたら、水浸しになっていた。こんなに降り込むことはめったにない。

 

先日、市内の家が火事になったのだけど、それが落雷のせいらしい。家の中にいれば安全だと思っていたのだけど、落雷で家が火事になるなどとは今まで知らなかった(知らなさすぎるかも)。

だとすると、家の中にいても危険ということにならないか?

一応ネットでググってみると、家の中で落雷で死ぬとはどこにも書いてなかったけれど、電化製品の近くにいたりすると感電するとは書いてあった。

たとえ電化製品から離れていたとしても、家に落ちたらショックでどうかなりそうだ。ただ、火事になったとしても、おそらく爆発するわけではないだろうから、何とか逃げ出すことは可能かもしれない(と思いたい)。

前に2度、家のテレビが壊れたことがあったのだけど、あれはどこに落ちていたのだろうか。小さい雷が家の軒先に落ちたような気がするのだけど、そう思っているだけか。

いずれにしても、地震、雷、火事、親父というように、雷って怖いってことを久しぶりに思い出した。ちなみに最近の親父って怖いんだろうか? 私の父は優しかったし、すでにこの世にいない(涙)。

 

写真/ムクゲ Hibiscus syriacus  アオイ科フヨウ属(ハイビスカス属)

花びらのマットなしわしわ感がハイビスカスそのもの。中央が赤いのは「底紅」と言われ、茶花として愛好されているらしい。宗旦ムクゲとも言われる花色。宗旦とは千利休の孫で、やはり茶人とのこと。その宗旦が好んだという。

私もムクゲではこの色が一番好きだ。

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広いガーデンに似合うルドベキアは山野で野生化している

2021-07-30 | 植物

田んぼや畑のあぜ道にもよく咲いているアラゲハンゴンソウ(ルドベキア)。茎に白い毛が密生していて触るとごわごわする。

花びらのオレンジ色と真ん中の濃茶色部分のコントラストが強く、色鮮やか過ぎて、日本の野山の淡い色合いの中ではちょっとけばけばしいともいえるのだが、なぜかいい雰囲気をかもしだしていて、この花があるとつい写真を撮ってしまう。

この花の面白さは、群れ咲くさまに「動き」があるところ。茎がさまざまな角度に傾いて動きを出している。群れで咲いていて初めて面白さが出る。

もう一つの面白さは、真中の茶色いところ。ここは管状花(筒状花)の集まっているところで、周りのオレンジ色のものは花びら一つ一つが舌状花である。ヒマワリや百日草もこの構造をしている。この茶色いところが、花が咲き進むとともに上に盛り上がってきて、その玉のようなものがリズムを醸し出す。

この仲間では、秋になって舌状花が干からびて目立たなくなっても、この茶色のところだけが残って、それが絵になるものも多い。ポールスミザーさんが設計した軽井沢のピクチャレスクガーデン(絵本の森)では、入口にこの花が群れ咲いていてとてもいい感じだった。(記事下部にリンク掲載)

群れを楽しむものなので、広い庭で大型の草っぽい花を咲き乱れさせて野原感を出すのに使うといい。田舎道で良く見るのだけど、花壇や庭で栽培されているのはあまり見ない。外来種なのであまり野生化してほしくはないと思う。

この仲間のオオハンゴンソウは環境省指定の特定外来植物に指定されていて、高原では駆除対象になっている。冷涼なところに生育するもので、中部地方では標高700mぐらいでは見ることがない。御嶽や乗鞍の周り(岐阜県、長野県)では道路わきにたくさん生えている。

アラゲハンゴンソウもオオキンケイギクと比べれば冷涼なところを好むと思う。どちらも、ルドベキア属(オオハンゴンソウ属)で北アメリカ原産とのこと。

 

※軽井沢ピクチャレスクガーデンのルドベキア

- 山里ひぐらしの小径

 

- 山里ひぐらしの小径

 

