草履で歩きながら考える

笑う門には福来たるで、マイペースでやりたいこと やってみよう♪基本PTAブログですが、日常やがんのことも綴ります。

第1回運営委員会で、入会届・退会届整備の議案をぶつけてきました!

2015年04月30日 | 足元記 - 中学校PTA

先日は中学校PTAの第1回運営委員会がありました。
それに合わせて、前日までに議案を仕込んでおりました。
言いたいことはいっぱいあるけれど、最小限に絞り込んで、これ一枚。運営にメリットがあるんだよ、ということを前面に押し出しました。議案は3点、訴求は2点、すなわち

  1. 入会届・退会届の導入
  2. PTAと学校は別個の団体だから、視覚デザイン(文書)でも別とわかるように改善

です。
入会届・退会届はひな形を2案作って添付しました。これについては後日アップします。議案よりもひな形作成に時間がかかりました。

運営委員会に先立ち、学年代表の定例会があり、顔合わせののち議案について議論しました。

入会届・退会届の整備に関して学代メンバーから飛び出した意見は、PTAフォース・コンサバ((c)ぶきゃこさん)にありがちなものでした。議論は瞬時に沸騰。はげしい言い合いとなりましたが、負けませんでしたよ、私(笑)

 

  • 学校中大騒ぎになる ⇒(意味不明)
  • (非会員は)何人かいる ⇒(そんなの知らなかった!)
  • 出来る方がやる、無理にやることではない ⇒(これは賛成、というか当たり前)
  • はっきり決めたらいいというものではない、あいまいにした方がいいこともある。私は長年PTAをやってきてそれを悟った ⇒(ふむふむ…経験則?)
  • 卒業記念品をPTA会費から出している
    • そんなん卒対が別個集金すればいいやん!小学校ではそうしていたもの。
  • 実費清算するのは手間
  • PTAから出すお手紙はどうする?これも会費から出ている
    • 狭量です!広報と考えればいいです ⇒(言葉が難しかったのか、2度言っても相手に通じず)
  • この問題はずっとある
  • PTAなくして、また復活したところがある ⇒(たぶん世田谷内?)
  • 小学校では改善して、経験リストの少ない人順に呼ぶ ⇒(うわ、逆行してるやん!これだから属人的運営はしょうもない。先輩方や私の努力はいったいどこに?これを解消するためのシステム化なんだってば)
  • あいまいにしましょ?あいまいは日本の文化なのだから
    • 確かに、あいまいは日本文化の特徴ですが、この場合は「悪し」と考えます
  • 参加不参加の問題… (以下2項目追記)
    • 参加不参加の問題ではなく、加入不加入の問題です ⇒(同じように見えるかもしれないけど、この二つはれっきとして違います。参加不参加は、加入した人の問題。私は、加入を自らの意志ですることを問題にしています。自動加入前提だと、こんなこともわからない)
  • (ぶっちゃけ参加しなくてもいいから)カネ払え! ⇒(おおぅ、本音がでたぁ~~それにしても、お金の問題は根が深い…)

 

  • 主な論点、 ⇒( )内は補足または心の声
    • は私の反論です。

参加メンバーの意向をはかった結果、学代としてはこの議案は提出しない、私個人として議案提出する、ということになりました。

***

議案があることを前日に委員長に伝えていたおかげで、学代委員長は役員さんと連絡をとりあっていたようです。運営委員会が始まる前に、《議題》その他で提案してね、と指示がありました。

PTAが激務で知られる世田谷区、その小学校PTAを潜り抜けて適応してきた役員の面々は、すばらしい能力の持ち主です。やり方に無駄がありません。議事は滞りなく進行し、総会その他行事のスケジューリングは複数の行事を同一日にあてて、学校へ出向く日を少なくする工夫がされています。運営委員会の予定も、早めにわかっていた方がいいよねってことで9月まで設定されていました。

