草履で歩きながら考える

笑う門には福来たるで、マイペースでやりたいこと やってみよう♪基本PTAブログですが、日常やがんのことも綴ります。

親しくないと、異論は受け取れない

2016年02月10日 | PTAのヒント

今、生協pal*system東京のファシリテーターをやっていて、PTAワークを仕込んでいます(企画中です)。

昨日、プログラム研究会というのがあって、ファシリテーターの先生をしていらっしゃる方と議論していました。とても素敵な女性で、切れるのに物腰が柔らかい方です。

「親しくなければ、異論は受け取れない」

と先生がおっしゃったこと、じわじわ来ています。

異論を、ただの文句・いちゃもんと受け取られるか、素直に異論・違う意見と受け取ってもらえるか、の分かれ道が、「親しさ」ということになるでしょうか。

自分の中で消化されるには、まだ時間がかかるでしょうが、とっても大事なポイントと思いますので、アップします。



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4 コメント

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何を言ったかでは無い。誰が言ったかだ。 (minmin)
2016-02-17 00:08:05
猫紫紺さん、こんばんは。
頑張って色々と活動なさっているなぁと
感心しながら、拝見していました。

ちょっと、思いついた言葉があったので
こちらへコメントします。
タイトル通りでは無く、もう少し気の利いた
言い方だったと思いますが(笑)

例えば、人々が感銘を受けるような言葉が
あったとしますよね。でも、実は、人々が
その言葉を聞いて感銘を受けたのは
文字通りの「言葉が素晴らしかった」からでなく
それを言った「人物が素晴らしかった」ので
その言葉が素晴らしく意味のある言葉に
聴こえたのだ。…というような意味のことを
どこかで読みました。

だから、同じ言葉を、何の魅力もない
人々から尊敬を受けていない人物が真似をして
言ったとしても、誰も、その言葉には
感銘を受けたりはしないのだ。というような…。

親しくないと…のテーマとは、若干違う
かも知れませんが、言葉自体が持つ意味よりも
それを発する人との関係性の方が重要な場合が
あるという意味では、似ているかなと
思いついて…。

又、ちょっと横にズレますが(笑)
よく、会社などで上司に対して、提案が
ある場合には、それなりのお作法が要ると
言いますよね?笑。上司の機嫌を損ねる事なく
上手い事、相手をその気にさせる必要がある。

日本流に言えば、「根まわし」でしょうか?
或いは、パーティなどで予め顔見知りに
なっておき、そこそこ親しくなった相手に
商談を持ちかけるとか?笑。

結局、「異論」と言うのは、実はそれくらい
言われる方になってみれば、受け入れ難いものであるから、先ず、相手と親しくなって自分を
受け入れてもらっておくことが必要だ。

その上で、「見知らぬ敵」では無い親しい
友人のいう事ならば、ひとつ検討して
みようか?という風に持っていくのが
相手の心を動かすには早道だという事でしょうか?
返信する
私の身近な場合では…。 (minmin)
2016-02-17 21:44:05
猫紫紺さん、こんばんは。
今回のお題に付いて、私なりに考えてみました。
そして、「異論」と一言で言っても、様々な
場面で、それぞれの関係者、又は抱える事情によって違う結果になると思いました。
(当たり前ですけどね。汗。)

それで、何となく、親しくないと…のフレーズに
想いを巡らせていたら、ああ、親しいからこそ
異論が受け入れられない場合だってあるなぁと思い出しました。これは、今回のお題の想定している場面とは違うタイプの話し合いに於ける
内輪の人間同士、家族、親族間での場合は
親しい事が、返ってアダになると言うか?

遠慮の無い間柄では、逆に親しい事が返って
お互いに相手が、自分の側に寄り添って譲歩して
くれたら、話しは丸く収まるのにと期待しあうが為に、お互いが譲らず膠着状態に陥ることが
よくありますよね?

恋人同士の喧嘩や夫婦喧嘩は、親しいからこそ
我を張り合うことになりがちです。笑。
ですから、ファシリテーターの先生がおっしゃるのは、もう少し距離を置いた関係の事でしょうね。
笑。何でこんなくだらない事を思いついたかというと、私が4人姉妹の長女だからです。爆。
今は、両親亡き後、仲良く付き合っていますが
少女時代は、結構、あれこれ喧嘩もしました。

だから、単純に親しければ、異論を受け容れると
いうものでもないかなぁと思いついて…。笑。
返信する
Re:何を言ったかでは無い。誰が言ったかだ。 (猫紫紺)
2016-02-17 21:58:39
■minminさま■

いつも、示唆深いコメントありがとうございます。

>文字通りの「言葉が素晴らしかった」からでなく
>それを言った「人物が素晴らしかった」ので

本当にそう思います。
『8割の人は自分の声が嫌い』山崎広子:著、という本を読んだのですが、
人の声には、生き方や魂までもが乗って、相手に伝わるのだとか。
そんな話を連想しました。

中身が伴わないと、同じ言葉を言っても、相手に響かないですよね、きっと。

>相手の心を動かすには早道

作戦もきっとあると思うのですが、人の心を動かして行動に持って行ってもらうためには、
「理屈」より「人情」の方が勝ると思います。
「あいつのためならひと肌脱ごう」と思いあえる関係こそが、
鍵なのではないでしょうか。
返信する
Re:私の身近な場合では…。 (猫紫紺)
2016-02-17 22:02:44
■minminさま■
わあすごい!

>ですから、ファシリテーターの先生がおっしゃるのは、もう少し距離を置いた関係の事でしょうね。

ご明察の通りです!!
はい、PTA内での関係性について議論している時に、その言葉を頂きました。
なので、家族より確実に、距離を置いた関係になります。

きょうだいは…小さい時ほどけんかして、けんかするほど仲がいい、ということになりませんか?
うちは3人きょうだいですが、やはりよくけんかしました。
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