闇夜の烏の変な世界

とりあえず、何にでも興味持ちますw
日々、気になった事を日記感覚でアップしてみようかと。

台風による河川氾濫の怖さ、苦い思い出が蘇る

2015-09-12 07:30:00 | 日記

​今回の台風による 「記録的豪雨」 は、広い範囲に甚大な被害が出てしまった。

ニュースはずっとこの話題ばかり、思わず苦い記憶がよみがえってきます。


多分、平成2年か3年の事。
最初の三菱ジープを買って有頂天だった時、柏尾川の氾濫に巻き込まれました。

その時の記録が NIFTERM(Niftyのパソコン通信)に 少し残ってました。

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ここFCCVの10年近く前のLOGに残っているかもしれませんが、最初の
ジープで友人宅からゲームを運んでいる時、折しも台風直撃でした。
自分では高台を選んで走ってるつもりだったのですが、その土地の
上流の堤防が決壊し、国道は水深60cm程の流れのある川となったことが
あります。
私のジープは電装系の一部(室内ランプ)が被害を受けただけで走行
が可能でした(1速で四駆、メータ読みで時速8km)。
もっとも、足のクルブシまで水に浸かっての運転です(車内は浸水)。
日が暮れてジープのヘッドライトは水中を、ハザードも水中で点滅し
てたのを覚えています。
数十分に及ぶ水中走行は改めてジープの底力を思い知らせてくれました。
その時、乗用車はウィンドウまで水深があったので全滅。
バスやトラックも含めて動いていたのはジープを含む3台の四駆だけ
でした。

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これが2002年の書き込みなので、それから10年ほど前の水没でした。
場所は長谷の大仏を過ぎた県道32号沿いのコンビニ。
後に平行する柏尾川は歴史的に猛威を振るい続けている、大水害を
繰り返す場所と知るのですが…。


この時、コンビニで一休みしてると、今まで走ってきた県道がみるみる
増水(流れが凄い!)し、乗用車が次々と流され出した(汗。
あっという間に川と化した中、辛うじて水の無い藤沢駅手前まで長時間
の水中走行を強いられました(ほとんど潜水艦…)。

足元の「水抜き穴 詮」を抜き浸水させ、前輪を繋いで 「四輪駆動」
にすることで、辛うじて走行できました。
二輪駆動にすると、水流に方向を乱され走行できなかった(怖。

室内に水を入れたのは、車体が水深で浮き始め、タイヤが地面から
浮き出したため。
これができない乗用車は、既に水圧で開かないドア、電装が飛んで
動かないパワーウィンドウで 「密室」 に乗員を閉じ込めたまま、何も
成す術なく流れて行くのを何台も見送る事に…。

ヘッドライトが完全に水没(あの高さでも)しても切れなかったのは
シールドビーム(巨大な裸電球みたいなもの)だったのが幸いした。
ハロゲンや最近のHIDとかだったら間違いなく壊れてました。

周りは流木や強風で飛ばされたあらゆる危険物が流れてます。
ガン! ゴン! と車体に何かが当たったり、急にタイヤが何かを乗り越え
たりする。
日没と停電の闇の中、見えない怖さが半端なくて(涙。


エンジンが止まらなかったのは、偶然と幸運が重なったから。
クロカン四駆ブームの兆しが出始めた頃で、川にザーン!とか飛び込
んで動けなくなる車が続出し、自身のジープも吸気構造を何度かチェック
してたのが役立った。

私のジープ(昭和56年式のJ54)は、ボンネットの前端裏から空気を
吸ってました。
跳ねて来た水を吸わないよう、更にボックスの中から空気だけを吸い易い
よう工夫されてるあたり、軍用車をルーツに持つ優れた構造です。
万が一水が少量入っても、寒冷時に排気管から熱を上げて暖気を早める
バルブが「下向き」にあり、その隙間から下に排水します。

ボンネットの前半分が水没しても、エンジンルーム内には気室が残るため
回転をおさえる事で、ウォーターハンマーを回避できるギリギリでした。

エンジンが「ディーゼル」だった事も幸いに繋がった。
ガソリン車は「排圧」が低いため、回転を落とすといとも簡単にマフラーから
水が入ってエンジンが止まります。
最近流行りのダウンサイジングターボも、恐らく基本排気量が小さいから
水の中で迂闊に回転を落としたら一気にダウン、再始動不能ですね、きっと。

「マフラーが水没する深さになったら走らない」、これが自分の中の基準
となったのも、この時の経験からです。


あと、タイヤの外径もこうした水害で大きな差が出るのも目の当たりに。
径の小さいタイヤだと、完全に水没するとほとんど推進力が出せない。
大きなタイヤで、上部が水の上に出ると、オールを漕ぐような効果があるのか
僅かずつでも進めるみたい。
ジムニーがもがきながら進んでる所で、エンジンが生きてても他の軽自動車は
みな動いて無かった。


