信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

古坂区方面の風景&長野県町村会臨時役員会・先進地視察

2020年10月22日 | 生坂村の風景
 22日(木)は雲が多く、夕方以降は雨が降りだし、夜遅い時間ほど本降りになりました。

▽ 毎朝恒例の写真は、視察中ですので、18日(日)に撮影した古坂区方面の風景です。
古坂区方面の風景




 視察研修2日目は、早朝に和歌山の高野山、滋賀県の比叡山と並んで日本三大霊場と呼ばれています、恐山に寄りました。




 恐山は、カルデラ湖である宇曽利山湖を囲む外輪山と円錐形の火山との総称であり、下北半島の中央部に位置する活火山で、宇曽利山湖の湖畔には、日本三大霊場の一つである恐山菩提寺があります。




 霊場内に温泉が湧き、共同浴場としても利用されていて、恐山を中心にした地域は下北半島国定公園に指定されています。




 この世のものとは思えない、むき出しの岩が広がる日本屈指のミステリアスな異空間で、例年は観光客も多いですが、やはりコロナ禍と早朝ということもあり、とても少なかったです。




 天台宗の円仁(慈覚大師)の開山で古くから霊場として知られ、故人に会うため全国から人が集まります、参拝者が後を絶たないパワースポットとのことでした。






 次ぎに青森県下北郡大間町に伺いました。金澤町長さんは、本日がどうしても都合が付かないと昨日ご挨拶に来られ、視察は菊池副町長さん、総務課 傳法参事さん、企画経営課 寺岡参事さん、産業振興課 田中課長さんにご対応をしていただきました。


 最初に役場で、菊池副町長さんの歓迎のご挨拶、羽田町村会長さんの視察対応等に対しての御礼の挨拶があり、出席者の紹介で始まりました。





 寺岡参事さんから、大間原子力発電所と地域振興のご説明をいただきました。大間原子力発電所は、敷地面積が約130万㎡、原子炉型式が改良型沸騰水軽水炉(ABWR)、燃料が濃縮ウラン及びMOX、出力が138万3千kWであり、工事進捗状況は、令和2年9月現在で37.6%とのことでした。


 昭和51年4月に大間町商工会が関連企業の誘致と地場産業の開発振興の観点から、大間町議会に対し原子力発電所設置に係る環境調査の実施を請願し、昭和57年8月に原子力委員会において電源開発株式会社を新型転換炉ATR実証炉の建設、運転の実施主体と決定しました。


 昭和59年12月に大間町議会では環境調査終了を踏まえ「原子力発電所誘致」を決議し、平成7年8月に原子力委員会はフルMOX―ABWRを建設する方針を決定し、電源開発は地元町村、青森県へ計画変更を申し入れ、平成12年2月に建設準備工事に着手しました。


 平成20年4月に経済産業省が原子炉設置を許可し、工事計画(第1回)を認可し工事に着工しましたが、平成23年3月東日本大震災に伴い原子力発電所本体建設工事を休止し、24年10月に工事が再開するも、25年7月に原子力規制委員会の新規制基準が施行され、工事が休止し、4回の工事再開時期延伸があり、工事再開時期を令和4年後半と見込んでいるとのことでした。


 大間原子力発電所に対する交付金及び補助金(電源立地地域対策交付金9種類の交付金・補助金と電源立地等推進対策交付金2種類の交付金)を活用して、北通り種苗育成センターを、全額交付金で建設し、大間町水産振興計画の中核的事業及び大間原子力発電所の地域共生施設の一環として、エゾアワビ種苗生産・育成業務及び漁業者への栽培漁業の技術指導など人材研修により、北通り地域の水産振興を図っているとのことで、漁獲量・漁獲高が順調に推移しており、成果が上がっているとのことでした。

 介護福祉振興として、特別養護老人ホーム・短期入所生活介護・デイサービス・訪問入浴介護・訪問介護・地域包括支援センター・配食サービスの業務を行っている、大間町老人福祉施設「くろまつ」は、総工費 908,691千円に対し、各交付金充当額 899,826千円と一般財源8,865千円で平成10年4月開所したとのことで、管理運営方法は、社会福祉法人大間町社会福祉協議会と指定管理料なしの指定管理協定を締結していて、総職員数77名が働いていて、両事業とも各種電源立地等交付金が殆ど充当されていて驚きました。

 次ぎに「大間まぐろ」ブランド化の経緯として、津軽海峡付近は、対馬暖流や黒潮の暖流と親潮の寒流がぶつかりあうことでプランクトンが沢山発生し、多様な魚が集まる豊かな漁場を形成していて、昭和30年代になって漁船の大型化や漁具の進歩と相まって豊漁を続け、作家吉村昭の小説「魚影の群れ」で全国的に脚光を浴びました。


 大間のマグロは、大間﨑沖1~3kmで釣れる近海物だけに、東京築地市場でも値が高く、外国産の冷凍マグロが1キロ当たり7,000円前後に比べ、軽く数万円の値がつき、高値のため大物は殆ど大市場へ直送され、「地元で美味しいマグロが捕れるのになかなか口に入らない」と嘆く声もあるとのことです。
 大間町の年別マグロ漁獲と主な出来事として、昭和58年に映画「魚影の群れ」が放映されましたが、その頃から平成4年まで不漁が続き漁価も低迷しました。平成6年440kgのマグロが水揚げされ、大間町では過去最大を記録し、本州最北端にあるモニュメントのモデルになり、平成10年に完成しました。平成13年築地市場初競りで202kgのマグロが2,020万円(10万円/kg)で落札され、当時の最高値を記録しました。


