ネットサーフィンして、共感する記事を見つけました。
160110:Huffinton Post Japan
厚切りジェイソン 日本の企業風土に"Why?" 「自分の頭では考えないでください、という環境」
厚切りジェイソンさんのことは、まとめ記事か何かで知り、「いいことおっしゃるな、そうだよな」と共感して、去年の秋あたりにTwitterでフォローさせていただきました。
特に共感した部分を抜粋貼付します。
*** 抜粋 ***
SNSで交流するうち、日本人は異常に周囲を気にする傾向が強いと改めて思ったという。
「周りと合わせる、空気を読む、顔色をうかがう、いろんな言い方があるけれど、とにかく自分の頭では考えないでください、という環境です。本音で意見を言い合い、話し合う習慣が少ない。でも、その状況の中で悩んでしまうくらいなら、まず自分から動いて、少しずつ環境を変えてほしい。そう伝えたかったんです」
***
海外での仕事にとって必須なものとは?
「どんな仕事であれ、大事なのはコミュニケーション能力だと思う。完璧な語学が必ずしも必要というわけではありません。伝えたいことがきちっと相手に伝わるまで、自信を持って話し続けること。以上!」
*** 抜粋以上 ***
海外での仕事、という部分を、意見が合わない人や考え方が違う人、と読み替えてみてください。
良い記事をご紹介して頂いて有難うございます♪
本当に、その通りですね~♪
そうなんですよね?
いつか、何の記事での読み物だったか
もう既に、出典を忘れてしまったのですが。
この日本人に顕著な、周囲に合わせよう
合わせようとする気質。そして、ちょっとでも
合わない人を排除しようとする圧力が強い
風潮は、集団行動が必須の「稲作文化」の
特徴だとの説を読んだ事があります。
もちろん、諸説有るかと思いますし
色々な切り口で語る事が出来るとは思いますが。
中学校の1年生の頃に、新潟の農家だった父が
離農して、神奈川県でサラリーマンになるまで
私は、代々続く、農家の本家の娘でした。
ですから、村じゅう顔見知り…どころか?
何かしらの形で、親戚関係や、遠い姻戚関係
の人達が多くいるので、しょっ中、道を
歩いているだけで、「あ。minminちゃん、
お使いかい?偉いねぇ。」と声をかけられ
嬉しく思いましたが、これが年頃ならば
プライバシーのカケラも無いというか?笑。
またまた、脱線しました。
まぁ、そんな訳で、親戚も多く居ましたので
何かの折に、家族で新潟の親戚の家に行くと
なったら、大騒ぎでしたね~。笑。
先ず、お土産の数が半端ない。爆。
◯◯さんの家に持っていくならば、お隣の
△△さんの家にも持って行かなきゃ悪い。
そしたら、XXさんちにも必要だなぁ!
…と、なり、キリが無いんです。これって
実話ですよぉ~。なまじ、本家だったので
変に義理がある御宅が多くて、大変でした。
やっと、本題に戻ります。笑。
「稲作文化」とは、昔は農業は全て人手で
作業をしていたので、特に、八十八の手が
掛かるとされる稲作は、周囲の人々との
協力無しには、成り立たない事が多かった。
(米という字は、八十八と書いて米という。)
農業は、天候と時間との勝負です。
田植えは、田植えに相応しい季節の内に、
穫り入れも、ちゃんと時期が決まっている。
だから、農業は機械のなかった頃は
人海戦術だけが頼り。家だって、瓦でなく
茅葺きの屋根は、沢山の人手が必要だそうですね。因みに、うちは、大きな茅葺きの家でした。笑。母が、冬の間の屋根の雪降ろしが大変と云う事で、都会なら増築ですが、減築して小さな家に
改築して茅葺き屋根ではなくなったのですが。
私が、小学校の時は、社会科では日本の
産業は、第一次産業である農業が、まだまだ
多くの人口を占めているとの事でした。
直ぐに、工業化の波に押されることになりましたが。
農業の中でも、特に手間が掛かるとされる
稲作は、それを生業とする人々に、
周囲と協力していかなくては、生き残れない。
というDNAを刷り込んだのではないでしょうか?
厚切りジェイソンさんの「ホワーイ?」
には、深く頷いてしまいますね。
minminさんがおっしゃる
日本人と欧米人の気質の違いは、農耕文化と狩猟文化の
違いからくる、ということを、私も何かの本で読みました。
だけど、本で読む一般化された情報に比べて、
ご体験に基づくお話は、実感がこもっていて、
ずっと説得力があります。
なるほどなぁと頷きながら拝読しました。
私は子ども時代、新興の団地で育ちました。
小学校、中学校は、クラスの半分が新興団地の子、
もう半分が農家の子でした。
だから、農家の雰囲気だけはなんとなくわかっているかも?な
感じです。
社会人新人時代、会社に、農家のお婿さんがいらっしゃいました。
ゴールデンウィーク何して過ごす?という話題の時
その人は「親戚全員で田植え」と仰ってました。
確かに、ゴールデンウィークに常磐線に乗ると、
帰省の行きは代掻きを終えた田んぼが広がっていたのに
帰りには、田植えが終了していて、かわいい苗が一面に
植えられているのを見て「田植え、早いな」と
思った記憶があります。
それは、農家の方々が気合を入れて、親戚中で
頑張っていらっしゃるからなんですね!!
農業(畜産、漁業も)をされている方は、えらいと思います。
手間はかかるし、体力はいるし、休めないし、
生産高は天候に左右されるし、豊作なら値崩れするし、で
本当に大変だと思います。
生協のカタログに載っている、生産者の方々の笑顔は
誇りと自信に満ちていて、とても素敵。
それにしても…農家の本家は、気づかいが大変なのですね。
村中知り合いで、道を歩くたびに、声をかけてくれる
おじさんおばさんがいらっしゃるということ、
あったかいな~
そういう環境で育つお子さんは、コミュニケーション力が
きっと高いに違いありません。
プライバシーは…日本の場合、無いに等しかったですものね。
昔は木造家屋ですから、声なんてつつ抜けでしたでしょうし。
隣の家のお米の量、お醤油の量まで知っているという状態は
さすがにいやだと思いますが
日本のコミュニケーションスタイルは、相手のことが
ある程度分かっている状態でないと成り立たないと思っています。
軍隊の兵卒がまったく同じです。
上官の命令は絶対。
命令を正しく、条件反射的に遂行する。どんなことがあっても。
そういう組織です。
日本の学校教育は、とても軍隊チックだと聞いたことがあります。
皆で一斉に同じことをさせられます。疑問を持つことがどれだけ
許されるのでしょうか。
一斉授業、運動会とか、そうでしょ?
組体操やらダンスやら、大縄跳び、綱引き、大玉ころがし、ムカデ競争…
よくある演目どれひとつとっても、チーム(クラス)全員の息をぴたっと
合わせなければ、失敗します。
これは悪いことばかりではなく、災害時に暴動が起きないとか、
順番を守って避難する、とかいう美点にもつながると思います。