信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

区長会視察研修の同行一日目の報告

2020年10月13日 | 生坂村の取組
 13日(火)は雲がありましたが、秋の青空が広がり、朝晩は過ごしやすく、昼間は暑い体感でした。
 午前8時頃に生坂村を出発して、一日目は大鹿村、喬木村等で今年の7月豪雨災害の被災状況、災害時の対応、復旧状況とリニア関連道路整備(主)松川IC大鹿線の計画等について研修をしました。何かとお忙しい中、8区の区長さんにご参加していただき、行政側から私と事務局として藤澤会計管理者、真島総務係長が同行させていただきました。

 最初に大鹿村役場に行き、飯田建設事務所の細川所長さんの進行により、柳島村長さんから、豪雨災害の状況、対応でご苦労されたお話などを分かりやすく説明をしていただきました。


 今回の豪雨災害は、6月30日(火)に約250mmもの雨が降り、この雨で地中に水が溜まり、7月3日(金)から、自主避難所の開設と閉鎖、6日(月)から災害警戒本部の設置と解散があり、8日(水)から20日(月)まで自主避難所を開設し、災害警戒本部を設置して、それぞれの災害に対応されたとのことでした。


 避難準備情報の基準は、平成30年災害後決定した基準により発令されましたが、県道・林道が地すべりで通行止めになったため孤立した釜沢地区では、動物を飼っているなどの理由と電気、水道などのライフラインが大丈夫でしたので避難しない世帯があり、どの様に孤立集落全戸に避難していただくかは難しいと言われていました。


 大鹿村の例年7月降水量は、約220mm程度であり、今年の7月豪雨の累計は971mmで4倍強の雨量があったとのことで、急峻な地形、脆弱の地質の中山間地域では、地すべり、土砂崩落・流出などの災害は発生してしまいますから、孤立集落解消には、地域の皆さん、村、県、国の関係機関の連携によって、早期に対策を講ずることが大切だと感じました。


 次ぎに、(主)松川IC大鹿線のリニア関連道路整備について、「半の沢 盛土計画」を現地において、飯田建設事務所の細川所長さんはじめ職員の皆さんに詳しく説明していただきました。




 小渋川に流れ込む半の沢の上部に堰堤を設置して、河川敷から現道の高さまで、盛土面積約4.8ha、盛土土量約53万㎥を盛土するという大きな事業であり、現在通行している約1kmのトンネル2箇所分の掘削土約20万㎥は既にストックしてあり、今後、リニア中央新幹線のトンネル掘削土約33万㎥を盛土し、安全で通行できる県道整備をする計画とのことでした。




 午後は、今年の7月豪雨災害で2度孤立しました喬木村大島地区に行き、大島区会議員の皆さんと意見交換をさせていただきました。
 喬木村の佐藤副村長さん、大島区の筒井区長さんや多くの方々にご出席いただき、飯田建設事務所の村松課長補佐さんの進行で、自主防災組織、災害時に自主的に行った活動、孤立したときの対応などについて話し合いをさせていただきました。




 今回の孤立は、豊丘村に行く林道が大きな崩落で通行止めになり、唯一の一般県道大島阿島線も法面崩落による通行止めの影響で4日間ほどと、迂回路の流出により2日間ほど孤立されたとのことです。
 大島区は33戸58名の4常会があり、喬木村では一番小さな区とのことで、高齢化率も74.2%と高齢化が顕著ですが、区長さんが責任者となり、区会議員さん達が県道及び林道の二次崩落の防止作業、住民の安否・家屋の被害有無の確認、食料備蓄量・飲み薬量・電気・電話・水道の状況調査、ヘリポートの架設箇所の設定と草刈り、山越えで行政職員と消防署員の誘導及び生活必需品などの運搬等々、災害時に自主的に多くの活動をされていて敬服しました。