 平成12年のNHK朝の連続テレビ小説「私の青空」から色々な番組で放送され、平成19年の石原プロダクション新春スペシャルドラマ「マグロ」が放送され、さらに有名にあり、大間漁協が「大間まぐろ」として地域団体商標登録をしました。
 平成25年には、222kg、15,540万円(70万円/kg)で初めて億超えをしましたが、平成27年には、太平洋クロマグロ小型漁(30kg未満)の漁獲規制が始まり、30年には大型漁漁獲規制も始まり、大型マグロが捕れる時期に漁をする様にしているとのことでした。
平成31年には、豊洲市場初競りで278kg、33,360万円(120万円/kg)の史上最高値で落札されました。


 今では「マグロ」といえば「大間産」とすぐに出てくるほど「大間まぐろ」はブランドとして広く認知されるようになり、漁業者の意識が向上し、漁獲後の取り扱いが丁寧になり高品位化され、マグロを求めて多くの人が大間町を訪れるようになり貴重な観光資源になっているとのことでした。



 役場の屋上から、大間町内、建設中の大間原子力発電所、北海道函館市方面を眺めながら説明を聞き、大間役場前で記念撮影をして、北通り総合文化センター「ウイング」に向かいました。







 ウイングは、大間町、風間浦村、佐井村の3町村からなる北通りの人々を対象にした「文化」「教育」「健康」及び原子力に係る知識向上をめざす複合型文化施設とのことです。



 多目的ホール(固定席/287席、可動席465席)、図書室(蔵書数/約2万冊)、屋内運動場(1,300㎡)、室内温水プール(25m×5コース/幼児用プール)、展示コーナー、展望室などがあり、森ねぶた絵師・竹浪比呂夫さんによる、平成26年度知事賞最優秀製作者賞の「大間の天妃神 千里眼と哪吒」の天妃神ねぶたも展示され、下北ヒバを使いチェーンソーで彫り上げた向井勝實さんの玄関前モニュメント「家族 森呼吸」もありました。とても素晴らしい施設で羨ましく感じました。











 次は、本州最北端の地「大間崎」に行き、ここは津軽海峡をはさんで、函館市汐首岬までの距離はわずか17.5キロメートルで、天気が良かったので、対岸の北海道を見渡すことができ、函館市内や函館山なども肉眼で確認できました。

 大間町の漁師に一本釣りされた440キロのマグロがモデルになっているモニュメントのところで、みんなで記念写真を撮っていただき、津軽海峡と函館市方面の眺望を視察しました。












 大間漁協荷捌き場には巨大マグロの水揚げに出会えるかもしれませんでしたが、漁から戻る時間でなく、昨日冷凍庫にあった大型マグロも大市場に直送された後で見ることはできませんでしたが、漁港では多くの漁船を見ることができました。






 緊急を要さない疾病やショッピングなどは、距離の近い中核市である函館市を利用する場面が多く、函館市は生活圏の一部ともなっています。各都市圏に移動する場合も、対岸の函館空港を利用した方が、便が良い場合もあり、大間町は函館との航路を維持するためフェリー1艘を無償譲渡するなど、津軽海峡フェリーの支援も行っているとのことでした。


 我々がフェリーに乗船して、函館市に向かって出港したとき、大間町の菊池副町長さんはじめ多くの職員の皆さんと公式キャラクター「かもまーる」ちゃんが「へばの~!」「へばの~!」と叫びながら大漁旗を振り、見えなくなるまでお見送りをしていただき感動しました。
大間町の職員の皆さん、関係の皆さんに大変お世話になり素晴らしい視察研修ができましたことに感謝申し上げます。




 その後、10月臨時役員会は、協議事項として、長野県市町村職員共済組合の議員等候補者の推薦について協議し、原案通り承認し、報告事項として、長野県自治体労働組合連合からの要請、県への要望運動を含んだ11月役員会の日程、全国町村会の動向等について報告を受け協議をし、それぞれ了承しました。


▽ 毎朝恒例の写真の続きで古坂区方面の風景です。




 その他生坂村では、保育園で焼き芋会・園庭開放、小学校で校内教育支援委員会・マラソン事前健診(低学年)、なのはなで焼き芋会、保育園打合せ、民生児童委員協議会などが行われました。

山清路上空からの風景&長野県町村会先進地視察

2020年10月21日 | 生坂村の風景
 21日(水)は晴れて穏やかな秋晴れになりましたが、夕方以降は雲が厚みを増し広がりました。

▽ 毎朝恒例の写真は、朝出発が早かったので、18日(日)に撮影した山清路上空から撮影した風景です。
山清路上空からの風景






 私は朝7時前に家を出て、長野県町村会先進地視察で青森県に向かい、長野県町村会役員の皆さん全員が大宮駅で集合し駅弁を食べながら、新青森駅に12時35分に着きました。

 さっそく近くの青森県観光物産館アスパムに行き、地上51mの高さの13階の展望台では、天気が良かったので、青森市街はもちろん、 下北・津軽の各半島やむつ湾、八甲田の山々、青森ベイブリッジ・八甲田丸など、360度ぐるり眺望が視察できました。




 一階には県内最大規模の品揃えのお土産店があり、りんごのお菓子やジュース、津軽塗をはじめとした民工芸品や、青森県のきれいな海から獲れた新鮮なほたて、水産加工品等を豊富に取り揃えてありました。





 次ぎに、青森県の下北半島太平洋岸に位置して、原子燃料サイクル施設などの原子力施設の他、国家石油備蓄基地や、やませを利用した風力発電基地等、エネルギー関連施設が集中している六ヶ所村へ行きました。





 そのエネルギー村の原子燃料サイクル施設に行って、日本原熱株式会社の担当者方から、六ヶ所村の概要と施設の詳しい説明を伺いました。




 六ヶ所村の日本原燃株式会社によりウラン濃縮工場、低レベル放射性廃棄物埋設センター、高レベル放射性廃棄物貯蔵管理センター、再処理工場が操業・建設されています。また、MOX燃料工場が建設されていました。


