故郷を次代に伝える
農協の正組合員の中から地域別に、5人に1人の割合で総代がいる。各県1JAとなる2019年4月前の第70期(2018年)、この地区の総代会が先日開かれた。
この地区のJAはルール変更により、約495から33人の総代となる。山口県1000人予定の一部を占めるという。私は企業を定年後に、両親他界後から荒れている農地を家庭菜園としたいと少しずつ復旧している。
新しくできる「JA山口県」は基本目標の1つに「地域の活性化」を掲げている。そして「伝えたい 次代へ この故郷を」とうたう。若者は故郷に残らず、そしてその故郷には子供が僅かな数となっている。この現実がある。
どのようにして、故郷を次代へ伝えるか。故郷に住むよりも、輝いて見える都会の生活に惹き付けられる子供達。子供達の時代を過ごした我々は「自分もそうだった」と理解できる。当時よりは良さそうだが、今も生活が苦しそうで生活レベルに差ができそうだと変わらぬ評価だろう。
この評価をどのようにして克服し埋めるか。人口が減少して行く時期に、「故郷を次代に伝える」課題は大人にとっても重く大きい。いかにして人口が少ない過去に、奥地へと拡がりそこをこれまで維持することができたのか。農協総代会に出席して、改めて見つめなければならない時期が来ていると思う。
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