動画あります

OGPイメージ

山麓夕散歩 ヒグラシ交響曲でたそがれる野生の菊やギボウシやノリウツギ

#satoyama #sunset wildflower countryside evening #cicada hosta chr...

youtube#video

 

 

 

軽井沢ホテル ↓ ロンギングハウス軽井沢(他のサイトに移動)

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ノリウツギ

2021-07-29 | 植物

ノリウツギが咲き出しました。

白く大きいのが装飾花で、受粉する機能がないのでこの花にはタネができません。

つぶつぶのが両性花。種子生産の役割を持つ。

根から糊ができ、それを紙づくりに使います。紙づくりに使う糊を何から採るかというのは、地域によって違い、トロロアオイから採ったり、ほかにもいろいろあるようです。

また、枝を切ると中が中空になっているので、ウツギ(空木)。

よって、ノリウツギ。

この乾いた枝は、火おこし(摩擦で火を出す方式の)をするときの棒に適しているらしい。火がつきやすいということです。

北海道にも多い木で、アイヌの伝説の中にも出てきます。

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漆器のお膳と、お膳を貸してくれる岩や淵の話

2021-07-28 | 山里

毎週行なっているオンライン山里勉強会。昨日の「各地の聞き書きを読む」で、2011年発行の「長野県木祖村の聞き書き」から、木曽漆器の製作・販売をしていた人の話を読んだ。

その方は初め漆器の産地である木曽の平沢(木祖村の近く)で漆器を作っておられたが、その後、作った漆器の販売に全国を回るようになった。鹿児島、新潟、伊勢などの旅館に行くと、お膳の注文をたくさん取ることができたのである。昭和40、50年代の話。

漆器なんて今の生活ではほとんど使わなくなっている。お重も、日常使っているのはウレタン塗装の気軽なもの。手入れにもあまり気を使わなくていいし、値段も高くないからあまりドキドキしないし。店先に並んでいるのもそういうのが主力だと思う。そのお重すらあまり使わずに、プラスティックの密閉容器を使ったりしている。

お重は、昔は、たくさん作ったおはぎを隣近所に配ったりするにも使った(らしい)し、お祭りだといえばお重にごちそうを詰めて持って行ったりした(らしい)ので、漆塗りのお重もよく使われていた。今はプラスティックの使い捨てパックに入れるし、お祭りでは仕出し屋や大手スーパーからオードブルを取る。

話を戻すと、当時の漆器の主力商品はお膳であり、昭和40、50年代頃は旅行ブームで全国各地の旅館で大量のお膳のニーズがあったということだ。

また、昔は家で結婚式や葬式をしていたので、そのとき何十客というお膳が必要だった。足りないときは組(自治会の一単位)で貸してもらったりしていた。けれども、近所の淵や岩で貸してくれる場合もあるのだ。

結構全国各地に膳貸し岩、膳貸し淵の昔話がある。うちの母の実家の方(愛知県の海ぎわ)では岩があって、その岩に「お膳5客貸してください」と頼むと、翌日岩の前にお膳が置いてあるというのである。愛知県の奥三河(山間部)では川の淵が貸してくれるらしい。頼んだ個数のお膳が淵に浮かびあがるというのだ。そんなのどうやって拾うのか。結構命がけである。

それらの話には、「お膳を返さなかった人があって、それ以後、貸してもらえなくなった」というオチがついている。そのオチがつくと途端に話が説教くさくなって面白さが半減する。というか、夢がなくなるなあ。

 

お膳の話では、「負けず嫌いだったのでお膳は借りないで全部買ってそろえた」という人もあり、お膳を借りると負けた気がする人、というのに笑えてきたりする。いるかもなあ、そういう人。

 

写真は話と関係ありません。

夕焼けの山里動画(静止画ですが)

OGPイメージ

やわらかなバラ色の夕焼けにヒグラシ 夏の夕暮れ

#sunset #Evening #cicada 撮影地 Japan 中部地方 7月下旬 20210726 Thanks for♪BGM ...

youtube#video

 

 