 日本原燃株式会社は、資本金4,000万円、売上高2,011億円(2019年度)、株主は9電力会社と日本原子力発電が主要の株主(全体の91%)、従業員の2,928名の内、約62%が青森県出身者であり、2020年度新入社員の81名の内、青森県出身者は69名とのことでした。また、協力企業数は約900社で、現地就労者数は平均して一日約5,000名で、地域の活性化と地場産業の振興に貢献されているとのことでした。


 原子力発電の燃料となるウランは、ウラン鉱山から採掘された後、様々な工程を経て燃料集合体に加エされ、原子炉に装荷される、原子燃料の採掘から再利用までの流れの「 原子燃料サイクル」についても説明を受け、下記のような事業の展示を見ながら詳しく説明していただきました。


▽ この1個のペレットの発電で、4人家族半年分の電気料が賄えるとのことです。


 原子力発電所で発生した低レベル放射性廃棄物を埋設する「低レベル放射性廃棄物埋設センター」は、最終60万㎥(200リットルドラム缶300万本相当)の施設規模で、2020年9月末での埋設量は、ドラム缶数で約31.6万本分とのことでした。


 再処理の海外委託に伴い返還されるガラス固化体を冷却のために30~50年間一時貯蔵する「高レベル放射性廃棄物貯蔵管理センター」は、貯蔵容量2,880本の施設規模で、2020年9月末現在で1,830本とのことでした。


 原子力発電所から発生する使用済燃料を再処理する「再処理工場」は、今年7月に新規制基準へ適合するための事業変更の許可が下り、2022年度上期に竣工予定とのことでした。




 再処理工場で回収されたMOX粉末を原料に原子力発電所用のMOX燃料を製造する「MOX燃料工場」は、現在、新規制基準に基づく安全審査を実施中で、一層の安全性向上を図るために「火災対処設備の追加」「建屋の耐震強化」「設備の配置場所確保のための建屋容積の増加」を行うとのことでした。




 重大事故の対応強化として、サポートの追加等の地震対策強化、防護ネット設置等の竜巻対策、電源車、ポンプ車、ホイルローダの配備、水素爆発対策、凝縮器の設置、放水砲の準備、無尽蔵な水源確保等による更なる安全対策を講じているとのことでした。



 六ヶ所村は、国、青森県、産業界などが一体となって取り組んできた「むつ小川原開発」の地域で、国家石油備蓄基地や原子燃料サイクル施設が立地するなど、国内でも有数のエネルギー関連施設の集積地となりました。しかし、東日本大震災とそれによる東京電力(株)福島第一原子力発電所の事故などの影響により、我が国のエネルギー供給量割合は大きく変わりました。そういう点で有意義な視察ができました。


▽ 毎朝恒例の写真の山清路上空から撮影した風景写真の続きです。



 その他生坂村では、小学校で音楽会、児童館でのらのら青空塾・しょうぎ教室、歩こう部、ビニールハウス栽培土壌診断結果報告会、豚コレラ経口ワクチン散布、健診結果返却などが行われました。

高津屋森林公園上空からの風景&長野県町村会第31回定期総会

2020年10月20日 | 生坂村の風景
 20日(火)はスッキリと晴れて穏やかな秋晴れとなりました。

▽ 毎朝恒例の写真は、出張先から長野市に直行しましたので、18日(日)に撮影した高津屋森林公園上空からの風景です。
高津屋森林公園上空からの風景




 午前10時30分からは、長野県町村会第31回定期総会が開催されました。






▽ 長野県町村会長の羽田長和町長さんから、先般7月の豪雨災害では、公共土木施設や農業施設、農作業への被害が多数発生し、被災された皆様に改めてお見舞いを申し上げ、昨年の東日本台風による大災害から一年が経ちましたが、この災害を踏まえ、去る6月に阿部知事、加藤市長会長とともに、信州防災逃げ遅れゼロを宣言し、決して逃げ遅れを出さないという強い決意のもと、県と市町村が一体となって、防災・減災対策を推進していくこととしております。ここ数年施設災害が頻発しており、県内市町村においても甚大な被害が生じております。町村会では引き続き被災町村の復興を支援しながら、諸事業を進めてまいる所存であります。
 国政においては、先月菅新内閣が発足し、新型コロナウイルス感染症への対処ともに「活力ある地方をつくる」を基本方針として掲げております。地域の活性化、防災・減災対策の推進、地域医療体制の充実など、国と地方を取り巻く課題解決に取り組んでいただくとともに、国民の期待と地方の声に応える政策を推進し、地方の元気と活力を生む施策を進めていただくよう強く願うところであります。町村会としましても、現在の町村の声と現状を国政にしっかりと伝えるべく、国や関係者に対し、提案要望活動を積極的に展開してまいる所存でありますので、町村長の皆様の一層のご協力をお願い申し上げます。

 一方、県においては阿部知事のもと、県民の確かな暮らしの確保に向けて鋭意取り組みをいただく中で、新型コロナウイルス感染症対策においては、市町村との連携協力のもとに取り組んでいただいており、その状況下、知事と市長会・町村会の役員で11回にわたる意見交換を実施し、情報共有や今後の方向性について議論を行ってまいりました。また、先月には県や町村会ほか関係団体とで、この感染症に伴う誹謗中傷ない社会の確保に向けて、家庭、職場、学校、地域が一丸となって取り組むべく、この対策の共同宣言を行ったところであります。
 長野県町村会が大正5年12月13日の創立から、この12月で100周年を迎えます。ここに至るまでの間、大正、昭和、平成、そして令和へと時代とともに地方を取り巻く情勢は先達の中で、様々な活動や取組を展開し今日まで歩んでまいりました。今後記念の式典や記念誌の発行などを予定しておりますが、新たな時代の向けた更なる町村の発展のために町村長皆様の引き続きのご理解とご協力をお願いしますなどと挨拶されました。


