24日午後1時30分からは、ゼロカーボン推進プロジェクト会議を開催しました。最初に私から挨拶をし、協議事項として、各課室で実施しているゼロカーボンにつながる事業について、雲根地区・ゼロカーボン事業報告 及び「広報いくさか」への掲載案について、事例報告(北海道 下川町『バイオビレッジ』)について説明を受け協議をしました。
最初に、各課室で実施しているゼロカーボンにつながる事業について、下記のように各部署から提示されましたが、その他にも村じゅう花ざかり事業、緑化木の植樹、ごみゼロ運動、美しい環境づくり一斉行動、防犯灯のLED化などの事業もつながるという意見がありました。
事業名 |
事業概要 |
いくさか未来スクール |
・様々な個性を持つ4名の講師が、全4回の講座をリレー方式でつなぐ。 |
アースオーブンを作るワークショップ |
・脱炭素モデル地区となる生坂村『創造の森』にアースオーブン(竃)を作るワークショップ。 |
会議資料のペーパーレス化 (村づくり推進室) |
・知恵の輪委員会及びゼロカーボン推進プロジェクト会議において、出席者がPCを持参し、会議資料をペーパーレス化。 |
鳥獣防除機具補助金 |
個人、及び複数人で設置した鳥獣害防除機具の購入に要する経費に対して補助することで、農作物の被害軽減と収穫量の確保を図る。 |
狩猟免許取得等補助金 (振興課) |
猟友会に入会し、有害鳥獣捕獲活動に従事する方の免許取得等に要する経費に対して補助することで、農作物の被害軽減と収穫量の確保を図る。 |
住宅リフォーム等補助金 |
住環境整備の推進により、住宅の新、増改築や改修経費に対して補助を行い、断熱や省エネに活用されることで、ゼロカーボンの推進を図る。 |
住宅用雨水貯留施設設置補助金 (振興課) |
住宅用の雨水タンクの設置に対して補助することで、節水等が図られ、ゼロカーボンの推進を図る。 |
感電ブレーカー設置 補助金 (振興課) |
感電ブレーカー設置に対して補助することで、地震発生後の通電に伴う出火防止により、ゼロカーボンの推進を図る。 |
元気づくり支援金事業 |
自然について学べる環境を住民とともに整備し、植樹や木の世話、小屋づくりなどの「木育」を通じて環境保全意識を高める取り組みを実施する。 |
B&G海洋センター内 |
来館者による家庭ゴミ等の持ち込みの防止。 |
地球温暖化防止対策設備設置費補助金 |
太陽光発電システム及び太陽熱利用システム(太陽熱温水器)等の設置経費に補助することで、再生可能エネルギーの有効活用しゼロカーボン推進につながる。 |
生ごみ処理機設置事業補助金 (住民課) |
生ごみ処理機(コンポスト含む)の購入経費に補助することで、家庭から排出されるごみの減量化と自家処理の推進。(ごみ排出抑制) |
健康福祉課 |
・ごみ箱のそばに分別表を貼り、分別を行っている ・紙の印刷を減らす |
総務課 |
ノーマイカーデイ |
緑のカーテン(総務課) |
庁舎南側にアサガオを植栽 |
その他、生坂村が2050年ゼロカーボンに向けた事業の行程表については、多くの想定事業があるが、支援事業の7月の中下旬の採択の可否により、来年2月の脱炭素先行地域づくり事業の計画を付けること、個々にはやまなみ荘などもあるが、支援事業の採択によって、申請書を準備すること、なぜ示せないか?何をやろうとしているのか?など、ランドマークを示すことについては、支援事業の申請書で分かるので提示しますが、採択の可否によって事業が実施できるか分からないことはご理解いただきたいことなどを協議しました。
雲根地区・ゼロカーボン事業報告 及び「広報いくさか」への掲載案については、下記のような内容では、村民の皆さんに分かりづらいということで、雲根地区の今後の展開が決まっていない中ですので、日本で唯一のオフグリッドハウス「自然エネルギーの暮らしを緑豊かな山の中で体感していただける1日1組ご宿泊のプライベートゲストハウス」の運営をされている「徳島県美馬市の事例」を掲載することなども話し合いました。
事例報告(北海道 下川町『バイオビレッジ』)については、下川町「一の橋」という地区は現在人口約140人、高齢化率が50%を超える小規模集落で、商店も病院もなく、買い物や除雪等の支援要望の増加や住宅の老朽化など地域コミュニティの維持に関する課題が顕在化していました。
こうした状況の中、町は一の橋地区における自立的かつ安定的な暮らしを実現するため、平成22年度から地域おこし協力隊を導入して様々な生活支援サービスを実施するとともに、地区住民との議論を重ね、「一の橋バイオビレッジ」の将来像を描きました。
