すっごく珍しく手当ての出る残業になった。
駅を出ると目の前を白い普通の(非SUV系)SX4が走ってるのを見て、「珍しい事の連続だぁね」と少し得した気分です(笑。
でも実は賞与が廃止され、月の手取りは入社以来最低(新人の時のが上)水準となり、僅かな残業も焼け石に水。
疲れからか降りる駅を寝過ごし、戻って30分以上もタイムロスしてたりも(涙。
得した気分、実は大損の結果だったりします。
得した気分がタイトルに繋がるのですが、今や昔の「見回せばカローラかサニー」以上にプリプリ氾濫状態です。
バッテリーが高性能(容量は減ったようですが)化したアクアも大人気だとか。
で、職場の仲間が日産の新型ノートの話から試算話をしてたのを思い出しまして。
プリウスのバッテリー交換は70万~の大枚が必要なのは有名な話。
トヨタの営業が本音で「燃費は確かに良いけどそれで元をとれるかといえばNOなんだよね」と暴露していたを裏付ける数字。
「年間7万km以上、月に5千km以上走る人でないとプリウスは多少燃費のいい同排気量クラスよりトータルコストが高くなる」というもの。
この数字にはビックリ、でも確かにNiMHを使いメモリー効果を技術で回避しても劣化の速度はそれなりに早いと思う。
リサイクル可能な材料を使えど、売れてる台数から考えればバッテリーの全てをリサイクルさせたらコストに跳ね返ります。
最近はPHVなんてのも追加されたようで状況が変わってきたようですが、HVで燃料から得る電気を動力源にするとコンセントからの電気より単価は場合によっては10倍近く高い事になるとか!
ガソリンエンジンを積む以上、常にエンジンは電気を浪費します。
そう考えると数百キロをバッテリー残だけで発電できないディーゼルジープで無事帰還した故障のような芸当はガソリンでは不可能。
国策でディーゼルを悪者にし、わざと緩めた規制値がメーカーの開発努力を下げた結果が世界に遅れをとり、ディーゼル後進国となった「出遅れ自動車メーカー国」日本がごまかすためのイメージ作戦がHV美化にしか思えなくなってきた。
実際、動力源のコンバートは必ずロスを生じて本来のエネルギーより増える事は無い。
数年後に登場すると噂が絶えない新型バッテリーは夢のような性能らしいが、単価もきっと夢、それよりリサイクル技術に目処が立って無いでは公害になる。
仕事や長距離ドライブが日々の用途ならプリウスという選択も意味を持ってくるかもしれないが、普通の家庭なら恩恵よりもリスクをもたらしてるのではないのかな?
構造によってはトルクの太いモーターはガソリンに対して魅力かもしれないが、良くできたディーゼルと比較したらどうだろう?
すかいあくてぃぶDがその一端を示してるのでは?
あくまでも個人的推測だが、今後はディーゼル「でも」勝負できないメーカーの淘汰が起る気がしてならない。
HVが次世代の通過点と考える人は多いと聞く。
既存のロータリー以外の選択枝は今後も残り進化をするんだろう。
その先に何があるのか、興味は尽きない。
で、おたくのプリウスは福の神してますか?
うちのSX4(2L)は...やっぱり燃費いいエンジンが羨ましいっす(汗。