 その他にも、ご逝去なさったご遺体の移動の手助けをしたこと、公民館に知らないうちにおにぎりが届けられたこと、最盛期のブルーベリーを5名の保冷庫に保管していただいたこと、野菜やブルーベリーの出荷時に仮設道路を区民13名と建設事務所、建設業者合わせて25名が応援されたなどの住民間の助け合いも素晴らしいと感じました。

 


 今回の災害対応などの反省から、発災時の指示命令系統、作業分担を明確にするため防災組織図を作成したこと、避難情報発生時、自宅避難対象か集団避難対象か明確にして一覧表を作成したこと、要介護者と支援者の救護体制を明確にした一覧表を作成したことなど、災害を教訓として、早々に多くの対応をされていて大変参考になりました。

 


 その帰りに、一般県道大島阿島線が通行止めになった法面崩落の加々須災害現場に寄り、村松課長補佐さん達から18,000㎥もの土砂崩落などの災害状況と無線リモコンで重機を動かして崩落土砂撤去などの対策内容、加賀須川の対岸に県道を復旧させる予定などを聞き、災害査定後に復旧工事を急ぎたいとのことでした。




 1日目の最後は、下條村の道の駅信濃路下條「そばの城」に行き、飯田建設事務所と各市町村が「道の駅」におけるサイクルステーション化の説明を伺いました。
 飯田建設事務所管内の 5箇所の道の駅にサイクルステーションを設置し、健康の増進、環境保全、観光振興等における自転車活用を促すとともに、安全・安心な自転車利用のための施策を推進するため、「道の駅」において、サイクルステーション化に伴う施設や備品を整備し、自転車利用者に快適な空間を提供することを目的として取り組んでいるとのことでした。





 またそばの城は、青空にそびえる天守閣があり、ここに下條村をひとつに集めた道の駅とのことで、村が誇る美味しいそばや色々なお土産が売られていました。



 区長会の視察研修初日は、大鹿村の柳島村長さんはじめ職員の皆さん、喬木村の佐藤副村長さんはじめ職員の皆さん、大島区の筒井区長さんはじめ区会議員の皆さん、飯田建設事務所の細川所長さんはじめ職員の皆さんなど、大変多くの方々にお世話になり心から感謝申し上げます。
 7月豪雨災害に遭われた地区では、地域コミュニティがしっかりしていて、皆さんで力を合わせて災害対応をされ、日頃からの地域の絆と災害時の共助の重要性を痛感しました。


▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、視察研修の出発前に我が家からドローンを飛ばして小舟集落上空からの風景を撮影しました。

小舟集落上空からの風景





 その他生坂村では、保育園で身体測定(以・未)、小学校でALT・音楽会特別時間割開始、小立野・日岐の皆さんの元気塾、健診結果返却などが行われました。

地区要望箇所現地調査&簡易水道有収率対策プロジェクト会議

2020年10月12日 | 生坂村の報告
 12日(月)は日差しが届いて穏やかな天気で、昼間は暑く朝晩は過ごしやすい一日でした。
 午前10時からの簡易水道有収率対策プロジェクト会議は、最初に前回会議からの流れと今後の予定、漏水調査の状況、各ポンプ施設の運転時間の比較、上生坂第1・第2配水池流量比較、配水量と使用量の比較について説明を受けました。
 その説明を受けて、下生坂への配水管敷設替え工事を進めること、上生坂第1配水池の漏水対策を加味して今後も状況判断と観察を行うこと、来週には第1配水池の草尾方面の漏水調査を実施すること、水田の用水が流れなくなり漏水調査がしやすくなったこと、池沢ルートの漏水調査も早めに行うこと、配水池のクラック対応と耐震化対策の計画などについて協議をしました。
 その結果、今月中に上生坂第1配水池系統と下生野第2配水池系統の漏水調査を実施すること、第1配水池の耐震化の概算設計をお願いすること、強靱化計画を策定するために県建設部技術管理室等に教えていただくなど様々な対策を実施することにしました。


