原発の建設計画位置がとても不安
南海地震は最近では1946年にあった。今年は77年目となる。この名の地震は紀伊半島・四国沖震源で、津波を伴うとされる。また凡そ100年周期でこの地震は起こっている。
地震や津波を心配して私たちの地域民児協も、学ぶため山口県大島防災センターを7月訪れた。「災害から命を守る3つの知識」とのまとめシートを頂いた。予防の時、家の中の耐震・非常持出品の準備・連絡方法の取り決め等をする。災害の時、机下などで身を守る・火を消す・出口を確保・津波は高台へ等。復旧の時、トイレ場所など情報共有・役割分担して助け合う・衛生に注意必要等。遠くない次の南海地震に対して切実感をもって聴き、私にはとても参考になった。
この大島から近い場所に原発の建設計画地がある。それにはまだ触れられていない。東日本大震災では放射線が心配で行方不明者の捜索ができなかったのだ。原発計画は137.3万kwが2設備という。計画場所周辺約30km範囲では市町との安全協定が締結されて住民の安全が図られるとか。福島原発(1号機46万kw)付近の飯館村や川俣町は40kmを超える場所があるが、計画的避難区域となった。また、この事故時米国からは、米国人に50マイル以上(約80km)の距離より外へとの勧告が出ている。事故原発規模の想定差による違いだという。
原発事故は発生する前提と変わり、上の設備を上関原発として建設計画する。本州は勿論九州も四国も50km程度と近い。瀬戸内海に原発を建設することは瀬戸内の海水が流れるすべての地域にとっても、とても不安である。防災の為にも計画位置の再検討を切に願いたい。
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