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コケオトギリは庭に気軽に生えているとか

2021-07-27 | 植物

近所の家の庭先にコケオトギリが咲いていた。自分の家の庭では見たことがなく、珍しいものかと思ったら、図鑑を見ると、庭先によく生えているという。都会の庭にもあるのだろうか。小さくてとてもかわいい。ハコベみたいなサイズ。

サイズ感はこんな感じ↓

本日は緊急事態が発生して時間がないので記事はこの程度。

緊急事態というのは、スモモの木に害虫が(俗に毛虫ともいう)大発生しているのを発見したこと。

毎日、今日はスモモ採ろうかな、と眺めていたのにその大量の虫に気づかなかったことが信じられない。いかに実しか見てなかったかということだ。

全く幸運なことに、野外活動プロフェッショナル(俗に原始人ともいう)の人が用あって我が家を訪れており、枝から切り落として全部焼き討ちにしてくれた。おかげでスモモの木はすっきりするし、その知人はスモモ大好きらしくスモモの実も全部食べてくれるしで助かった。全部といっても8個ぐらい。

ついでに、テングス病にかかって咲かなくなってかつ生い茂って玄関への通行を妨げている枝垂桜も切り、勝手に生えてきた桑も切りなどいろいろで午前中が終わった。その辺りには梅雨の頃ヒルが発生して近づけない茂みになっていたのだ。

おかげで家の前がすっきりと風通しよくなった。

しかし、あの害虫を見つけたときその人がいなかったら数日間恐怖で生きている心地のしない日々が続いたことだろう。ストレスで病気になったに違いない。

屋敷にある木は常に監視していなければまずいという教訓を得た(前から得ているが、なかなか手が回らず……)。毎日散歩の前に屋敷まわりを注意深く散歩することが必要だ。

それにしてもその原始人の人は、毎日のように川に行き鮎を一度に40匹捕ったり、春ならアマゴを大量に捕ったり、イノシシを鉄砲で撃って食べたり、マムシを見るやつかまえて焼いて食べたり酒におぼれさせたり、小鳥なども落ちてたら捕獲して食べていたこともあったり(たいていの鳥は食べたことがあるらしい)、秋にはヘボ(クロスズメバチ)など巣ごと獲って蜂の子を何百匹も皆殺しにしたりしているのに、今日我が家の虫を焼きながら「あーあー、今日一日でこんなにたくさんの命を奪っちゃって。かわいそうに、罪もないのに」などとずっと言っているのである。

どうやら、食べる目的でなく殺戮するのはよくないということらしい。

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クーラーの風が頭に当たると頭痛になること & キジの散歩

2021-07-26 | 頭痛

朝から頭が痛い。幸い寝込むほどではない。以前は毎日のように重い頭痛になっていたが、この頃はほとんどなくなっている。

今日の頭痛は予想されていたといえばされていた。昨日、ある人をお訪ねしたとき、クーラーをガンガンにかけてくださって、その風が頭を直撃したのだ。しばらくそのまま耐えていたが、15分ぐらいしてさすがにまずいと思い、頭に手ぬぐいをかぶって防御した。しかしその15分でもやっぱり悪影響が出てしまったようだ。一緒にいたその人は90歳を超えるご高齢なのだが、平気なようである。すごいですね……。私がだめすぎるのか。

頭に冷たい風がかかると頭痛になる。それは私においてはもはや確実である。2、3時間後であることもあれば、翌日ということもある。気づいたのは2年ぐらい前だ。

土曜日と、ときには日曜日にもひどい頭痛で寝込んでしまうというのが毎週のように起こっていた。近くの携帯アンテナ局が土日に特別強い電磁波を発出しているのではないかなどと妄想みたいな原因を考えていた。そして結論は、金曜日の午後、公民館でサークル活動をしているとき、私の席の真上にクーラーがあって風が直に当たってとても涼しくていい感じであることである。