こんな経験からの「認識」なんて、無い方が幸せです、絶対に。
でも、災害多き国に住む中、意外と危険な方向に私たちの乗る車が進んでる
様に考えさせられるものがあります。

少なくとも、昔の 「ハンドル式ウィンドウ」 が窓の1枚にでも残されてれば
「密室」で流されたとしても、最後の「脱出ハッチ」として 乗員の命を繋ぐ
可能性が残るのにと、今回の水害映像を見て少々悔しくなりました。
開閉式サンルーフも、こうした異常事態では有効かな。

「何が人に優しい車作り」 なのか、常時だけでなく、非常時も含めてメーカー
が頭をひねる事ができたら、もっともっと安全・安心なものができるかな?

「命」 を運ぶのが 「車」です。
車を 作る側も、使う側も こうした災害を次に生かす事で、被災された方々の
苦労が報われると信じたい。


4代目プリ のインパネデザインって…

2015-09-11 05:22:00 | 日記

​ネットに出回ってる4代目の 「新型プリウス」 のインテリア。

 

内側のエアコン吹き出し口を頂点に、左右に円錐ラインを描く縁取りを見て思った。

「これ、富士山の輪郭ソックリ♪」。

デザイナーが意識したかは定かじゃないけど、「日本車ですっ!」 って主張してるようで面白い。

 

…すみません、独り言です。


自動運転もか、 フォーカス 頑張ってる!!

2015-09-09 22:43:00 | 日記

​自動で駐車する機能って、どんどん普及してるんですね。

バックで並列駐車する機能は比較的容易なのか、既に搭載してるメーカーっていくつも見掛ける。

 

でも、縦列駐車 が自動でできるとなると数える程しか無いあたり、技術的に難しいのでしょうね。

数年前から ボルボ がこの縦列駐車機能を実装しており、実際に見ると 「長生きはするもんだなぁ」 と感動してしまう(笑。

テレビ、おぎやはぎの愛車遍歴で、元AKB48の篠田麻里子さんが 「うわぁ~、心霊現象♪」 と大はしゃぎし、「都心じゃ駐車場無いから縦列駐車できないとダメじゃないですか」 と言うあたり、車両感覚に自信が無い人には超嬉しい機能です。

女性だけでなく、男性でも恩恵小さく無いですね。

 

「フォーカス」 の場合、メッセージが全て英語になってますが(ボルボは日本語化済) 指示が出てるのでほぼ一緒ですね。

更に 「フォーカス」 の場合、縦列駐車からの発車(離脱)も助けてくれる♪

そっかぁ、ボルボ と同等の自動駐車機能(上位グレードで標準)が 今度の 「フォーカス」 にはあるんですね。

 

因みに、この駐車アシスト機能があるグレードは、指定した速度以下の前走車がいれば追随し、前が開けたら定速まで自動加速する アダプティブ・クルーズコントロールもセットで付いて来る。

CX-3で使ってみたけど、アレは本当に楽ですね♪

 

…しかし、何でボディーカラーが4色しかないのかな。


今度の フォード・フォーカス は日本に馴染み易い?

2015-09-09 22:24:00 | 日記

​最近の フォード はなかなか面白い。

とはいえ、本国 アメリカではなく、ヨーロッパのフォードのお話し。

 

ふわふわ、どろどろ なアメ車は興味無いなぁ。

増してや、ガソリンを道路に撒いて走るような超高燃費(低燃費の反対)車は、環境に優しくないだけでなく、財布にとっても厳しい(怖。

マスタングとかマッチョで恰好イイけど、日本で乗る車としては勿体ないし、良い所が生かせなさそう。

 

が、ヨーロッパを舞台に展開する ドイツのフォードは、昔からある フォード とはだいぶ毛色が違うらしい。

最近は、自動車賞を総ナメして話題になった 1リットルの 「エコブースト」エンジンを搭載した「フィエスタ」 辺りから、日本のメディアも活発に取り上げている。

「おぎやはぎの愛車遍歴」 の中でも 、両名が絶賛してたのが印象的だったな。

 

その フォード が世界ラリー(WRC)で大活躍させた 「フォーカス」。

 http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/20150908_720206.html

既存の 「キネティック・デザイン」 という躍動感ある 「顔」は、ちょっと ダースベイダーのマスクを連想させるような攻撃的(?)なものでしたが、今回のモデルチェンジでかなりスッキリとした顔に。

もともとの流れるように美しいボディーラインは、ドイツ車とも、イタリア車とも違う。

ちょっとフランス車の印象に近いようにも見えるけど、やっぱり フォード らしさが生きてる。

 