さて、私の議案提出のお時間がやってまいりました。

まず最初に議案を1部会長にとどけます。基本、自分の作った議案を元に、原稿棒読みではなく周囲の状況をみて補足しながらプレゼンしました。

■議案1の(目的)、(効果)をプレゼンしたところで、「個人的な事情ですが…」と前置きして、拙ブログ過去記事のエピソード「がんで心身どん底だったとき、このPTAのお誘いが、脅迫状に見えた」を洗いざらい伝えました。感情交えず、端的に、はっきりと。途中で「弱者代表として、申し上げております」とも伝えました。

これに関する本部の回答は、会長より

  • 本部で揉む。この議案を運営委員会でくばってよいか?
    • もちろんです。データを後程メールします(私)
  • 来年度に向けて改善
  • (ひな形)このままというわけにはいかないけれど、何かしら考える

校長より

  • こういう話題はどこの学校でもある
  • そうでない(センシティブな事情をもたない)方でやらない人対策はどうするのか
  • この中学校はソフトな運営をしている
  • 時代の流れに沿って変える
  • 時間を取って継続審議

ということでした。無視されなかっただけでも、まずは上々。

■議案2と■議案3に対しては、はかばかしい回答はえられませんでした。企業で言えばCI(コーポレート・アイデンティティ)に当たるのになぁ。あ、議案3の検討事項に対しては、会長から「校長先生は運営委員会のメンバーだから、あっても良いのでは」という回答でした。プレゼンの途中で疑義が生じて口頭で伝えた、「校長先生のPTAに対するお立場は?」という問いに関しては答えが得られませんでした。

帰宅して規約を調べたところ、「校長は、学校経営(運営)に会の活動が関係してくる場合は、各委員会に出席して、学校経営の立場から意見を述べることができる。ただし役員選出委員会には出席できない」とありました。これは、オブザーバーと考えてよさそうです。本部に確認する必要がありますが。

***

運営委員会終了後、タイミングを見計らって、会長(女性、会長経験あり)とお話させていただきました。内容についてはオフレコです。

会長に対しては、すてきなひとだな、意外にさばけたところがあるな、PTAのことわかっていらっしゃるな、和を重んじるな、立場というものを重んじるな――というふうな印象を持ちました。

この話題になるとつい熱くなってしまうので、周囲に呆れられたかもしれません。実際、さりげないサインが何回かありましたから。粘着しないよう、気をつけなくては。 


〈どうする?PTA〉面白くなかった、でも必要:朝日新聞150427

2015年04月30日 | PTA報道関連

2015年度の朝日新聞<どうする?PTA>シリーズ第2弾です。

インタビューで登場されたのは、タレントの千秋さん。

千秋さんの公式サイトで最新スケジュールをのぞいたら、忙しい方なのね~!
メディアスケジュールだけじゃなくて、子供服のデザインをなさったり、本を書いたりと多才です。
よく、事務所で仕事調整してもらって、PTAやれたものだと思います。 きっとスケジューリングもお上手でしょうし、事務所の理解もあったのかな。

第1弾で登場する作家の川端裕人さんと共通するのは、比較的時間の融通がききそうなお仕事であることと、「この人じゃないと、仕事が回らない」というお立場であることです。(タレントの契約内容は知る由もありませんが、少なくとも時給制ではないでしょう。)

〈どうする?PTA〉面白くなかった、でも必要

朝日新聞デジタル:150427

以下、抜粋します。(150511修正)

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■千秋さん

 娘が4年生の時に、クラス役員をやりました。事務所とは事前に話し合いをして、仕事を調整してもらいました。仕事をしていることは、PTAをやらない言い訳にはならないと思う。「お母さん」であることはみんな同じだから。

 やってみた感想は、面白くなかったし、「子どものためになっている」とも感じなかった。でも、PTAが必要だっていうことは分かりました。

 もし私が会長だったら、予算も活動内容も抜本的に見直す「ゼロからの大改革」をしてみたい。

     ◇

 〈ちあき〉 タレント、デザイナー。2003年に長女を出産。