信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

特定地域づくり事業協同組合創立総会&宇留賀方面の風景

2021年01月29日 | 生坂村の報告
 29日(金)は雪や雨が降りやすい空。一時的に降り方が強まり、積雪の恐れがあります。真冬の厳しい寒さとなるので、万全な防寒が欠かせません。
 午前10時30分から特定地域づくり事業協同組合創立総会が開かれ、私は来賓という立場で出席しました。

 最初に発起人を代表して、生坂村社会福祉協議会 藤原会長さんが、当村においても人口減少等により、地域の担い手不足が深刻な課題となっている一方、若い世代を中心に都市部から農山漁村へ移住しようとする「田園回帰」の潮流が高まっている中、人口の更なる急減を抑止し、地域の担い手を確保するための新たな枠組みとして、当組合を創立して取り組みを始めようと、生坂村から協力依頼があり、長野県企画振興部地域振興課や長野県中小企業団体中央会の皆様からご支援をいただき、本日創立総会を開催する運びとなりました。
 私共も当組合を創立し、微力ながら人口減少の抑止、地域担い手の確保を行い、産業振興に取り組んでいくように考えていますなどと挨拶をされました。


 私からは、発起人なっていただいた皆さんと、副村長中心に長野県企画振興部や長野県中小企業団体中央会の皆さんからご指導をいただき、本日創立総会が開催できましたことに感謝を申し上げ、当村は平成10年度から新規就農研修制度を行ってきて、この4月からも2名の研修生が入り3年間で卒業し、農業で生計を立てていく形はできていますが、農業は農繁期、農閑期があり、一年中人を雇っていくことは難しいので、この組合に勤めて収入を安定させ、農業を始めてみて将来農業で生活できる自信がつけば、独立して定住していただきたいと思います。

 また、移住するには勤め先がなければいけませんので、この組合で安定した収入を得られれば、移住する人が増え雇用の創出になり、人口減少の抑止につながると考えていますなどと挨拶をさせていただきました。


 第1号議案 定款決定の件を上程し、中央会の荒川さんより説明をしていただき、組合員の仕事内容、同じ派遣先の期間、派遣法での仕事内容、員外利用(役場等)の仕事は2割の期間内で認められているが補助対象外であること、従業員の人選が難しいこと、初めてのことだから皆さんで話し合って決めていきたいことなどが協議されました。


 第2号議案 初年度並びに次年度における事業計画決定の件及び第3号議案 初年度並びに次年度における収支予算決定の件、第4号議案 賦課金の額並びに徴収方法及び手数料の額決定の件、第5号議案 借入金の最高限度額決定の件、第6号議案 取引金融機関決定の件、第7号議案 組合事務所決定の件、第8号議案 役員報酬額決定の件、第9号議案 関係団体加入の件、第10号議案 創立費の額及びその償却方法決定の件、第11号議案 役員選出の件を審議の結果、原案通りお認めいただきました。
 役員は、理事に藤原久紀さん、平林恭治さん、村松由規さん、牛越宏通さん、監事に岩間陽子さんが決まり、総会後の第1回理事会で代表理事に牛越宏通さんが選出されました。
 長野県で初めての特定地域づくり事業協同組合の創立になりますので、理事、監事、事務局の皆さんで、組合の運営により雇用の創出、担い手の育成、人口減少の抑制などに結び付きますようにお願いする次第です。



▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、宇留賀会集落の犀川対岸に行き、平ダム湖と宇留賀方面の風景を撮影しました。

宇留賀方面の風景



 その他生坂村では、保育園でイングリッシュランド、ピラティス教室、特定地域づくり事業協同組合発起人会、例月出納検査などが行われました。