草履で歩きながら考える

笑う門には福来たるで、マイペースでやりたいこと やってみよう♪基本PTAブログですが、日常やがんのことも綴ります。

旬の筍ゲット~♪

2010年03月24日 | つれづれノオト
地元商店街で頑張ってる
八百屋さんで

1パック2本 280円なり。


小振りだから10分で茹だると
お兄さんの話し。


あまりの安さと嬉しさに
2パックゲット~♪

写真 左側の2本は、
茹でるために、先端を斜めに
落とした状態です。


あ、お湯が沸きましたo(^-^)o

「心の相談窓口」急減 全国ハローワーク、旗振り役不在:asahi.comより

2010年03月24日 | 世相に疑問
気になるニュースを拾いました。


「心の相談窓口」急減 全国ハローワーク、旗振り役不在

新たに張られた社会のセーフティネットが
早くもほころび始めていることを
報じる記事。

縦割り行政の3者「譲り合い」で
ハローワークに置かれた「心の相談窓口」が
減少しているとのこと。


背景には、財政負担の押し付け合いが透けて見えます。

行政であるハローワークは、雇用保険を基盤として
行われている事業・・のはず。

そして、ハローワークを舞台とする相談には
「受益者負担」の原則は持ち込めないはずだし、
持ち込んでもいけないもののはず。

また、カウンセリングは、
人の心を解きほぐし、解決の道を探り、示唆するもので
直接、何かを生み出すものではない仕事。
でも、とても大事な仕事。

すなわち、おカネを生み出す仕組みには
なりにくいと思います。

はっきりいうと、医療・福祉分野の仕事ではないかと
思うのです。

カウンセラーになるには、勉強も大変だし
臨床心理士の資格を取るには、心理学の大学院を卒業、
その後10年は、経験を積みつつ勉強をしていかないと
一人前になれない仕事、らしいです。

そんな方々を雇うには、それなりの報酬、必要ですよね。


近頃の労働条件の低下を見ていると、
鬱にならない方がおかしい、と思うくらいの
働き方を特に若い世代はさせられているようなので

ハローワークの「心の相談窓口」は
有効なセーフティネットだと、思うのですが。

「明日の学校」は、経済危機によって生まれた:日経ビジネスオンライン

2010年03月24日 | PTAについて考えてみる
日経ビジネスオンラインで連載中の
川端裕人さんの

川端裕人のゆるゆるで回す「明日の学校」体験記
(ゆるゆるNZ)

連載5回目がアップされました。

「明日の学校」は、経済危機によって生まれた

ニュージーランドで、大胆な教育改革が行われ
保護者立校ともいうべき制度が導入されたのが
約20年前。

そのきっかけは、未曾有の経済危機だったそうです。

NZ当時のことがさらっと述べられています。

・・・なんだか、今の日本の状況と
かぶるかも・・??
なんて感じてしまいました。

      


日本は、来年度の国家予算92兆円。
そのうち国債で調達したのが 44兆円。

国債及び借入金並びに政府保証債務現在高
(平成21年12月末現在)
http://www.mof.go.jp/gbb/2112.htm

政府の借金全体は900兆円とも1000兆円とも
いわれます。(地方の借金も併せた数字)

素人の主婦のわたしでさえ
「どーすりゃいいんだい!?」と困り果てる
台所事情、火の車。

そのうえ、企業の人件費抑制で
非正規雇用が増え、
大学で教鞭を執ってもワーキングプアになる
世の中の現実。

加えて、法人税まで減税。

今後ますます税収減になるのは必至。

      


ニュージーランドの財政が、どこまで大変だったかは
下記の引用をお読みください。

******

 1989年、奇しくも日本の平成元年に、ニュージーランド教育法が大改訂された背景には、1970年代から80年代のニュージーランドの経済状態がある。

 73年に、英国がECに加入したことにより、ニュージーランドはこれまで農産物などの最大の輸出先だった英国の特恵関税待遇を失った。また70年代の2度のオイルショックの痛手もあって、80年代には膨大な財政赤字を抱えるようになった。

 84年に発足した労働党のロンギ政権は、経済活動を徹底的に規制する従来の方法をあらため、自由主義経済の方向へと舵を切った。世界的に台頭しつつあった規制緩和の波とあいまって、政府各部門の企業化・民営化が徹底的に推し進められた。郵便事業、電気通信事業、航空事業といったものがそれぞれ企業化・民営化された経緯は、日本でもしばしば紹介された。

(中略)

「小さな政府」をめざし、行政の諸事業の「民営化」を推し進める中で、ついに教育まで保護者に丸投げした、というのが当時の批判的な声だ。

******

直截な表現になるけれど、「保護者に丸投げ」
とてもわかりやすいと思いました。

それによって、どんなシステムができあがり、
どんなメリットが出たか、は本文をご覧いただくとして・・。

芯を変えないで20年間、システムが続いてきて、
保護者が学校を経営しやすいように
改良が加えられている、という事実には、
驚くと共に感心してしまいます。

発想が、違うんだよな~・・。

たぶん、改革をしてから、
NZ政府はちょこちょこと情報収集をし
現実に併せた対策をちょこちょこ出していったのではないか
と推測します。

小走りしながら考える、みたいな感じかなぁ。

ひとつ、疑問。
NZの学校を支える財政基盤は、どうなっているのかしら。
学校が資金集めを結構しているとのことだけど。