「タミヤモデラーズギャラリー」なるものが池袋で行われてるらしいですね。
その中で日本を代表する軍事車両研究家であり、アニメ「ルパン三世」の中に普通の人が知る事の無いレアな車両、武器を多数登場させリアリティーを一気に高めた人物、大塚康夫さんをテーマにミリタリージープの展示があるとネットで知った。
パネルには「フォードGPW」と見えるが、外見から見分けが難しく、共通部品が混ざってオリジナルと言えるものは極めて珍しい(生産台数が少なかった)車だけに本物なら「純粋なジープ」を見たい人にとってはスペシャルな企画ですね。
三菱ジープを3台乗り継いだ自分にとって、バランス悪く高いボンネット、不用に横と後ろを継ぎ足して肥大化させた三菱後期のジープしか知らない人には、このオリジナルサイズ(ナローと呼ばれるが、三菱後期のサイズこそがワイドというのが正しいと思う)の魅力に触れて欲しいと願う。
その低く、圧倒的にコンパクトなフルオープンカーが、戦後の荒れた一般道を80km/h前後で疾走する姿を見て、多くの子供に今風に言えば「スーパーカー」と映り、憧れた理由がなんとなく判るかもしれない。
まぁ、その時代はパンクもせず故障も少なく100km/h近い速度が出る車は他に無かったのだから、クロカン四駆に分類される事になる後のジープとは位置付け・格付けが違ったろう。
そんなジープ(車名じゃなくライセンス名称らしいね)の世界から軍用車独特の世界にのめり込んだ大塚先生とは、まだオウム真理教が大事件をやらかす少し前、サティアンから道路を挟んだ本栖ハイランドの軍用車祭りで2度ほどお会いしている。
トレードマークのベレー帽がお洒落な方だ♪
あの時(もう10年以上前だよな)でそれなりに高齢だったので健在と判り嬉しく感じます。
でもその時でさえ「間違え」が結構あって、日産のパトロールをベースにフェイクされたピンクパンサーを、「先生、あれ何て車ですか?」と質問されて「英国のSASが使ったピンクパンサーですね」と答えてた。
気がついたら「あの、あれはパトロールの改造車じゃないですか?」って先生に意見してた私(汗。
暫く目を凝らし「ああ、そうですね失礼しました」と苦笑する大塚先生の笑顔が今でも忘れられません。
今は世界中にアタリマエのように高性能な自家用車、作業車が溢れてますが、ほぼ例外無くオリジナルのジープが後の手本となり、進化を後押ししているとの事。
自動車専門家じゃないから詳細までは判りませんが、戦後の手探りで作られた車の時代にほぼ車としての基本を完成させていたジープは見方を変えれば全ての車のご先祖様ってところなのかもしれません。
オートマ限定だのハイテク電子制御満載がデコレーションケーキみたいに氾濫する時代、人が全てを自ら行わなければ走らす事も止まる事もできなかった「人が車を運転する」時代の名馬の価値を何人が理解できるか面白いです。
「走る事に必要なもの以外を全て削ぎ落とした究極のサラブレッド」の毒に当てられたらマジでヤバイっすよ~(笑。
その中で日本を代表する軍事車両研究家であり、アニメ「ルパン三世」の中に普通の人が知る事の無いレアな車両、武器を多数登場させリアリティーを一気に高めた人物、大塚康夫さんをテーマにミリタリージープの展示があるとネットで知った。
パネルには「フォードGPW」と見えるが、外見から見分けが難しく、共通部品が混ざってオリジナルと言えるものは極めて珍しい(生産台数が少なかった)車だけに本物なら「純粋なジープ」を見たい人にとってはスペシャルな企画ですね。
三菱ジープを3台乗り継いだ自分にとって、バランス悪く高いボンネット、不用に横と後ろを継ぎ足して肥大化させた三菱後期のジープしか知らない人には、このオリジナルサイズ(ナローと呼ばれるが、三菱後期のサイズこそがワイドというのが正しいと思う)の魅力に触れて欲しいと願う。
その低く、圧倒的にコンパクトなフルオープンカーが、戦後の荒れた一般道を80km/h前後で疾走する姿を見て、多くの子供に今風に言えば「スーパーカー」と映り、憧れた理由がなんとなく判るかもしれない。
まぁ、その時代はパンクもせず故障も少なく100km/h近い速度が出る車は他に無かったのだから、クロカン四駆に分類される事になる後のジープとは位置付け・格付けが違ったろう。
そんなジープ(車名じゃなくライセンス名称らしいね)の世界から軍用車独特の世界にのめり込んだ大塚先生とは、まだオウム真理教が大事件をやらかす少し前、サティアンから道路を挟んだ本栖ハイランドの軍用車祭りで2度ほどお会いしている。
トレードマークのベレー帽がお洒落な方だ♪
あの時(もう10年以上前だよな)でそれなりに高齢だったので健在と判り嬉しく感じます。
でもその時でさえ「間違え」が結構あって、日産のパトロールをベースにフェイクされたピンクパンサーを、「先生、あれ何て車ですか?」と質問されて「英国のSASが使ったピンクパンサーですね」と答えてた。
気がついたら「あの、あれはパトロールの改造車じゃないですか?」って先生に意見してた私(汗。
暫く目を凝らし「ああ、そうですね失礼しました」と苦笑する大塚先生の笑顔が今でも忘れられません。
今は世界中にアタリマエのように高性能な自家用車、作業車が溢れてますが、ほぼ例外無くオリジナルのジープが後の手本となり、進化を後押ししているとの事。
自動車専門家じゃないから詳細までは判りませんが、戦後の手探りで作られた車の時代にほぼ車としての基本を完成させていたジープは見方を変えれば全ての車のご先祖様ってところなのかもしれません。
オートマ限定だのハイテク電子制御満載がデコレーションケーキみたいに氾濫する時代、人が全てを自ら行わなければ走らす事も止まる事もできなかった「人が車を運転する」時代の名馬の価値を何人が理解できるか面白いです。
「走る事に必要なもの以外を全て削ぎ落とした究極のサラブレッド」の毒に当てられたらマジでヤバイっすよ~(笑。