▽ 次に、町村長在籍10年以上の令和2年度長野県町村会自治功労者表彰では、青木村 北村村長さん、麻績村 高野村長さんが表彰され、代表して高野村長さんが謝辞を述べられました。




 地方自治に貢献したということでございますが、私は振り返りますと職員で26年、助役4年、村長10年ということで、約40年行政に携わってきたわけでございますが、今振り返りますと行政も大きく変わったことを実感している訳でごさいまして、昭和50年代の時代は黙っていてもドンドン人口が増えていく時代で、そういう中で人口の増える時代をどうするかとういう時代でありまして、今日では想像が付かない時代でありました。そういう中で地域を元気にするために、色々な施策を地域住民の皆さんとともに進めてきたわけでございますが、今は当時とは違う難しい時代になったかと思いました。そして人口の減少、過疎化は、当時では想像が付かなかったことでありますが、それが現実として私たちども行政に携わる者が、何をなすべきかこということが求められている訳でございます。こうした栄えある席で表彰を受けるということは、改めて初心に返ってしっかりやりなさい、ということではなかろうかと受け止め、これからも皆様方からご支援いただき、地方自治のために全力を尽くしていきたいことをお誓いしますなどと謝辞を述べられました。


▽ 阿部知事さんが、長野県、日本、世界と新型コロナウイルスの戦いの真っ最中であり、また加えて昨年の東日本台風、7月豪雨災害からの復旧復興が道半ばで、極めて厳しい状況であり、町村長の皆様方と色々な場面で力を合わせて取り組んで来ており、是非これからもなお一層町村長の皆様方と長野県が力を合わせて様々な課題を乗り越え、新たな課題にチャレンジしていき、災害に強い長野県にしていくことだと思っております。
 新型コロナ対策は医療、検査機関、生活、産業へとしっかり進めていかなければいけない。長野県と一番の課題は、インフルエンザの流行期に、飛躍的に検査体制を増やし、皆様方にもご支援いただき取り組ませていただいておりますし、地域の医療機関と皆様方と連携して進めてまいりたい。新型コロナは正しく恐れて、正しく恐れない、しっかりとして感染防止対策を講じながらも、過度に社会経済活動を萎縮させないスタンスで、これからも新型コロナに対応していきたい。アフターコロナを見据えて、コロナ禍で地方回帰が少し出てきている動きをしっかり掴めて、長野県の活性化につなげていく取組をしっかり進めていくことと、DXにおいてもデジタル庁を設置し、1丁目1番地の課題になっており、長野県は戦略を作って市町村の皆様と一緒になって進めていこうと、協議体も設立して課題を共有して取り組んでいく体制を作らせていただき、県と市町村がタックを組んで取り組んでいこうという形が作られる状況であります。DX化、デジタル化は、国が責任を持って進めていってもらいたい。気候変動の問題は、ゼロカーボンとして、2050年までの実質CO2排出ゼロを目指して、今後子どもたちや孫たちの将来世代に素晴らしい地球環境を残していくためであり、今こそ立ち上がらなければいけないという決意で当たってまいりたいなどと祝辞をされました。


 小池県議会議長さん、県市長会長 加藤長野市長さん、県町村議会議長会 下平会長さんからもそれぞれの立場から来賓祝辞を頂戴しました。


 次に議事は、令和元年度長野県町村会会務報告、一般会計等3会計の歳入歳出決算、国・県に対する提案・要望事項、決議、要望運動方法など上程した各議案が原案の通り承認されました。


▽ 私は、建設部会長として「道路等交通網の整備促進及びインフラ老朽化対策の充実」と「河川・砂防施設の整備促進」を重点提案・要望事項として上程し、原案通り承認していただきました。


 午後1時からの中信地域町村交通災害共済事務組合議会定例会が、私が管理者として開催させていただきました。
 9月末現在の事業状況の報告があり、当村の共済見舞金支払状況は、前年対比4件減(死亡件数0件)でして、31,000円減額の0円となっていました。
 承認1号 長野県町村公平委員会を共同設置する地方公共団体の数の減少及び規約の変更について、
 議案第4号 令和元年度中信地域町村交通災害共済事務組合事業会計決算の認定について、それぞれ原案の通り認められました。
 当村の令和元年度の共済見舞金支払状況は、前年対比1件増(死亡件数0件)でして、57,000円増額の193,000円となっていました。
 今年度は、交通事故が減少傾向でありますし、死亡事故も発生していない状況ですので、村民の皆さんには引き続き交通安全に努めていただきたいと思います。


▽ 毎朝恒例写真の高津屋森林公園上空からの続きです。



 その他生坂村では、保育園でイングリッシュランド、小学校でALT・音楽会前日準備、中学校で3年生が進路講話、なのはなで乳幼児秋冬お下がり会、児童館でマラソンクラブ、下生野B班の皆さんの元気塾、健診結果返却などが行われました。

生坂ダム湖の風景&全国治水砂防協会北陸信越地区支部長・参与会議

2020年10月19日 | 生坂村の風景
 19日(月)は雲が優勢な空でしたが、雲の間から日差しが届き、昼間は秋の装いで丁度良い体感でした。

▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、朝霧が立ち込めていたので、池沢口に行き生坂ダム湖の湖面の近くと日岐方面の風景を撮影しました。
生坂ダム湖の風景