それに気づくのに1年以上かかったと思う。気づいてから、中東のイスラム教の人たちみたいに頭にスカーフをかぶるようにしたら、土曜日の頭痛はなくなった。日曜日に頭痛になっていたのは、土曜日にもその活動があるときがあったためである。

 

もう一つは、彼岸のお墓参り。車で2時間半ぐらいのところにうちの菩提寺がある。そこにお墓参りに行くと、帰りに必ずひどい頭痛になるのである。一度はもう帰るのは無理と思うぐらいの倒れそうな頭痛だった。それでも帰った。危険だ。なぜお墓参りをすると頭痛になるのか。お墓で何かがついてくるのだろうかとオカルト的なことを考え、ネットでいろいろ調べたりした。それにしても、お墓参りをしたら御先祖さまやいろんなあの世の人たちが喜んでくれて頭痛が治るというなら話は分かるが、どうして恨まれなければならないのか。理由がよく分からない。

その理由も今年の春分かった。車の中でがんがんクーラーをかけるからである。秋の彼岸はもちろん、春の彼岸頃も車の中は暑い。そこで、今年初クーラーみたいなことも起こってしまう。よって、今は車でクーラーをかけるときは風が頭にかからないようにしたり、やはり頭に手ぬぐいをかぶったりしている。

余談になるが、ハンカチよりは手ぬぐいの方がはるかに便利だ。タオルのミニハンカチなんて手をふくのとメガネをふくの以外には使えないが、手ぬぐいは頭にかぶれるし首にも巻けるしスパゲティーを食べるとき白い服の襟元から垂らして汚れるのを防ぐこともできる。洗濯しても乾くのが速い。

そういうわけで、クーラーをかける夏の方が頭痛になりやすいわけなのだが、今年の冬、突然頭痛になり丸2日寝込んだ。頭を冷やした場合の頭痛は、動けなくなって、こんなに痛いなら生きているのやめたいと思うぐらいなのだが、原因は何だ? 風邪か?

そして思いついたのは、加湿器の風である。風っていうのか、白い空気。超音波式の加湿器。あれって、冷たい白い空気が噴出される。3日後に歌う仕事があったのだ。喉の乾燥は大敵だ。それで、寝るときに、加湿器の空気が顔の方に流れてくるようにセットした。布団の上に空気が落ちたら布団が湿るだけで何の意味もないでしょう。顔にかからないと。

どうもそれが悪かった。結局、仕事のために加湿器をかけたけど、それで頭痛になり仕事を休むはめになった。全く……いい教訓だ。超音波式加湿器も考え物だ。使い方を考えないと。やっぱり昔ながらのストーブにやかんかけて蒸気を出すのが一番いいんだろう。でも夜中はストーブ切るんだし……。

 

話をまとめると、クーラーの風が頭に直撃する生活をしている人は今すぐ改めた方がよいです。

 

写真は5月のキジ。この頃、昔よりキジをよく見かける。平気で人の目前を散歩している。ひょこひょこして結構歩き方がかわいい。少し濁った声でケンケン鳴く。七面鳥みたいに焼いて食べたらおいしそうな感じだ。鶏は飼われて食べられているけどキジをそういうふうにしないのは、やはり鶏の方がおいしいってことなんだろうか。

 

キジが歩いてる動画 あります

OGPイメージ

地面の餌ついばんでいたけど逃げていくキジ

#キジ 昔よりキジをよく見かけます。あんまり逃げません。食べちゃうぞー。 2021年5月 20210509

youtube#video

 
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ツクツクボーシとミンミンゼミが鳴き出しセミ四重奏

2021-07-25 | めぐる季節と自然

昨日ツクツクボーシが、今日ミンミンゼミが鳴き出しました。ツクツクボーシが先……?

