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核兵器廃絶へのノーベル賞

2017-12-12 18:02:15 | 社会・平和

 ノーベル平和賞

 「諦めるな。頑張れ。光が見えるか。それに向かってはっていくんだ」。これはオスロでの、カナダに住んでいる被爆者サーロー節子さんの演説の一部です。

 広島の原爆で倒壊した建物の中で耳にした呼び掛けの言葉として紹介されています。彼女は、頑張り続けました。光に向かって進み続けました。そして生き残りましたと。

 そして、いま、「私たちにとって、核禁止条約が光です。今夜、燃え立つたいまつを持ってオスロの通りを行進し、核の恐怖という暗い夜から抜け出しましょう。どんな障害に直面しようとも、私たちは進み続け、頑張り、他の人たちとこの光を分かち合い続けます。この光は、かけがえのない世界を存続させるために私たちが傾ける情熱です」と。

 また、広島と長崎の被爆者は「奇跡のような偶然によって原爆を生き延びました。---。私たちは恐怖の中で座視することは拒否しました。私たちは立ち上がりました。生き延びた体験を分かち合いました。人類と核兵器は共存できないのだと声にしました」。

 演説の一部を書き留めました。主張がとても良く理解できます。私たちが、世界が存続するために、「私たちは核禁止条約を分かち合いましょう」と。


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