信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

小舟常会の三九郎&小舟上空からの風景

2021年01月10日 | 生坂村の催し
 10日(日)は朝から時々日差しが届いても、容赦ない極寒が続いた一日でした。
 午前9時からは、我が小舟常会の三九郎の準備をしました。草尾の河原でカヤを刈って運んで来る班と、近くの竹林から切り出した竹を組んで立てる班に分かれて準備をしました。
▽ 我々がカヤを刈ってくると、立てた竹に横棒の竹を1メートル間隔ほどで縛り付けワラを掛けていました。今年は場所が変わったので、かなり小さめにつくる予定でしたが、例年より少し小さくなっただけでした。






▽ 合流して作業をした後一休みしてから、カヤを立てかけて、しめ縄や松飾り、見守ってくれたダルマなどを飾りつけ、最後は竹で覆って縄で縛りつけました。



▽ もう一つはその3分の1ほどの三九郎を竹とワラとカヤで作り、子ども達も手伝ってくれて、両方とも見事に完成しました。




▽ 午後6時に子どもから大人まで多く集まってきて、今年の年女である、我が集落の無病息災、新型コロナウイルス感染症の収束を願って、最初は小さい三九郎に火を付けました。






▽ 続いて大きな三九郎にも火を付けて、竹の燃える音が響き、大きな炎が立ち上がり素晴らしい三九郎になりました。私の孫たちは、兄は楽しそうでしたが、二番目は大きな声で泣いていました。
小舟常会の三九郎








▽ 燃え残る「おき」で繭玉やお餅、団子を焼きましたが、火が熱くてなかなか近寄れませんでした。それでも焼けた後、火が小さくなるとそれぞれに持ち帰りました。我が家も早速みんなで食べましたが、上手く焼けて美味しくいただきました。

 今年は新型コロナウイルス感染症が収束して、災害のない平穏な年になり、小舟常会の皆さんが無病息災で過ごせる幸せ多き年になることを祈念いたします。


▽ 毎朝恒例の撮影は、家からドローンを飛ばして小舟集落上空からの風景を撮影しました。

小舟上空からの風景