 午後3時から石川県七尾市で全国治水砂防協会北陸信越地区支部長・参与会議が開催され、(一社)全国治水砂防協会長野県支部の支部長として出席しました。当地区は石川県・福井県・新潟県・富山県と長野県から構成されており、各県の支部長さんか代理の方と、参与として各県の砂防課長さんが参加して行われました。
 最初に今年度当番県の石川県中能登町長 杉本栄蔵支部長さんの挨拶から始まり、来賓として国土交通省水管理・国土保全局 砂防部長 今井一之さんと全国治水砂防協会 理事長 大野宏之さんに、それぞれの立場からご挨拶を頂戴しました。






▽ 自己紹介の後、国土交通省からの提供情報として、「砂防行政に関する最近の話題」と題して、今井部長さんからご講演をいただきました。


 最近10年の土砂災害発生件数が、それ以前に比較して約1.5倍に増加している近年の土砂災害の発生状況、長野県を含む37府県で土砂災害が発生した令和2年7月豪雨に伴う土砂災害の特徴、熊本県から要請を受け11市町村に派遣した448人ものTEC-FORCE砂防班の派遣状況、多くの報道があった土石流を補足し、被害を防止した井口台4号砂防堰堤、緊急浚渫推進事業債の活用が可能になった砂防堰堤に堆積した土砂の除石、土砂の流入・堆積するも、近隣の人が高齢者を屋内垂直避難をさせ(自助・共助・公助の連携)難を逃れた事例、国土交通省と厚生労働書が有識者会議を設置した、令和2年7月豪雨災害を踏まえた高齢者福祉施設の避難確保に関する検討会、事前の避難行動があった38%の住民の避難行動及び土砂災害警戒区域の認識にかかる調査・分析結果、近年の気候変動の影響により土砂災害の激甚化、頻発化する傾向に対して、土砂災害対策により地域社会の「いのち」と「くらし」を守る取組、氾濫をできるだけ防ぐための対策等の流域治水の考え方及び治山対策と砂防事業の連携、全国1400余りの市町村からなる一般社団法人全国治水砂防協会が、令和2年7月豪雨に伴う土砂災害の発生を受けて緊急提言を提出したことなどについて分かりやすく説明していただきました。








▽ 次に大野理事長さんから「砂防をめぐる最近の話題」と題して情報提供をしていただきました。


 最初にスイスで発生した土石流の映像では、環境問題の視点から「気候変動」ではなく、人類と生物の生存基盤を揺るがす「気候危機」であり、ヨーロッパでも土砂災害が増加していること、降雨50(mm/h)以上の発生件数が増えてきて、土砂災害発生件数も増えていて、土石流の増加傾向が顕著であること、防災マニュアルや防災マップを作成や年2回の避難訓練の取組などで、東広島市黒瀬町洋国団地で約50軒あった人家のうち、約10戸が全半壊、約20戸が床下浸水でも、人的被害がゼロであったこと、自らの判断で「近隣の安全な場所」へ避難するなど立退き避難を行う場合の災害の切迫感に応じて避難をすること、事前防災の重要性、東京一極集中緩和策の展開、地方を活性化する取組、国土強靱化、防災・減災などが議論されていること、東京一極集中から地方分散、交通インフラ整備と防災インフラ整備の充実などがポストコロナ時代についての展望であること、土砂災害警戒区域内に居住する住民における土砂災害の危険性についての認知度や市町村においてインフラ整備を担当する職員の確保状況等のアンケート結果など多岐にわたり説明していただきました。












 最後に、11月19日予定の全国治水砂防促進大会での提言項目のたたき台について説明を受け、多少の語句の変更を認め、内容的には了承しました。




 各県の提出議題として「砂防堰堤の効果的なPRについて」「土砂災害警戒区域に立地する要配慮者利用施設の市町村地域防災計画への位置付け」「マイ・タイムラインの作成促進に向けた取組について」「要配慮者利用施設の土砂災害に関する避難訓練実施率向上対策について」「ソフト対策の展開について」を各県から議題として提出していただき、他の県が現状の取り組み等について回答していただき、さらに全員で協議をしました。


 提出議案に対して各県の取組等について、今井部長さん、大野理事長さんから、当地区は全国に先駆けての取組が多く、東日本台風や7月豪雨災害など激甚な災害が頻発している中、防災・減災のソフト面の取組事例として啓発などに使いたいこと、アンケート結果から地区防災マップの作成が少なく、要介護施設等を地域防災計画に位置付けをするにも、マンパワーが厳しい状況であり、防災に強い方の人的支援が必要であることなどの意見を述べられました。




 今回も各県での避難勧告等の発令による避難の対応、自助・共助による災害対応、ハザードマップ等の周知方法など、防災・減災のソフト対策は、長野県と同じように進めていますし、当村での防災・減災のソフト対策の参考になる事例があり、今回も有意義な会議となりました。


▽ 毎朝恒例の写真は、生坂ダム湖の湖面の近くと日岐方面の風景写真の続きです。




 その他生坂村では、保育園で個別懇談会(~22日迄)、健診結果返却、少年少女サッカー教室などが行われました。

第21回 上生坂区長杯争奪マレットゴルフ大会

2020年10月18日 | 生坂村の催し
 18日(日)は午前中曇っていましたが、午後には日差しが届いて穏やかな秋の空になりました。
 午前8時からやまなみ荘下のスポーツパークマレットゴルフ場で、お盆明けの日曜日に恒例でしたが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため延期していました、上生坂区長杯争奪マレットゴルフ大会が行われました。

▽ 朝8時過ぎから開会式が行われ、藤澤副分館長の開会のことば、大澤分館長、丸山区長が、新型コロナウイルス感染症の感染対策をして、楽しく親睦を深めながら、優勝を目指して頑張ってくださいなどと挨拶をされ、前年度優勝者の竹内袈裟光さんから優勝カップが返還されました。