 午後1時30分から今年度最初の地区要望箇所の現地調査を行いました。一昨年度から各区の要望箇所を把握して、調査内容を検証し来年度当初予算に計上するためと、来年度早々から工事が実施できるようにするために取り組んでおります。
 初日は小立野区と下生野区の現地調査を実施しました。各区長と役員の皆さんから説明を受け、平田議長と太田議員に同行していただき、今年度も私と振興課の課長・係長、地区担当職員と一緒に、新規の要望箇所を中心に協議をしながら調査を行いました。

▽ 最初は小立野区の天神沢の奥に行き、沢への倒木や崩落土砂の対策、村道の段差修繕の調査をしました。こちらの入りの集落には住んでいる人がいないので、年々山が荒れてきて困りますし、保全対象が難しいと感じました。








 次ぎに数箇所の村道の舗装修繕、用排水路の修繕、乳房橋の塗り替え、電線に支障のあるイチョウの枝の伐採などの要望箇所を調査しました。










 毎回、緊急性、必要性等を加味して、限られた財源の中、なるべく多くの要望にお応えしているところですが、今回も新たに各区から多くの要望がございます。
 今日の要望箇所の現地調査内容は、村道の補修・舗装修繕、法面崩落の対策、排水路の修繕・改修、支障木・立木の伐採、グレーチングの設置などでした。



▽ 午後3時からの下生野区は、数箇所の村道等の排水路修繕、お宮の立木の伐採、村道のU字溝の修繕、村道の段差補修、田の法面補修の現地調査を詳しい説明を聞きながら行いました。










 その他にもゴミ集積所前の段差解消、霊園の立木伐採と排水路の修繕、グレーチングの設置などの箇所を現地調査しました。








 今年度も担当部署と協議をし、回答した内容で対策工事及び対応をしております。また、国・県関係の道路、河川、治水砂防、治山等の要望も関係機関に調査していただいております。
 今回の要望に関しましては、来年度事業として限られた財源の中での対応ですので、引き続きご理解とご協力をお願いいたします。


▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、広瀬橋の上からドローンを飛ばし、宇留賀と山清路の風景を上空から撮影しました。
宇留賀上空からの風景





 その他生坂村では、保育園で歯科検診、小学校でステージ作り・SC来校、中学校で読書旬間(23日迄)、児童館で子ども工房、少年少女サッカー教室、振興課関係工事開札、県人事課長打合せ、やまなみ荘で村内無料入浴日、職員健康相談などが行われました。

上生坂上空からの風景

2020年10月11日 | 私の挨拶
 11日(日)は雲が多くスッキリしない天気で、朝晩は肌寒く日中は過ごしやすい体感でした。

▽ 毎朝恒例の撮影は、やまなみ荘下の駐車場から、雲海が低く立ち込めていた上生坂上空からの風景を撮影しました。
上生坂上空からの風景





 今日は公務が無く、日置神社秋季祭典の提灯などの片付けは息子にお願いして、妻と娘と孫で白駒池に行ってきました。
 順調に茅野市側からメルヘン街道(国道299号)を走って行きましたが、白駒池駐車場に着くと佐久穂町側から駐車場に入る車が500メートルほどつながっていて、その列に並んで駐車場に入るまで1時間ほど掛かるということで、娘に運転してもらい、孫を連れて一足先に3人で白駒池に向かいました。








 最初は白駒池が一望できる高見石に登る予定でしたが、ガスっていて見えない可能性がありましたので、白駒荘の近くで1時間ほど待っている中、霧が晴れたり立ちこめたりと変わりやすい天気の風景を見ながら孫と遊んでいました。









 娘と合流してガスバーナーでお湯を沸かしてカップヌードルとおにぎりの昼食を済ませるとさらに霧が立ちこめてきて、孫もお昼寝の時間になりましたので帰ることにしました。








 今シーズン最高の人出だったと思いますが、白駒池の紅葉や苔など素晴らしい風景が見られて、とても楽しくリフレッシュできました。







 その他生坂村では、中学校で北部吹奏楽祭、各地区で秋季祭典の昼祭りなどが行われました。

上生坂日置神社の秋の例大祭

2020年10月10日 | 生坂村の行事
 10日(土)は本降りの雨でスタートして、昼頃から雨が止みましたが、肌寒さが続いて寒い一日でした。
 我が上生坂日置神社の歴史と伝統があります秋の例大祭の日でしたが、新型コロナウイルス感染防止の対応として、勇壮な山車の曳航と余興は中止になりました。


