信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

地区要望箇所現地調査&北陸直轄河川治水期成同盟会連合会長野県治水事業整備促進意見交換会

2020年10月28日 | 生坂村の報告
 28日(水)は雲が多めながらも日差しが届いて穏やかな天気で、朝晩は冷えても昼間は過ごしやすい体感でした。
 午前9時から地区要望箇所の現地調査を行いました。3日目は下生坂区と大日向区の現地調査を実施しました。各区長と役員の皆さんから説明を受け、地元の議員各位に同行していただき、今年度も私と振興課の課長・係長、地区担当職員と一緒に、新規の要望箇所を中心に協議をしながら調査を行いました。


▽ 最初は下生坂区の木竹集落に行き、国道19号沿いにカーブミラーの設置要望の箇所から調査をしました。続いて村道のアスカーブと法面の改修、段差解消、アスカーブの設置要望箇所などの説明を受けました。






 次ぎに、新設した排水路の改修、村道の雨水対策、犀川のバリケードの修繕、簡易水道の漏水対策などの要望箇所を調査しました。








▽ 午前10時30分からの大日向区は、カーブミラーの交換、村道の交差点にカーブミラーと停止線の設置、村道上の支障木の伐採、村道1級1号線の交差点に停止線の設置及び排水路の修繕などの説明を受けました。








 その他にも圃場整備した法面の修繕、用水路の改修、農道の修繕、排水路の修繕と改修、U字溝の敷設替え、擁壁と用水路の修繕などの箇所を現地調査しました。










 毎回、緊急性、必要性等を加味して、限られた財源の中、なるべく多くの要望にお応えしているところですが、今回も新たに各区から多くの要望がございます。
 今年度も担当部署と協議をし、回答した内容で対策工事及び対応をしております。また、国・県関係の道路、河川、治水砂防、治山等の要望も関係機関により、対策工事の実施及び調査をしていただいております。
今回の要望に関しましては、来年度事業としての対応ですので、引き続きご理解とご協力をお願いいたします。

 午後3時からは、北陸直轄河川治水期成同盟会連合会長野県治水事業整備促進意見交換会が安曇野市役所で行われました。
 千曲川改修期成同盟会、千曲川・信濃川(飯山・中里間)直轄河川編入連絡協議会、犀川直轄改修期成同盟会の関係市町村の首長・副首長・担当部長などが出席され、来賓として北陸地方整備局長 岡村次郎氏はじめ関係の部長さん、所長さん、担当職員の皆さん、長野県からは、建設部 建設技監 田中衛氏はじめ河川・砂防の関係職員の皆さんにご臨席いただき行われました。




 挨拶、自己紹介と続き、北陸地方整備局 河川部長 新井田浩氏から「治水事業を取り巻く現状と課題」と「北陸地方の治水行政に関する最近の動向」について話題提供をいただいた後、意見交換として、3つの同盟会のそれぞれ市町村から、意見・要望等の発言をさせていただき、国交省の皆さん、長野県の皆さんからご回答をいただきました。














 私は、犀川の小立野地区の築堤工事が竣工したことと、引き続き下生野地区の築堤工事に着手されたことに謝辞を申し上げ、生坂ダムは県土の約5分の1の流域面積の生活圏から最初のダムであり、豪雨や大雨の後は、大量のゴミが流れてきて、景観を大変損ねており、河川環境悪化の大きな問題でありますので、ゴミの不法投棄防止などの対策と啓発強化をお願いしました。
 また、豪雨時は流木も多く見られ、特に、県管理区間の弱小堤防の決壊や無堤防地区の浸水などの洪水被害を誘発する心配がありますので、河川内の樹木の計画的な伐採と、犀川を国において一体的管理の要望を申し上げました。


 長時間にわたり有意義な意見交換会ができたと感じました。ご来賓の皆さん、出席された皆さん、会議の準備・進行等を務めていただいた安曇野市都市建設部の皆さんには大変お世話になりありがとうございました。


▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、雲根集落の犀川対岸に行き、新橋梁や雲根・会集落の風景を撮影しました。
雲根・会集落の風景





 その他生坂村では、保育園で来入児諸検査、小学校で就学児健康診断、中学校で全校研究授業(理科)、児童館でスポっちゃおう、トレーニング講座、行政相談、農業委員会、健診結果返却、豚コレラ経口ワクチン散布などが行われました。