▽ 私からは、区民の皆さんの村政運営に対してのお力添えと、当マレットゴルフ大会を開催していただきました役員の皆さんに謝辞を述べ、練習の成果を発揮しみんなで楽しみながら、良い成績を目指して頑張ってくださいなどの挨拶をさせていただき、平田旭さんからルール説明をしていただきマレットゴルフが始まりました。







▽ 上生坂区民の皆さんが、肌寒い陽気の中、コースコンディションも昨日の雨で悪い状況でしたが、和気あいあいと親睦を深め、真剣にコースを見極め一打に集中して打っていました。










▽ 時には長い距離のボールがカップインするなど、賑やかにプレイをされて、色々な好プレイ、珍プレイで一喜一憂していました。












▽ 表彰式では順位や各賞ごとに賞品が贈られ、優勝者の平田旭さん、準優勝者の竹内袈裟光さん、3位の降旗福男さん、女性のトップ賞の長嶋モモさん、飛賞、ホールインワン賞、技能賞、ブービーメイカー、ブービー賞などが丸山区長さんから贈られました。










▽ 各賞品が贈られた後、優勝者の平田旭さんから、OBを出さないこと、皆さんもしっかり取り組めばできること、大会の準備等をしていただいた皆さんのお陰で優勝できたことなどの優勝スピーチをされ、大澤分館長から、新型コロナウイルス感染の中ですが、マレットゴルフを楽しんでいただき良かったこと、来年も開催していただきたいことなどの講評をいただき、皆さんに参加賞が贈られ閉会となりました。


 懇親会は新型コロナウイルス感染防止のため行わず、参加者に各家庭で召し上がっていただくビールが配られました。
 大澤分館長はじめ役員の皆さんには、当日の早朝から準備をしていただき、運営、片付けと大変お疲れ様でした。そして、参加された皆さん、ありがとうございました。


▽ 毎朝恒例の撮影は、マレットゴルフ大会を開催することが分かり、慌てて撮影しました我が家の庭の風景です。







 その他生坂村では、令和3年度新規職員採用試験、花火の片付けなどが行われました。

いくさかの郷特産市&悪疫退散終息祈願花火

2020年10月17日 | 生坂村の催し
 17日(土)は冷たい雨が降り、お出かけにはあいにくの天気で、昼間も気温は上がらず季節先取りの寒さとなりました。
 午前10時から毎月恒例の特産市が行われ、毎回出店いただいています、おじさま倶楽部の手打ちそば、女・人竹っこクラブの竹の子お弁当、竹っこおやき、こなもん工房の石窯焼きピザを販売していただきました。




 9月にテレビコマーシャルで露地物の193カラットを中心にいくさかの郷のCMを行いましたので、引き続き開店から多くのお客さんがお見えになり、お買い物を楽しんでいただいていました。




 まだ193カラットの各種ぶどうが出荷されていますし、松茸など各種きのこも少し出荷されていて、それらを買われているお客さんが多くお出でになりました。また、自分で品種改良した高価なぶどうが出荷されていて目を引きました。


 帰りがけに、冷蔵庫に保管してあるナガノパープルとシャインマスカットを持ってきていただき、全部で1,000房ほどあると言うことで、全部ふるさと納税の返礼品といくさかの郷に出荷していただけると言うことに御礼を申し上げました。




 かあさん家ではおまんじゅう、かあさん豆腐、おからドーナツ、かあさん味噌などを販売して、馴染みのお客さんが沢山買い求めていました。
 各団体の皆さん、かあさん家の皆さんなど関係の皆さんには、お忙しい中道の駅いくさかの郷の活性化のためにご協力いただき感謝申し上げますとともに、引き続きのご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。




 午後7時からは、17日~18日と行う予定でした生坂村最大のイベント「赤とんぼフェスティバル」が、新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止になり、その代わりに、みのわ手筒会の唐澤さんからご提案があり、「悪疫退散終息祈願サプライズ花火」を行っていただきました。
悪疫退散終息祈願花火


 新型コロナウイルス感染症の拡大により、赤とんぼフェスティバルをはじめ令和2年度におけるイベントや恒例行事の多くが中止となり、村民の間で閉塞感が高まっていると思料されるなか、みのわ手筒会からの厚意により花火の打ち上げを行うことで、新型コロナウイルス感染症の早期の終息を祈願するとともに、ささやかながら村民に楽しんでもらい、村のより一層の活性化を目指すことを目的に実施しました。


 運営は、振興課とみのわ手筒会、打上は有限会社関島煙火製造所とアルプス煙火工業株式会社の皆さんに行っていただき、警戒には、生坂村消防団本部と第2分団に当たっていただき、交通誘導員は振興課の職員が務めました。


 打上の午後7時には、雨が上がり、唐澤さんの合図により花火が打ち上がりました。霧が立ち込めることはなく、花火の煙が流れてから打ち上げてもらいましたので、全部で174発のスターマイン・5号玉・3号玉・信号3号玉を15分間ほど打ち上げていただきました。


 7時前からB&G海洋センターの駐車場やスカイスポーツ公園などに花火を見に来た家族連れなどが訪れ、混雑もなく15分間ほどの花火を見られ、村内向けだけに広報しておいて良かったと思いました。


 みのわ手筒会の唐澤さんと有限会社関島煙火製造所とアルプス煙火工業株式会社の皆さんには、とても素晴らしい花火を打ち上げていただき心から感謝いたしますとともに、消防団と振興課の皆さんなど関係各位に御礼申し上げます。