▽ 朝8時からは、雨が強く降っていましたが、小舟常会の皆さんが公民階に集まり、日置神社の提灯の飾り付けもしました。










 当村各地のお祭りなどの伝統行事は、少子高齢化・人口減少の影響が表れていることに憂慮していますし、今年のように新型コロナウイルス感染症の影響で、歴史ある行事などが中止または縮小になり、大変残念に感じております。




▽ 例年の夜祭りは5台の山車が、お宮の境内を3周半して祭りを盛り上げますが、今年は宮司さんから各山車の常会毎にお祓いをしていただき、みんなでお参りをして終了しました。




 いつもの家内安全、交通安全などのご祈願とともに、新型コロナウイルス感染症の一日も早い終息と悪疫退散の祈願もされたことでしょう。


 今年の秋の例大祭は新型コロナウイルス感染症の影響で大幅に縮小されましたが、村や地域を守り育てていくには、お祭りや行事などの伝統・文化を守り、次代に継承していくことの大切さを感じます。




 歴史残る残念な日置神社秋季祭典ですが、氏子総代、祭典委員、氏子の皆さんなど関係の皆さん、ありがとうございました。


▽ 毎朝恒例の撮影は、雨が強く降る中、大日向橋からの風景を撮影しました。







 その他生坂村では、各地区で秋季祭典、寄せ植え教室、地域未来塾、少年少女サッカー教室、少年少女バドミントン教室、少年少女バレーボール教室、体育協会バドミントン部練習などが行われました。

松本地域振興局農地整備課要望箇所現地調査&山清路の風景

2020年10月09日 | 生坂村の報告
 9日(金)は雲が多く、夜には雨が降り出し、朝晩は寒く昼間はちょうど良い体感でした。
 午後2時からの農地整備課要望箇所現地調査は、松本地域振興局の農地整備課松本課長さんはじめ4名の職員の皆さんにお越しいただき、草尾上野ぶどう畑周辺の土砂災害要望箇所の現地調査と県営農村地域防災減災事業などを説明していただきました。

▽ 草尾上野地区で8月の大雨で農道の法面が崩落し、農道や鳥獣防止柵に被害を及ぼす危険性があるため対策をお願いしましたが、県単緊急農地防災事業で対応できるか検討したいとのことでした。






▽ 同じく草尾上野地区で、7月豪雨の際に、土砂が流れ出て鳥獣防止柵のところで堆積しているため、対策をお願いしましたが、鳥獣防止柵の設置業者に土砂を取り除いて工事をしていただき、その後斜面の状況を調査して対策を講じていただくことになりました。






▽ 最後も草尾上野地区で、県営中山間総合整備事業で実施しました農道整備の場所が、8月に農道路肩にクラックが入り、また農道反対側の法面も小規模な崩落があり、下には集落や村道1級1号線があるため対策をお願いしまして、引き続き県営中山間総合整備事業の中で対応したいとのことでした。






▽ そして、来年度から実施していただきます「県営農村地域防災減災事業」(地すべり防止施設長寿命化対策工事)について、道の駅いくさかの郷研修室で説明していただきました。
来年度から5年計画で草尾・昭津・下の田地区において、平成29年度に策定した長寿命化計画に基づき、地すべり防止施設の補修・機能回復を行い、地すべり被害の発生を防止するなどのために実施していただくとのことです。




 今回は草尾上野ぶどう畑周辺の土砂災害要望箇所の現地調査をしていただき、それぞれ適切な回答や方向性の協議をしてくださりありがとうございました。
 また、県営中山間総合整備事業では、現在、下生野地区の揚水場更新と用水路のパイプライン化、上生坂原地区と大日向用水路の更新、下生坂地区と小舟地区の集落道の整備などの事業を進めていただいているとともに、地元の皆さんの要望に対しての対応についてもご尽力をいただいているところです。

