
年始早々から親父の脳挫傷でドタバタが半年以上続いていてバッテリーのメンテナンスが滞り気味。
外は今も軽い霧雨、そうでなくともサーキットに行く時間も体力も無いに近い身では用が無ければ自宅で体力温存しないと一週間もたないか心配。
で、夕方からはじめたニッカドとニッケル水素のリフレッシュ。
リフェはメモリー効果がほぼ無いと言われているので常に満充電で自然放電が本当に少ない、手間掛からず使い勝手良好。
対するニッケル系(Ni)はメモリー効果があるため、追い充電は劣化を早め、保管時は満充電の2割前後を維持してやらないと結構簡単に本来の能力を失い逝ってしまう。
走行開始の15分~20分前に充電しながら使わないと、満充電のまま長時間置くのもNi系バッテリーではダメージが大きいとも聞く。
長期間使わない時は2割程度の残量といいつつ、自然放電が多めなので定期的に満充電させ放電し、保管モードにする。
(我が家では月に一度程度のペースでした、今はちょっと)
一度でも完全放電してしまえば車の鉛電池よりもタチが悪いほどダメージが大きく、実際我が家ではヤフオクでオマケに付けてきた3本のトリートメントの悪いバッテリー全てが逝ってしまっている。
現在保有しているのは、同様にオマケで付けて来たNiMH(京商)がRC初期からだが8割近い能力を維持、ヨコモのNiMHが半端な残量で保管してしまってから能力がガクンと落ち、実際には表記の5割程度で放電力もショボくなっている、最後がTamTamオリジナルとして販売されていたザップ処理のNiCDだが、これはコマメにトリートメントし始めた後の購入なのでまだ8割以上の能力を維持できている。
その3本以外は全てLiFePO4へ移行済み、使い勝手と保管の容易さを考えるともうNi系に戻るメリットが多少あってもその気は全く起らない。
自然淘汰されるバッテリー、ヨコモ製がどうやら順番巡ってきたようで、満充電途中で温度警告が出て中止。
プラケース越しで良く見えないが、なんか液漏れっぽいシミが内側に出る事があり、放電力(パンチ力)の明らかな衰えも併せて考えるとそろそろダメか、と。
3,300mApの表示で同量ほど充電しても、放電できるのは2,500mApあるか無いか。
保管モードに掛かる時間(一旦満充電して放電)が1時間強というのも非効率極まりない。
7.2VはLiFePO4の6.6Vから見れば羨ましいパワーだが、40Cを超える放電力(トルク)を持つLiFePO4も登場し、考え方も変わって来てると思う。
毎度、3本のNi系トリートメントに3~4時間を要する手間を考えれば世の中が結構急激にLi系に移行した理由の一旦が見えるような気がする。
最も、RC車の世界に限って言えば同時期、急速にブラシレスが台頭して一気に主役の座を奪ってキャパに余裕ができたという事情もNi系バッテリーの活躍の場を少なからず狭めたような気もするが。
何はともあれ、バッテリーのトリートメントはカッタルイっす(汗。