飛び地村の村長さん
北山村は交付税減少の対策に、若い職員は「自分たちでやります」と行政財政改革に取り組んだ。村長は報酬の30%をカットした。
和歌山県の飛地の北山村。平成の大合併で周囲から取り残された。村長は自治体初のブログを作る。村は現在プチベビーブーム。花粉症に効果のある「じゃばら果汁」を売出して売上げは年1億円になっていると言う。
村長は56歳で国家公務員を退職して、すぐに村長になり今年75歳。この機に村長を辞めると。村が自立できた立役者だ。9月初めにテレビ番組で取り上げられた。
私の地域でも荒れた農地が目立つ。若者が地域に残り生きるに、生活に不安があるためだ。また、この競争社会において、勝ち残れる感覚が持てないためだ。そんな不安や感覚をカバーする、農地を利用した仕事のバリエーションがあると、変わるだろう。
これは、人口減少に歯止めをと願う町にとって、また親子の2世帯同居を願う人たちにとって朗報だ。北山村の村長さんを村民と一緒に私も称えたい。