 きっと来年は、新型コロナウイルス感染症が終息して、例年通りの赤とんぼフェスティバルが実施でき、大花火大会も行いたいと思いますので、その節はお世話になりますがよろしくお願いいたします。




 みのわ手筒会の唐澤さん達からお声掛けをいただき、素敵な悪疫退散終息祈願サプライズ花火が行えて、ご覧になった皆さんは心に響いたものがあると思いますし、ICNでも放映しますのでお楽しみにお待ちいただきたいと思います。



▽ 毎朝恒例の撮影は、雨の降る中山清路に行き、新山清路橋付近から撮影した風景です。





 その他生坂村では、歩こう部(松本大学生による特別プログラム)、絵手紙教室、地域未来塾、少年少女サッカー教室、少年少女バドミントン教室、少年少女バレーボール教室、体育協会バドミントン部練習などが行われました。

いくさかマル得商品券追加販売&やまなみ荘定例会

2020年10月16日 | 生坂村の報告
 16日(金)は雲が優勢の空で、朝晩は寒く昼間も肌寒い体感が続いた一日でした。
 午前9時30分から「いくさかマル得商品券スーパープレミアム」の追加販売に当たり、販売セレモニーを商工会館で行いました。


 今回の商品券は、新型コロナウイルス感染症対策支援のために、例年の2.5倍の1セット10,000円で15,000円の買い物ができ、販売セット数2倍の2,000セットを販売しましたが、購入された方からもっと欲しいという要望があり、追加販売することにしました。
今回は500セットだけの追加販売ですので、販売セレモニーには30人近くの方にお越しいただきました。


 最初に瀧澤商工会長と私と平田議長が、追加販売開始に当たり、今回の追加販売で総額3,750万円の使用金額になり、商工業者の育成と村の活性化に結び付き、村民の皆さんの生活の一助になり、新型コロナウイルス感染症の影響で厳しい状況ですので、この商品券をご利用いただき、村の経済の活性化にもつながることを願いますなどと挨拶しました。




 今回も私が、整理券をお渡しした最初の方から順番に申込書に沿って金額を数え、マル得商品券をお渡しました。また商工会の正副会長、商工会と振興課の職員が付いて、商品券のセット数、金額を数えて申込書のチェック、ソーシャルディスタンスを考慮しての誘導などを一緒に取り組みました。




 今回も、多くの村民の皆さんに購入していただくために、セットの購入制限があり、お一人様2セット、1世帯6セットまでとさせていただき、初日から6セットを買われた方がお出でになり、1時間ほどで300セットが売れるほどの盛況でした。


 例年通り村民の皆さんの食料品・農業資材等の購入、光熱水費、車検費用などの足しにしていただくことと、地元の商工業者・農家等の育成に結び付け、地域経済の活性化を目指すために取り組んでおります。


 追加販売の500セットは、2日間掛からずに売り切れになりましたので、皆さんのお買い上げに御礼を申し上げます。


 午前10時からのやまなみ荘定例会は、9月の利用状況は、新型コロナウイルスの感染拡大防止対策が緩和され、Go Toトラベルキャンペーンなどもあり、お客さんは緩やかに増えてきましたが、収入では前年度より66.8%と相変わらず大幅減額となりました。
 9月3日から29日迄行ったまぐろ丼フェアは、306食の提供で評判が良かったとのことでした。お客様のご要望にお応えして、まぐろ丼フェアの復活もあるかもしれません。


 今年度はいくさか敬老の日の代替として、70歳以上の皆さんに「やまなみ荘限定商品券」3,000円分をお贈りし、やまなみ荘では今月末まで「お祝い御膳」を企画し、今まで76食を提供させていただきました。また、他のお料理でもご利用になれますので、お好みなお料理をお召し上がりください。



 15日(木)から11月3日(火)まで毎日開催の海鮮丼フェアが始まりました。今年は新型コロナウイルス感染症の影響などで、3月の開催以来、待ちに待った第2弾の「海鮮丼フェア」で、旬の大分産の「かぼすブリ」がメインで、お馴染みの北海道標津町直送のイクラとホタテ、厚切りのマグロなどに、汁物、茶碗蒸し、サラダ、香の物が付いてボリューム満点の海鮮丼です。




 10月の全戸配布の内容は、秋の超絶品プラン、お庚申プラン、忘新年会プラン、秋鮭フェア、新ひすいそば祭りなどをお知らせすることになりました。


 新型コロナウイルス感染症対策については、新しい生活様式に沿って対応し、アクリル板を使用や間隔を取った広間での飲食スタイルの周知、一人用のガスコンロを使った鍋料理、ふぐちり鍋、牛すき又は牛しゃぶの海鮮鍋などのGo Toイートクーポンのご利用、灰焼きおやきのなす・おから・ねぎの製造量などの協議もしました。


 11月は食堂の営業・テイクアウトに加え、宴会・宿泊なども新しい生活様式に沿って対応していますし、灰焼きおやきの販売も始まりました。また、Go Toイートクーポンもご利用できますので、皆さんのお越しをお待ちしております。



▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、先日竣工しました犀川の堤防と小立野方面の風景を撮影しました。
小立野方面の風景







 その他生坂村では、保育園で避難訓練・内科検診、小学校でアウトメディアチャレンジデー・ALT、下生野A班の皆さんの元気塾、道の駅いくさかの郷定例会などが行われました。

長寿会グラウンドゴルフ交流会&砂防事業現地調査

2020年10月15日 | 生坂村の報告
 15日午前10時からは、予定していたスカイスポーツ公園は前日の雨でコンディションが悪いため、総合グラウンドに変更し、長寿会連合会とおとこ塾の皆さんで一緒に、グラウンドゴルフ交流会が開催されました。


