「蔵出し・山里のおいしい話」シンポジウムと銘打った主催行事を本日無事終了しました。80名もの方においでいただき感無量です。
感無量なことがありすぎて何から書けばいいのかもわからず
つっかえているのですが
とにかく、山里文化研究所のスタッフたちに御礼をいいたい。
本当はこういうことは外の人に第一に御礼をいうべきなんでしょうが
今の私の宝物は、このスタッフたちです。
半年前は、1人だったのに
どうしてこんな理想的状態になっているのかよくわからない
失ったものがたくさんある代わりに、得てきたものもたくさんあることに
気づきます。
この行事をきっかけに、山里文化研究所はあっという間に変貌した気がします。
正確に言うと、この行事の前に私が不在だったこともあって、かもしれません。
私のいない間、みんなで考えて本当に力を合わせて作り上げてくれたことが
私にとってはこの行事を行ったことの最大の成果のように感じている。
もう私がいなくたって、準備や事務的なことはみんなできてしまうのです。
今日は私はほとんどバカみたいに立っているだけでした。
みんな、スタッフがやってくれた。
前から求めていた新しい場所が用意されたように感じています。
事務のパートさんとして来てくれている2人が、事務という単純な立場ではなく、すごく主体的にかかわってくれた。休日は本来出勤日ではないのに、私が何も頼まないのに、自主的にいつのまにか来ることになっていた。
それがなかったらどんな大変なことになっていたか。
私の想像以上のスタッフの能力や顔が見えてきました。
人間の能力って計り知れない。すごさを感じます。
人と人の間で、思いやりや助け合いの気持ちがあるとき、それが引き出されるようです。
うちの人たちは、コミュニケーション能力が全員非常に高く、しかもものおじしない。今日も突然マイクを振られても、平然と話していた。頼もしいです。みんな最強で最高です。
みんなが生き生きと仕事している姿を見て、私は本当にうれしかったということです。
今日の料理は、
リョウブ飯2種(昔風、現代版提案)
麦3割と大豆の入った御飯(かてめし)
缶つぼ味噌(空き缶に味噌と油揚げなどの具を入れて加熱)
ゆで玉子(!)
を主な出し物にして
あとは山里のおばちゃん、おばあちゃんがご持参くださったもの。
お漬物や、切り干し大根の甘酢漬け、煮物など。
森林文化アカデミーの女子が、不思議な植物パンを焼いて持ってきました。
リョウブ飯、麦豆ごはん、缶つぼ味噌は、聞き書き集に登場するメニューから選んで復元したつもり。
昔、白い御飯が食べられなかったころ、白い御飯と比べるとあまり喜ばれはしなかった食事メニューのはずなんだけど
参加者の皆さんから「すごいご馳走」といわれ。
どれも大人気でした。
500円では安すぎる、1000円にしろと皆さんからうれしい声が聞こえました。
最初は朴葉寿司がメニューにあがっていたけれど、やめてよかった。
朴葉寿司は、ほんとのご馳走だから、ご馳走と思われて当然。それじゃ面白くない。
季節のフキや破竹の煮物は「不動滝やさいの会」からとったけれど、これもよかった。麦以外は米、味噌、大豆、お茶までほぼすべて地元産(砂糖とかおしょうゆは市販だから違います)。
とにかく今日のメニュー選択は最高でした!
それから、お皿代わりに朴葉を用意(っていっても、結局まちこさんに朴葉をいただくことになったけど)。あんど君が説明すると「きゃーステキー」と参加者に大ウケ(あんど君がではなく朴葉がです)。こちらとしてはわりとフツーに思いつく感覚なんですが。一時「葉っぱで包む」に凝ってたから。
やっぱり都会の人には朴葉って珍しくてうれしいんですね。上勝町の成功を思い出します。
ゆで玉子は古い竹箕にわらを敷いてその上にてんこ盛りに。
これはグリーンツー感覚なのかなぁ。
まちこさんが午前の食事作りの講師だったんだけど、実は麦御飯は作ったことがないと聞いてびっくり! 今日は麦3割です。昔は5割でも普通だったみたい。今は麦御飯食べる人でもたいてい2割ぐらいだと思います。
大豆を少しゆでてから入れるってのは学んだなぁ。すごくおいしかった。
ゆで玉子も芯がちょっと透明なゆであがりのために真剣勝負、これは森林文化アカデミーの男子学生さんが担当してくれました。
お料理が粗食過ぎてみんな不満になるのではと心配でしたが、
全くその反対でした。
現代人にとってのごちそう感覚がよく分かりました。
山里文化研究所のあんど君はじめ、あいさん、ショーコさんがてきぱきリーダーシップをとり、このことに何の違和感もなく当たり前のように進めちゃえたのは、日ごろ事務所でみんなで昼食作りあって一緒に食べているからだと思います。食事づくりを仕事とするのが普通。
それにやっぱりみんなで食べるって大事です。
昼食を囲んで、スタッフの絆は深くなってます
最近私だけ参加してませんが……でも私がおそがけにのこのこ事務所に行くと、みんなが「ごはんありますよ!」と薦めてくれる。涙です。
※あんど君は、「サラダ菜ありますよ。食べますか?」とか、唐突な変わったことをよく言います。
山里食堂、このセンスでいけばやれる?