 当村の基幹産業であります農業の振興や課題解決等のために、現在実施いただいています県営中山間総合整備事業は大変重要でありますので、引き続きのご指導、ご支援の程よろしくお願いいたします。


▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は山清路に行き、昨日の雨で犀川は濁っていまして、水位が下がって岩が多めに見えました風景です。
山清路の風景









 その他生坂村では、保育園で秋の遠足、小学校でALT、小・中学校で主幹指導主事訪問、中学校3年生発育測定、松本合同庁舎移動販売、保健師オンライン研修などが行われました。

松本建設事務所関係要望箇所現地調査

2020年10月08日 | 生坂村の報告
 8日(木)は朝から雨が降り続き、時には強雨になる時もあり、昼間も気温は上がらず寒い一日でした。
午後2時30分から、松本建設事務所の坂田所長さんをはじめ職員の皆さんが、10名以上もお越しいただき、当村の県道の舗装・法面修繕、県管理河川の支障木の伐採・堤防の修繕、河床整理等の要望箇所の現地調査していただきました。
 担当の職員の皆さんが、既に把握いただいている箇所もあり、今年度も坂田所長さんや担当課の方から対処方法などについて説明をいただき、多くの対応をしてくださることに感謝する次第です。

▽ 県道下生野明科線小立野地区の暗渠排水が、中で折れているのか、排水に支障をきたしているようですので、カメラを入れて状況を調査していただくことになりました。




▽ 同じく県道下生野明科線の下生野横手地区は幅員が狭いため、路線バス等の待避所設置の要望をしましたが、まず測量をして設置可能かどうか検討していただくことになりました。






▽ 国道19号の池沢・小舟間の支障木を調査していただき、犀川河川内の支障木の伐採は、予算が3年間付いていますので、3年間で緊急性、必要性を加味して村内の県管理区間の犀川河川内の支障木を伐採していきたいとのことでした。






▽ 道の駅いくさかの郷の案内標識とその手前にある普通の標識を説明させていただきながら、現状では標識を見落とす人が多く、通り過ぎてしまうとの苦情が多いため、南側及び北側にいくさかの郷の案内看板を設置していただくように要望しましたが、直接長野県建設部道路管理課に要望することになりました。




▽ 県道275号のダム湖畔で、今年3月に落石があり、防護柵を飛び越えて県道の歩道まで落ちた場所で協議をしましたが、山の上部からの落石は防護ネットでは防ぐことは難しいという考察をいただき、再度、対策工事を林務課と協議するように説明を受けました。





▽ 県道275号は道の駅いくさかの郷側から走って行くと、交番下の横断歩道が分かりづらく、歩行者がいても停車しないし、徐行もしないということで、対策を講ずるようにPTAから要望があり、来年度当初に県道上に減速の路面標示をしていただくことになり、横断歩道の標識は警察署にお願いするように説明を受けました。




▽ 昨年度に続き袖沢川の犀川合流部分の護岸整備と堆積土の搬出をお願いしましたが、何処かで堆積土を利用できないか検討することになり、側溝に蓋をして欲しいという要望に関しては、土砂や枯葉などの清掃がしづらくなるし、緊急性が分からないので、再度要望内容を確認することになりました。




▽ 袖沢川の河川内と県道沿いの支障木伐採の要望については、7月豪雨で倒木が多くあり、流れに支障をきたす倒木は撤去することと、県道沿いの支障木は山の所有者を当村が調べて対処していただく方向で協議しました。






▽ 草尾区の犀川堤防の蛇籠が壊れ、穴が空いている箇所があり、弱小堤でもあり今後の対応をお願いしましたが、修繕は対応できますが築堤工事に関しては回答がいただけなかったので、犀川の県管理区間(中抜け区間)の国直轄化を引き続き要望していかなければと感じました。