梅雨明け宣言出てから(7月17日)アブラゼミが鳴き出して、毎日盛大に演奏するヒグラシがいて、

これでセミ4種がステージに上がった感じ。クマゼミはいないけど、いいです別にいなくて。暑苦しいから。まあにぎやかなひとではありますけど(フォロー)。

 

ヒグラシの声ってどうしてあんなに音楽的なんだろう。弦楽器の響きです。絶対音楽だと思ってピアノで音を拾ってみましたが、合うのがなかった。1匹1匹微妙に音程がずれています。そのずれが魅惑の和音になっている。雅楽とか仏教の声明みたいな感じの和音。

 

今朝はやぶでコジュケイ?なのか謎の鳥が地鳴きしていました。やぶを歩いていたので、そういう歩く系の鳥だと思うのです。

幼鳥の声は親と少し違うので分からないことがあります。

 

声はこちらの動画で紹介→朝から元気はつらつな夏の朝の鳥 青空の白い雲ふわり動かない

 

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道端のギボウシ咲く

2021-07-24 | 植物

コバギボウシ

道端に勝手に生えているギボウシが咲いてきている。結構たくさん生えている。3種あり、葉の小さい順に、コバギボウシ、キヨスミギボウシ(みたいなやつ)、オオバギボウシ。

みたいなやつ、というのは、この仲間は地域変種とか多いみたいで、図鑑で見る限りキヨスミギボウシなんだけど、断定はしないという意味。

植物の同定っていうのは、まだ駆け出しのころは「これは〇〇」とエラそうに断定していたものだけど、知れば知るほど断定できなくなる。知れば知るほど、知らないものがあることを知るからだ。そして、現段階で「それはそれ」だとしても、もしかすると後の世に変種とかに認定されることもあるかもしれないのだし、まだ発見されてない(名前が決まっていない)ものなのかもしれないし、……、という「かもしれないし」を考えるから断定できなくなるのである。よって、「私の知る限り、これは〇〇」という言い方になってしまう。

そうではなくても、雑種というのは意外に多くあるらしく、どっちつかずのものもよく見かける。

図鑑を常に見ていて知っているつもりであっても、自分が見ているそのページの次のページに、思いがけないものが載っていたりして、それを見落としていることもある。

 

ネット上では植物などほとんど知らない人が聞きかじりで書いていたりするので間違いも多い。そのことを責めようとは思わない。私も、植物分野でもそれ以外の分野でも、たくさんやらかしているだろう。専門家でなければ植物のことを語ってはいけないわけではないのだから、観光でお花畑を見てうっかり間違えたというのは仕方ないことである。(ただし、何も知らないのに専門家のふりをしてパクリと寄せ集めで専門的風サイトを作って広告で稼ぐなどはイタイまたはアクドイと言うしかない)。けれど、ネットを見るときは気を付けなければならないということだ。ネット上に発信することは誰のチェックも受けておらず言いたい放題でへんなものがまきちらかされている(わが身を含め)。

なんだか朝から愚痴っぽい。やっぱりダルいからか。

 

 

 

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◆ネムノキの花色が驚くほど濃くなっていた

2021-07-23 | 植物

咲き出してからしばらくたつネムノキ、こんなに濃い花色はあまり見たことがない気がする。昨日。↑

数日前のネムノキは色が薄い。↓

↑ 数日前

↑ 昨日

新しく咲いてきた花の色が濃いのだろうか。

夜になると葉が閉じるからネムノキなんだけど、花の色も眠るような感じだ。

先日はヒグラシだけが鳴いていたけど、昨日はアブラゼミが鳴いていた。

 

数日前の記事→ネムノキの花が満開 何度返り咲きするか - 山里ひぐらしの小径

動画あります

OGPイメージ

めっちゃ濃色のネムノキの花が川の横で風に揺れてるところにヒグラシとアブラゼミの声がふりそそぐ

#wild flower #riverside #rainy 撮影 Japan 中部地方太平洋側山地帯 7月下旬 20210722 *-...

youtube#video

 

 