今回、2LのNAエンジンから、1.5L のエコ・ブースト(ターボ付き) エンジンにダウンサイジングです。

ボディーサイズから、対向馬は ゴルフ、308、V40、Aクラス と、日本でも人気のクラス。

 

とはいえ、自身が車を選ぶ時の必須項目、「四駆(AWD)」 「ディーゼル」 のいずれにも該当しないのに、なぜに気になってるのか。

 

一つが、輸入車なのに、国産車の仕様に極めて近くなってる事、です。

 

一般的に、輸入車は 右ハンドルであっても、ウィンカーレバーは左に、ワイパーは右にと、日本車と逆に付きます。

これはISO、世界共通で決まってるため。

ところが、今回の 「フォーカス」 は 右ハンドルで、「右ウィンカー」 なんです。

一説に、日本に入って来る 「フォーカス」 は、タイの工場で作られてるからとの事。

タイも日本同様に、左側通行の国ですもんね。

そこで強引に 「右ウィンカー」 にしちゃったらしい(笑。

それと、CX-3 や デミオ で不満な、逆側付けのサイドブレーキレバーですが、「フォーカス」 はハンドルの方向でちゃんと方向を揃えて生産されてます。

些細な事ですが、たいせつな人と車のインターフェイス部ですからね。

 

カーオーディオは、日本で撤退して久しい SONY製。

これは構成を考えると、マツダコネクトよりは音に煩い人がいじりやすいかな?

 

フォード のラインナップも、多くの輸入車同様に 「カーナビを付ける事を重要視してない」。

後付けのポータブルナビが、送風口を塞ぐモデルも…。

ところが、「フォーカス」 だけはオプションで、ソコソコのナビゲーションがインダッシュで使えるらしい。

あの V40でも、画面が小さく、機能が限定的で日本では使わない人が多いと聞いたのに。

 

日本人はとても カーナビが大好き、それもかなりの欲張り(機能)です。

今度の 「フォーカス」、細かいツボを突いてますね。

 

次の改良点が、パドルシフト。

既存モデルは、シフトノブの 「脇」 に付けられた トグルスイッチを押してシフトするという、理解に苦しむモノでした。

これは 「フィエスタ」 も同様で、あまり歓迎してる話しは…。

これが普通にハンドル部へ 「パドルシフト」 として装備された、やっぱりこの方がシックリ来る人、多いですよね。

 

メーターは必要なものがアナログメーターで示される、ちょっといろいろ付き過ぎな感が。

とはいえ、マツダの単眼+液晶 の 「端折り過ぎ」 で情報が掴めない のに比べれば、ありがたく見える。

 

ペダルが吊り下げなのは、オルガン式アクセルを用いる マツダ車の方が操作しやすそうだし、疲れなさそう。

 

次に気になってるのが、その足回り。

もともと、「フォーカス」 の足回りの良さは別格という人も。

ヨーロッパの石畳やダートから、速度無制限のハイウェイまでカバーする厳しい要求で鍛えられた足腰は、日本でも魅力的になるハズ。

国内仕様の車の多くが、良路を前提とした 硬めでストローク感の薄いものになりがちな中、ユッタリでドッシリと常に路面をトレースする(と書かれてた)らしい 「フォーカス」 には、ちょっと魅力を感じてしまう。 

 

変速機は、先代の6段デュアルクラッチを止め、6速ATで煮詰めてきた辺り、世界的に トルコンAT の見直しが進んでる一端を感じてしまう。

 

180ps、24.5kg という新エンジンの力も、これまた魅力です。

が、こちらはハイオク仕様で、JC08が 14.3km/L と、  改善されてきたとはいえ 「エコカー」 と呼ぶにはかなり抵抗が…。

 

実は 「フォーカス」 には、ヨーロッパで 「フォーカス ST DIESEL」 というスポーティーグレードがあり、185PSの強烈なモデルとなってます。

動画サイトを見ると、アイドリング時の 「ディーゼル音」 は確かにするものの、ひとたび走り出すとガソリンエンジンに似た官能的なエグゾーストノートで豪快にスピードメーターの針を200km以上に飛び込ませてます。

ほんと、この音が物凄く迫力あってイイ!

燃費も悪く無いディーゼルエンジン、これが日本に入ってきたらと考えると、ゾクゾクしますね。

 

じゃぁ四駈(AWD)は?

 

つい先日、「フォーカス」 にスペシャルモデルがデビューしたばかり。

「フォーカス RS」、350psを越える AWD のスーパースポーツです。

さすがにそんなバケモノは不要ですが、同じ系列の車に AWDの機構があるなら 機構の転用があるかも。

 

と、相変わらず都合の良い事を考えてたら、今度の フォード フォーカス がかなり魅力的に映ってきたワケです(笑。

 

日本車からの乗り換えに、インターフェイスの親和性をダントツ高めてきた 「フォーカス」 が気になる。

今後に注目です♪