▽ 国道19号雲根地区の雑木が繁茂している状況を調査しましたが、歩道が歩けない箇所は長野国道事務所にお願いし、河川内と民地の境を明確にして再度要望することになりました。




▽ 宇留賀区金熊川の土砂の堆積現場では、7月豪雨時に天場まで50センチ位まで水位が上がったことから、浚渫をお願いし、近くの荒廃地に撤去した土砂を搬出できるように地権者にお願いすることになりました。
 また、麻績川は今まで何度となく氾濫し、床上・床下浸水の被害に遭っているので、麻績川の浚渫も早期に実施していただくようにお願いしました。





 雨が降って足下の悪い中、今回もしっかりと現地調査をしていただき、それぞれ適切な回答や協議をしていただき感謝申し上げます。村民の皆さんの安全安心な生活のために、引き続き道路・河川整備は重要でありますので、ご指導、ご支援の程よろしくお願いいたします。


▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、雨が強く降る中、県道275号の歩道から撮影した生坂ダム湖の風景です。





 その他生坂村では、小学校で貯金日・防犯教室、中学校で全校奉仕作業、公民館でトレーニング講座、大城・京ヶ倉を広く世に出す会打合せ会議などが行われました。

B&G海洋センター事業打合せ&大日向上空からの風景

2020年10月07日 | 生坂村の報告
 7日(水)は段々と雲が広がり、午後から次第に雨が降り出し、寒い一日でした。
 午後1時40分からは、私と樋口教育長、吉川所長でB&G財団に伺い、古山常務理事さんはじめ職員の皆さんにお会いして、今年度申請しましたB&Gプール修繕助成金の採択のお願いと、藤澤主事がインストラクター養成研修でお世話になり、無事修了証をいただけた御礼と、一昨年度修繕助成金を頂戴して完成しましたB&G体育館の耐震化、屋根・外壁の塗装、LED化等の改修事業の御礼の挨拶をさせていただきました。



 当村は、今年度も「海洋センター施設利用者人口比率 ベスト10」の中で、上屋付・屋外プール部門において、当村のプールが全国4位となったことや、小学校は今年度から授業で使用を始めたこと、村外からは約4割の方が利用されていること、7月は長雨で利用率は少なかったですが、8月は昨年度より良かったことなどの話をさせていただきました。


 古山常務理事さんからは、ダム湖があるのだから、海辺の子ども達が経験できるような、サップやカヤック、水上スキーなどをプールで練習させて、ダム湖で経験させてあげると子ども達はとても喜びますと言われ、B&G海洋クラブの登録申請をして取り組むことやサップなどの購入補助もあること、来年度は今回の新型コロナウイルス感染症の影響を考慮して自治体等支援の観点から修繕助成金をアップしているので、申請団体が例年の1.5倍程と多い状況であり、採択が狭き門になっているなど、色々と説明してくださいました。


 当村のB&Gプールに関しては、老朽化が顕著であり、今年度に修繕・改修する概算の見積りを添付して、B&Gプール修繕助成金を申請させていただきましたので、今後教育委員会が中心になり、採択状況によって議員各位とも協議していかなければならないと考えております。


 現状では、中学生は今年度、新型コロナウイルス感染症の影響で水泳授業は無かったですが、例年は授業で使用していまして、今年度からは小学生も使用していますので、その点も考慮して、なるべく早く修繕・改修をしたいと考えておりますので、引き続きB&G財団の方々にご指導、ご支援をよろしくお願いいたします。


▽ 帰りの時にウエルカムボードを挟んで恒例の記念撮影をさせていただきました。本日はお忙しい中、古山常務理事さんはじめ職員の皆さんにご対応いただき感謝申し上げます。今後とも当村のB&G海洋センターに対して、ご指導、ご鞭撻のほどをよろしくお願いいたします。



▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は大日向に行き、上空から大日向、宇留賀、下生野、昭津と広範囲の風景を撮影しました。
大日向上空からの風景