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葉につくかわいい水玉と、ピントを合わせること

2021-07-22 | 植物

ジシバリの葉の水玉

この葉は縁に水玉が並んでいる。この場合、植物が不要な水分を葉の縁から排出しているということらしい。

葉の上にも水玉がいっぱいあるが、これもおそらくそうだろう。コロコロして、まん丸で、ほんとにかわいい。

下の写真のものもそういうものなのか雨水なのかよく分からないけど、雨水は落ちたときの衝撃があるから、こんなにきれいに載らない気がする。

下はサワオトギリ。この草は他の科の植物よりもよく水滴を載せているので、おそらく植物内部からの水のように思えるけど、よく分からない。

こういう小さなものにピントを合わせる場合、一番くっきり合うのは、オートフォーカスがうまくはまったときである。

うまくはまるというのは、撮りたいところにピントがきているということだ。

マニュアル(手動)でピントを合わせるよりもオートフォーカスの方がはるかに正確に合う。こちらが合わせたいところを100%察知してくれるわけではないので、(カメラにとって)変わったところにピントを合わせることができない。変なところにピントを合わせようとしている使用者は退散してくださいというわけである。

だから手動のピントを使いたくなるわけなのだけど、私の場合、今のカメラで、うまく合う打率は体感で2割ぐらいである。たまに合っていると、なんたる奇跡!と思ってしまう。ずっとそれは私の技術が足りないのだと思い、さんざん努力してきたがいつまで経ってもうまくならない。打率は1割から2割ぐらいに若干上がった感じはする。

ちなみに乱視なので、ピントが合わないのはそのためだとも思い、それを考慮してさんざん努力した。また、撮ったものはたいてい後(あと)ピン(=狙ったものより後ろにピントが合っていること)になっているので、それも頭に置いて努力している。カメラかレンズがおかしいに違いないと検査にも出したが、異常なしということだった。

まあこういうことを言うと、それでも私の技術不足という人が絶対いるだろう。女がカメラなど持っているとそういうことを言う輩が多い。女はメカに疎く車の運転も下手だと(というか自分の方が上だと)思い込んでる化石みたいな人が地球からなかなかいなくならない。

この際、私の技術不足かどうかはどうでもいい。どう対処するかだ。

最近知ったのは、カメラ側の理由で微妙に合わないことはよくあるらしい。それはあるものと思った方がいいらしいのだ。

さらに最近知って驚愕したのは、あるプロカメラマンがフォーカスは全てオートを使っていると言っていたことである。で、どこに合うか分からないので、とにかくオートフォーカスでいろいろ撮るということだ。

プロはてっきりマニュアルで厳密にバッチリ撮っているものだとばかり思っていた。そういう私も多分化石なんだろう。

それを聞いたからというわけでもないが、私ももう、マニュアルで厳密に合わせることに時間をあまりかけないようにしようと思っている。前述した後ピンのことがあるので、できるだけピントを前にもってきて写しても、当たったり当たらなかったりする。もう当たるも八卦になってしまっている。よって、マニュアルは使うけれども、微妙にピントをずらしたカットを何枚か撮ることにした。

今日の写真のような場合は、水滴が無数にあるので、適当に撮ればどれかに当たる。雑にいっぱい撮って後で選ぶというのがデジタル時代なんだろう。

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雨上がりの草の葉についた水滴を愛でながら歩くと

2021-07-21 | 植物

雨上がりのスギナ

連日、夕方から早朝まで雨が降る。夕立とはちょっと違う。

雨上がりの朝は、草の葉についた水滴が光る。コロコロした水滴を載せているものと、わりとそうでもないものがある。葉の表面に微細な毛が生えているものは、コロコロした水滴が載りやすい。

スギナは特に、まん丸の水滴をつけている。これは雨水が直についてこうなっているのではなく、スギナの「関節」から、スギナ内部の水を排出しているものだと思う。雨の後は特に、スギナがたくさん水を吸っているので、要らない水を出す。こういった草はスギナだけでなくほかにもいろいろある。葉の上ではなく縁にまん丸の水滴をぶら下げているものはたいていそうだ。