この中で生まれた集住化のアイデアにより、平成25年5月末、一の橋地区に超高齢化に対応するエネルギー自給型の集住化エリアが誕生したなどの事例を説明していただきました。
バイオビレッジは良い事例であり、当村ももっと森林を活用すべきであること、カーボンゼロに向けて村民に知らせる方法を話し合うこと、まずは近いところの目標を立てること、2050年ゼロカーボンに向けて具体的に何をすべきかを示すこと、村民がゼロカーボンの取組をするために参考になる事例を示すことなどについて協議をしました。
生坂村ゼロカーボンシティ宣言をしましたので、今後も当会議において様々な検討事項について協議をお願いし、村民の皆さんへの啓発強化、生坂村『創造の森』プロジェクトの推進、脱炭素地域づくり先行事業申請のための計画策定支援などにより、生坂村のカーボンニュートラルに向けて進めてまいります。
午後4時からは今年度第1回の福祉センター運営委員会を開催しました。
小山会長代理から、新型コロナの感染状況により、こっちが強きや弱気になり、まだ社会が良い状態でない中で、色々とご苦労をされて持ちこたえているのは、スッタフの皆さんの努力のお陰であり、当会議では今後の方向付け等を話し合っていきたいなどと挨拶をいただきました。
私からは、まだ新型コロナウイルス感染症の影響がある中、やまなみ荘としては、週末にはいくさかの郷で、ギョウザ、唐揚げ、灰焼きおやき、カツサンドなどの直売やふるさと納税の返礼品の提供など、出来る範囲で頑張っているところであり、今年度はやまなみ荘の改築計画策定等に当たり、当会議の開催が増えますので、引き続きのご理解、ご支援をお願いしますなどの挨拶をさせていただきました。
協議事項の令和3年度の運営状況について、令和3年度の月別事業実施状況と収入支出状況、宿泊者数・日帰り宴会者数・入浴者数の推移、月別収入・支出比較、年度別主要収入額内訳などを事務局から説明させていただきました。
次に、令和4年度の運営については、集客プランの企画、職員研修、ふるさと納税返礼品、年間事業計画、令和4年度 収支状況(5月末現在)などについて事務局から説明してもらいました。
委員各位のご質問と回答内容の概要は、ハチクの料理は自然相手だけに難しく、昨年度は良かったとのこと、今の予約状況は少しずつ戻りつつあること、宿泊施設は料理以外の経費が掛かるため宿泊で知恵を絞っていくこと、やまなみ荘は従来の方式で行っていて宿泊客の利便を図ることと、企画を考えて進めていること、全国的な県民割の活用のため、三味線やギターの弾き語りなどのディナーショープランの提案があり、定例会で検討すること、パラグライダーの体験コースは、国道防災トンネルの残土で盛り立てることは、国道事務所と管理組合との調整を進めること、Eバイクで高津屋森林公園まで行けたので、村内一円に行かれるから、大城・京ヶ倉トレッキングの帰りに、下生坂か山清路に配送して利用してもらうことは、宿泊パックの中で取り組んでいくこと、体験パックが多いが誰が対応するかについては、予約の時に日程調整をし、見学と体験を分けることと、複数の予約は取れないこと、いくさか大好き隊員も対応してもらうこと、やまなみ荘のチラシの説明で「暑気払い」は飲み代が別か込かについては、今後「別」と表示すること、暑気払いはお役所言葉か、涼風(りょうふう)より涼風(すずかぜ)の読み方が良いなどの話し合いをしました。
値上げを説明に関しては、購入済みの入浴券はそのまま使えること、チラシは値上げの価格で掲載しているが、生ビールプランは値上げになること、値上げは村民の皆さんにお知らせして、8月から値上げしたいこと、値上げは致し方ないこと、飲み放題は1,500円で変わらないが、料理が5,000円からになり、トータルで6,500円の500円値上げになること、昼食セットについては、サービスメニューを曜日ごとに検討すること、いくさか敬老の日のやまなみ荘商品券の利用については、令和2年度537枚、3年度546枚であったこと、やまなみ荘改築事業での交付金について、農山漁村振興交付金を考えていて、それは交流人口増の機能向上の達成を計画策定するため、運営委員会を月1回開催して検討協議をお願いし、次回は新しい事業による交流人口増を図るためのたたき台の案等を検討して、関東農政局と調整したいことなどの協議をさせていただきました。
会議終了後に有志により行われた、やまなみ荘での慰労会のメニューです。
やまなみ荘は、信州の安心なお店に登録され、新型コロナウイルス感染防止対策を講じて、美味しいお料理とおもてなしの心を持って営業していますので、皆さんのご利用をお待ちしております。