 その他生坂村では、小学校4・6年生が山清路大橋現場見学会・5年生が計画休業、中学校で全校奉仕作業打合せ、児童館でしょうぎ教室、健康応援隊in日岐、ひきこもりオンライン研修などが行われました。

長野国道事務所関係要望箇所現地調査&下生野上空からの風景

2020年10月06日 | 生坂村の報告
 6日(火)は秋晴れや曇りで、涼しい風にまた一歩秋が深まったことを感じた一日でした。
 午後2時から、長野国道事務所の永江所長さんをはじめ幹部の皆さんにお越しいただき、当村の国道19号の舗装・法面等の改修・修繕、支障木の伐採等の要望箇所の現地調査していただきました。
 担当職員の皆さんは、当村から前もって要望事項を報告してありましたので、既に工事を実施する予定の箇所、把握いただいて調査・設計をしている箇所もあり、その他の箇所も永江所長さんや畦地副所長さん、担当幹部の方から対策方法などを詳しく説明していただき、多くの対応をしていただけると感じました。

▽ 最初に小舟地区から池沢地区まで間で、標識等の視界不良及び景観の悪化と降雨時にはカーブに水溜まりができ、通行に支障をきたしているところですが、松本国道出張所の堀内所長さんから、国道から外側1メートル位の視界不良等の支障木は伐採していますが、河川内の樹木は松本建設事務所に要望するように説明していただきました。


▽ 小舟地区の国道19号は、降雨時には水溜まりができ、通行に支障をきたしている状況であり、バスの停留所まで水しぶきが飛ぶことがありますが、轍の深いところは、舗装のやり直しやオーバーレイの対応を検討していただけるとのことでした。
 また、大雨の時集落内からの雨水が国道に氾濫し水溜まりになってしまいますので、側溝の清掃は国道事務所で行っていただき、集落からの流末の対策は村で行うことになりました。








▽ 現状の道の駅いくさかの郷とその手前にある普通の標識を説明させていただきながら、現状では標識を見落とす人が多く、通り過ぎてしまうとの苦情が多いため、南側及び北側にさらに案内看板を設置していただくように要望しましたが、長野県建設部道路管理課に要望するように説明を受けました。






▽ 滝ノ沢洞門の南北の出入り口では、大雨の時に水溜まりができ、運転に支障をきたしているため対応をお願いしましたが、現状を把握されていて、早めに排水工事等を行っていただけるとのことでした。






▽ 現在、長野国道事務所で防災減災対策として、下生坂竹の本地籍で堰堤の嵩上げ工事と法面工事を実施いただいていて、その堰堤工事の沢に当村の水道管が敷設してあり、今後の水道管の維持管理をするために敷設替え工事を要望し、実施していただく方向で回答をいただきました。


▽ 同じく下生坂竹の本地区は、現在応急対策として、H鋼等により土砂流出を防いでいただいているところが、経年劣化も見られるため住民から不安の声がありますが、現在、調査・設計をしていて、早ければ来年度事業着手になる予定とのことでした。




▽ 下生坂地区の国道19号は、前々から地元からの要望であり、約2kmの間で数箇所舗装に亀裂と、沈下及び凹凸があり、今年度舗装工事をしていただく予定とのことでして、地元の皆さんはじめドライバーの皆さんも喜ばれることでしょう。




▽ PTAからの要望で、村営バス犀川線の上りの大日向バス停に行く歩道がとても狭く、大型車が通ると大変危険であることから、既存の道路で下りのバス停の広い箇所を使って対処できるか概略図を書いていただくなどの対応策を協議しました。








▽ 雲根地区の国道19号では、降雨時は水溜まりが数ヶ所にでき、通行に支障をきたしていまして、排水のため毎年の土砂撤去をし、道路面は対応を検討するとのことでした。




 本日は大変忙しい中、詳細に現地調査をしていただき、それぞれ適切な回答や協議をいただき感謝申し上げます。村民の皆さんの安全安心な生活のために、国道19号は最も重要な道路ですので、引き続きのご指導、ご支援の程よろしくお願いいたします。


▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は下生野の高台に行き、上空から下生野、日岐方面の風景を撮影しました。
下生野上空からの風景







 その他生坂村では、保育園で園庭開放、小学校5年生がキャンプ②・ALT、中学校で2学期中間・総合②テスト、健康管理センターで2歳児教室、なのはなでお散歩、歩こう部(山雅企画)、昭津・大日向・宇留賀の皆さんの元気塾、地区担当職員会議などが行われました。

出産祝金目録贈呈&知恵の輪委員会&昭津橋付近からの風景

2020年10月05日 | 生坂村の報告
 5日(月)は雲が多かったのですが、段々と晴れてきて日向ではカラッと暑い体感でした。



 午前9時から、私が生坂村民を代表して出産祝金の目録をご両親に贈呈しました。今回は7月にお生まれになった第1子の男の子に、「当村では、子どもたちを村の宝と思い、行政は勿論ですが、村民も一緒にお子さんの健やかな成長を願っております。保健・福祉・教育など、若いお母さん方が安心して子育てできる体制が整っておりますが、さらに今後も若いお母さん方の声をいただきながら、のびのびと子育てができる村づくりを目指していきたいと考えております。」などとお祝いの言葉を添えて、出産祝金を贈らせていただきました。





 午後1時30分からの知恵の輪委員会は、私の挨拶の後、毎月の定例課長会議の概要を報告し検討協議をしました。
 事業検討の「事業評価について」は、第1期生坂村まち・ひと・しごと創生総合戦略の全体評価をする方法について、新方式の検証シートの記載方法等の説明を受けました。
 今までのPDCAサイクルの進捗管理シートよりは、今回提案した検証シートの方が見やすいという職員が多く、第1期の5年間をまとめて、審議会に報告し、第2期創生総合戦略の事業や予算に反映しやすいという意見でした。


 しかし、第1期創生総合戦略は毎年度、PDCAサイクル進捗管理シートで審議会に説明させていただき、ご意見・ご提言をいただき事業計画やKPIをローリングして進めてきましたので、まだ報告していない令和元年度のPDCAサイクルを、今までの進捗管理シートで審議会に説明させていただくことになりました。
 そして、第2期創生総合戦略分から、今回提案された検証シートにより事業評価をして、今年度分を来年度に説明させていただくことになりました。


 次ぎに、子ども・子育て支援係から、不登校支援、引きこもり支援の一環として、セルフエスティーム支援で紙ファイルの再利用版を製作するとのことで、いらなくなった紙ファイルの提供をお願いされました。


 次回は、政府が電子自治体の推進のために行政のデジタル化を進めることから、電算の共同化、「IoT」「ビッグデータ」「AI」「ICT」「RPA」のDXなどデジタル技術の講習会をお願いすることにしました。



▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は昭津橋に行き、昭津区、犀川、昭和電工広津発電所などの風景を撮影しました。
 
昭津橋付近からの風景







 その他生坂村では、小学校5年生がキャンプ、総務課関係業務開札、健診結果返却、教育支援委員会、少年少女サッカー教室などが行われました。

万平集落上空からの風景&庭の草取り

2020年10月04日 | 生坂村の風景
 4日(日)は雲が優勢でスッキリしない空でポツッと雨が降りましたが、日差しが乏しくて過ごしやすい体感の一日でした。

▽ 毎朝恒例の撮影は万平集落に行き、雲の間から見える上生坂や草尾方面など360度の風景を撮影しました。
万平集落上空からの風景






 今日は公務がなく、色付いてきたドウダンツツジの周りのシダの間から生えているスギナの草取りをしました。






 シダが繁茂していてスギナを根からなかなか抜けないので、チョコチョコ生えてきてシダより背が高くなってしまいますので、年に3回ほど草取りをしますが、今年は今回で最後になると思います。




 毎年このドウダンツツジなどが色付いてきますと、朝晩の温度が10度以下、日中が20度前後となり、秋の深まりを感じる頃となります。




 その他生坂村では、下生野五社宮秋季祭典などが行われました。