なんか、おいしそう……。

雨上がりのサワオトギリ

オトギリソウたちもまた水滴の目立つ草で、これは雨水を載せているようだ。道端のオトギリソウに気づくときというのは、花で気づくのではなく、水滴を載せた葉で気づくのだ。ほかの草が水滴を載せてなくても、オトギリソウは載せていることがよくある。そして、オトギリソウに載っている水滴は、きわだって白く光って見えるのだ。葉の色の関係なのだろう。

雨上がりのイネ科の草

これが何の草なのか分からない。まだまだ修業が足りない。こんな細い葉にもいっぱい水滴を載せているところがすごい。

ピントを合わせることについて(合わせにくいことについて)書こうと思っていたが今日はやめておく。

 

動画あります

OGPイメージ

山麓朝散歩 雨上がり田舎道を行くと用水の横にギボウシ 草の葉の水玉キラキラ ヒグラシとキジバトが平和に鳴いていました

#wildflower #countryside #grassdew 撮影 Japan 中部地方太平洋側山地帯 7月下旬 20210721

youtube#video

 

 

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山の上に入道雲的な雲が湧いている夏休みの前の日

2021-07-20 | めぐる季節と自然

昨日の記事と写真が同じ……(-_-;)

でも昨日の記事は10日前の写真だが、今日のは今朝の写真。写してる方向も違う。

ということで、山の上に出ているもくもくした雲を撮っているつもりです。

夏っぽく、見た目爽やか。

 

子どもの夏休みっていつからいつだろうと思って調べてみたところ↓

  ほかの人が運営しているサイト:2021年夏休みの期間はいつからいつまで?小学校・中学校・高校・大学・幼稚園

北と南で短く、真ん中辺で長い。

北海道、東北、沖縄、九州で短いのです。九州は例外もありますが。

すでに今日から夏休みに入り、土曜日からの連休と合わせるともう休みに突入しているところも多いようです。

 

ここのところ夕方強い雨と雷が来るので、夕方のウォーキングをしておらず写真もあまりありません。

今日も洗濯物が乾きそう。

 

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夏の朝のヒグラシとホトトギスは涼しげ タケニグサは暑げ

2021-07-19 | めぐる季節と自然

10日ぐらい前の空とタケニグサ

一応梅雨は明けたことになっているが、曇りがちだったり雨が降ったりして、今年は梅雨明け十日という典型的な夏の天気にはならないようだ。けれども晴れ間がのぞくと夏らしさがある。

今朝ヒグラシが鳴き出したのは4時25分だった。30分ぐらいしきりに鳴いて終わる。ヒグラシとホトトギスの声と雨の音が私のなぐさめだ。それを聞くと穏やかで幸せな気持ちになる。それらが聞こえない場所には住みたくない。

 

タケニグサは今が最盛期。ケシ科の花だけどヒナゲシとは全然イメージが違う。クサノオウという黄色いケシ科の花があるけど、それもまた違う。ケシ科というのは実にいろんなタイプのものがあると感心する。傷つけると、タケニグサとクサノオウは黄色い汁が出る。ヒナゲシは白い汁が出ると思ったけどどうだったかな。麻薬になるケシも白い汁が出る(写真を見た)のできっとそうだろう。

キジバトが鳴いている。キジバトの声は平和な感じだ。

 

ヒグラシとホトトギスの声は動画で聴けます

0:43からホトトギス

OGPイメージ

小鳥ホオアカ?とホトトギスと赤と緑の葉っぱの補色を愛でてみた

#Votanical #hillside #birds sound  秋に葉緑素がなくなって葉が赤くなりますが、春の新芽にも赤いものがあるし...

youtube#video

 

ヒグラシ

OGPイメージ

谷間のネムノキが満開。ヒグラシの合唱も音楽的。

撮影 Japan 中部地方太平洋側丘陵帯 7月中旬 20210717(音声は別録) *----------*----------*----...

youtube#video

 