助成金もない、仕事もない、お金もない、あるのはスタッフだけですが
絶対もちこたえなければ。
やっぱり執筆行脚に出よう(整合性がない話)。
とりあえず、来週は、みんなで日帰り慰安旅行です。
感無量なことがありすぎて何から書けばいいのかもわからず
つっかえているのですが
とにかく、山里文化研究所のスタッフたちに御礼をいいたい。
本当はこういうことは外の人に第一に御礼をいうべきなんでしょうが
今の私の宝物は、このスタッフたちです。
半年前は、1人だったのに
どうしてこんな理想的状態になっているのかよくわからない
失ったものがたくさんある代わりに、得てきたものもたくさんあることに
気づきます。
この行事をきっかけに、山里文化研究所はあっという間に変貌した気がします。
正確に言うと、この行事の前に私が不在だったこともあって、かもしれません。
私のいない間、みんなで考えて本当に力を合わせて作り上げてくれたことが
私にとってはこの行事を行ったことの最大の成果のように感じている。
もう私がいなくたって、準備や事務的なことはみんなできてしまうのです。
今日は私はほとんどバカみたいに立っているだけでした。
みんな、スタッフがやってくれた。
前から求めていた新しい場所が用意されたように感じています。
事務のパートさんとして来てくれている2人が、事務という単純な立場ではなく、すごく主体的にかかわってくれた。休日は本来出勤日ではないのに、私が何も頼まないのに、自主的にいつのまにか来ることになっていた。
それがなかったらどんな大変なことになっていたか。
私の想像以上のスタッフの能力や顔が見えてきました。
人間の能力って計り知れない。すごさを感じます。
人と人の間で、思いやりや助け合いの気持ちがあるとき、それが引き出されるようです。
うちの人たちは、コミュニケーション能力が全員非常に高く、しかもものおじしない。今日も突然マイクを振られても、平然と話していた。頼もしいです。みんな最強で最高です。
みんなが生き生きと仕事している姿を見て、私は本当にうれしかったということです。
今日の料理は、
リョウブ飯2種(昔風、現代版提案)
麦3割と大豆の入った御飯(かてめし)
缶つぼ味噌(空き缶に味噌と油揚げなどの具を入れて加熱)
ゆで玉子(!)
を主な出し物にして
あとは山里のおばちゃん、おばあちゃんがご持参くださったもの。
お漬物や、切り干し大根の甘酢漬け、煮物など。
森林文化アカデミーの女子が、不思議な植物パンを焼いて持ってきました。
リョウブ飯、麦豆ごはん、缶つぼ味噌は、聞き書き集に登場するメニューから選んで復元したつもり。
昔、白い御飯が食べられなかったころ、白い御飯と比べるとあまり喜ばれはしなかった食事メニューのはずなんだけど
参加者の皆さんから「すごいご馳走」といわれ。
どれも大人気でした。
500円では安すぎる、1000円にしろと皆さんからうれしい声が聞こえました。
最初は朴葉寿司がメニューにあがっていたけれど、やめてよかった。
朴葉寿司は、ほんとのご馳走だから、ご馳走と思われて当然。それじゃ面白くない。
季節のフキや破竹の煮物は「不動滝やさいの会」からとったけれど、これもよかった。麦以外は米、味噌、大豆、お茶までほぼすべて地元産(砂糖とかおしょうゆは市販だから違います)。
とにかく今日のメニュー選択は最高でした!
それから、お皿代わりに朴葉を用意(っていっても、結局まちこさんに朴葉をいただくことになったけど)。あんど君が説明すると「きゃーステキー」と参加者に大ウケ(あんど君がではなく朴葉がです)。こちらとしてはわりとフツーに思いつく感覚なんですが。一時「葉っぱで包む」に凝ってたから。
やっぱり都会の人には朴葉って珍しくてうれしいんですね。上勝町の成功を思い出します。
ゆで玉子は古い竹箕にわらを敷いてその上にてんこ盛りに。
これはグリーンツー感覚なのかなぁ。
まちこさんが午前の食事作りの講師だったんだけど、実は麦御飯は作ったことがないと聞いてびっくり! 今日は麦3割です。昔は5割でも普通だったみたい。今は麦御飯食べる人でもたいてい2割ぐらいだと思います。
大豆を少しゆでてから入れるってのは学んだなぁ。すごくおいしかった。
ゆで玉子も芯がちょっと透明なゆであがりのために真剣勝負、これは森林文化アカデミーの男子学生さんが担当してくれました。
お料理が粗食過ぎてみんな不満になるのではと心配でしたが、
全くその反対でした。
現代人にとってのごちそう感覚がよく分かりました。
山里文化研究所のあんど君はじめ、あいさん、ショーコさんがてきぱきリーダーシップをとり、このことに何の違和感もなく当たり前のように進めちゃえたのは、日ごろ事務所でみんなで昼食作りあって一緒に食べているからだと思います。食事づくりを仕事とするのが普通。
それにやっぱりみんなで食べるって大事です。
昼食を囲んで、スタッフの絆は深くなってます
最近私だけ参加してませんが……でも私がおそがけにのこのこ事務所に行くと、みんなが「ごはんありますよ!」と薦めてくれる。涙です。
※あんど君は、「サラダ菜ありますよ。食べますか?」とか、唐突な変わったことをよく言います。
山里食堂、このセンスでいけばやれる?
助成金もない、仕事もない、お金もない、あるのはスタッフだけですが
絶対もちこたえなければ。
やっぱり執筆行脚に出よう(整合性がない話)。
とりあえず、来週は、みんなで日帰り慰安旅行です。