タケニグサ

OGPイメージ

【15秒で分かる】この花なに?7月になって咲き出した。汁でかぶれる人もある

#植物#荒れ地#かぶれる タケニグサ Macleya cordata ケシ科 切り開いたところや崖っぷちなど、地表面が動いているようなとこ...

youtube#video

 

 

 

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ネムノキの花が満開 何度返り咲きするか

2021-07-18 | 植物

ネムの花が満開になりました。

とてもきれい。いい色です。

花はつぼみのとき濃い色で、開くにしたがって色が薄くなります。

 

ネムの花は7度返り咲く というような俚諺が東北の方にあるようです(何かで読んだ)。

7度返り咲くのは見たことがないけど、3回ぐらいは咲き返す年がよくあります。

今年は何度咲くか。

楽しみです。

ネムノキは川沿いでよく見ます。長野県の真ん中辺の町では街路樹になっていました。

動画で紹介しています。

 

OGPイメージ

谷間のネムノキが満開。ヒグラシの合唱も音楽的。

撮影 Japan 中部地方太平洋側丘陵帯 7月中旬 20210717(音声は別録) *----------*----------*----...

youtube#video

 

 

東海地方ではついに梅雨明けとなりました。来週の降水確率は毎日高いのだけど、梅雨の雨とは違うということでしょうか。夏があまり暑くならないことを願うけど、予想気温は35度36度というのが並んでいます。そんな数字を見ても驚かなくなりました。

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マルバマンネングサとメキシコマンネングサ&梅雨明けが遅いことについて

2021-07-17 | 植物

マルバマンネングサ(在来種) 7月上旬

アスファルト道路のわきにずーっと黄色い道ができていて、どうせメキシコマンネングサだろうと思ったけど、よく見たら葉が違う。マルバマンネングサという在来種のようだ。

マルバマンネングサ(在来種) 7月上旬

メキシコマンネングサ(外来種) 5月

メキシコマンネングサは5月にやはり道路わきで咲き誇っていた。これまでその花を知らなかったのだけど、結構都市部ではびこっているらしい。その名から分かるように外来種である。この仲間は似たものが多くて、コモチマンネングサという外来種もよくあるが、そちらは道路わきではなく庭の隅の若干湿ったところにはびこる。

よって、マルバマンネングサも外来種かと思ったら、在来種なのだった。

在来種のこの手のものはほかにヒメレンゲという、5月頃渓流で水しぶきを浴びながら咲く魅力的なやつがある。最近見てない……。

動画あります 2分30秒から

OGPイメージ

山麓夕散歩 7月上旬山里風景ヒグラシ鳴いて小川の横にオレンジのヤブカンゾウや薄黄色のオダマキが咲き乱れ

#Japanese countryside #wildflower #ricefield #rainyseason #hosta #smal...

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今日は割とよく晴れている。梅雨の間ずっと、朝は晴れ、午後は雨、夕方雨が上がるという毎日だった。今日は一日中晴れるらしい。

梅雨明けを調べたら昨年は何と8月1日だった。今年は梅雨入りが早かったので、梅雨明けが遅く感じるけど、別に遅くもない。子どもの頃に比べて梅雨明けがだんだん遅くなっている気がする。子どもの頃、夏休みは7月21日からだったが、その前の2週間ぐらい?は半日で学校が終わり、田んぼの中の道をぶらぶら帰ったものだった。そのとき雨が降っていた記憶はない。いつも暑くて、田んぼの用水にハンカチを浸してそれを顔に当てて涼を取ってたことを思い出す。暑いとはいっても今のような死にそうな暑さではなかった。家に帰ると母がひやむぎを作って待っていた。当時はひやむぎのつゆなどお店に売ってなくて、母は毎日花かつおでだしを取っていたので、家の中にしょうゆだしのいいにおいがただよっていた。現代はいろいろな既製の食品ができたことで生活から香りが失われていると思う。

田んぼの中を帰ったなどと言うとものすごい田舎のようだが、名古屋市内だった。いい時代だったなあ……。

でも今もいろいろ便利でそういう意味でいい時代だ。

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