 平田長寿会長さんと私が、雨が上がって秋の清々しい天気の下で、3密にはなりませんから親睦を深めながらグランドゴルフを楽しんでいただきたいこと、無理をせず活動され、健康にご留意なさり、健康長寿でお過ごしいただきたいことなどの挨拶をし、コースを作っていただいた高野さんがコースやルールなどの説明をしていただき、私の始球式で始まりました。






 天気は雲が厚く覆っていても、総合グラウンドの状態は良さそうでしたが、最初は思った方向にボールが転がらず、打つ距離感も難しそうでした。










 しかし、2~3ホールが過ぎる頃には、ボールの転がり方が分かってきたようで、いつもマレットゴルフやゲートボールをプレイしている方は、打ち方も距離感を掴むのが早いと感じました。






 これからも引き続き、スポーツなどの様々な活動を楽しみながら、健康にご留意なさり、健康長寿でお過ごしいただくことが、人生100年時代の生坂村の活性化にも結び付きますのでよろしくお願いいたします。






 午後3時からの砂防事業現地調査は、犀川砂防事務所の向山所長さんはじめ4名の職員の皆さんにお越しいただき当村の今年度の砂防関係の要望箇所の現地調査をしていただきました。
▽ 最初に小立野区から要望がありました小立野北部の水路工の修繕とその箇所から大雨の時にU字溝を流れてくる雨水が大変多く、避難所の公民館にいても恐怖を感じるとのことで、早々に水路工の修繕と雨水の流れについて調査していただくことになりました。




▽ 次ぎに同じ小立野区の天神沢上流の堰堤が土砂と倒木で埋まっているため、それらを搬出して堰堤の機能を回復していただくように要望し、上部の土砂崩落が落ち着いている状況なので搬出は可能とのことでした。




▽ 下生野区からの要望で、北の大林沢には大きな堰堤が完成しましたが、南の大林沢も下生野地区が土石流警戒区域になっている原因ですので、保全家屋も多く、現在の事業が竣工後に工事着手できるように進めていきたいとのことでした。






▽ 日岐区からの要望で、昨今の豪雨の影響により、日岐団地の上の村道沿いと白日地区の村道の谷川路肩が沈下しておりますが、砂防区域ではないとのことで、村として雨水の流れを変えるなどの対策を講ずるか検討することにしました。




▽ 上生坂区よりの要望で、昨年の台風19号の豪雨時に、農地が沈下して沢側に土砂が流出していて、今まで村道も沈下しているため、谷止工、流路工などの工事を要望し、上流に大きな堰堤があるが、まだ土砂崩落の危険性があるため検討していただくことになりました。




▽ 同じく上生坂区よりの要望で、当区和手地区は土砂災害特別警戒区域であり、保全対象として、人家及び避難所の村民会館が存在し、斜面崩落の不安があるため、早急に対策を講じ民生の安定を図るために法枠工等の対策を検討していただくように要望し、砂防指定区域から外れているが、検討していただくとのことでした。




 現在、大倉地区の地すべり対策工事、桧沢の堰堤工事、中村団地の急傾斜対策工事、7月豪雨災害で災害関連緊急事業に採択された袖山地区など、多くの砂防工事をしていただいているところでありまして、村民の皆さんの安全安心の生活を守るために、砂防事業は大変重要でありますので、引き続きのご指導、ご支援の程よろしくお願いいたします。

やまなみ荘の海鮮丼フェア

2020年10月15日 | 生坂村の報告
 15日(木)は雲の広がるスッキリしない天気で、朝晩は肌寒く、昼間も空気がヒンヤリでした。

 今日から11月3日(火)まで毎日開催の海鮮丼フェアが始まりました。今年は新型コロナウイルス感染症の影響などで、3月の開催以来、待ちに待った第2弾の「海鮮丼フェア」です。
 その内容は、旬の大分産の「かぼすブリ」がメインで、北海道標津町直送の大粒のイクラ、大甘のホタテ、厚切りのマグロなどに、汁物、茶碗蒸し、サラダ、香の物が付いてボリューム満点の海鮮丼です。


 今回も初日の昼食時に食べにいきました。久しぶりの海鮮丼でとても美味しく頂戴しました。今月末まで使用期限の生活応援商品券やいくさかマル得商品券、いくさか敬老の日商品券がご利用になれますので、是非召し上がってみてください。



▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、今日がノーマイカーデーでしたので、小舟バス停からの風景を撮影しました。





 その他生坂村では、保育園で芋ほり、なのはなでフェイスマッサージ、振興課関係工事開札、村工事入札、長寿会連合会グランドゴルフ交流会、生坂おとこ塾、犀川砂防事務所要望箇所現地調査、少年少女サッカー教室などが行われました。

区長会視察研修二日目の同行報告&下生坂上空からの風景

2020年10月14日 | 生坂村の報告
 14日(水)は晴れたり曇ったりで、昼間も少し肌寒くなりましたが、視察には良い天気でした。
 視察二日目は、午前8時50分頃に宿泊先のホテルを出発して、今日も飯田建設事務所の細川所長さんはじめ職員の皆さんに同行していただき、まずは三遠南信自動車道の天竜峡大橋を説明していただきました。




 天龍峡大橋は、令和元年11月17日開通し、中央道から新東名を接続する三遠南信自動車道が、飯田市内で一級河川天竜川を渡河する橋長280m、アーチ支間210mの鋼上路式アーチ橋(バスケットハンドル型固定アーチ)です。


 架橋地の一部は、文化財保護法により国の重要文化財に指定される「名勝天龍峡」であり、名勝地を横断する自動車専用道の架橋事業は前代未聞のプロジェクトでした。


 この名勝の歴史ある良好な景観との調和を図るため、峡谷のV字地形に収まり、背後のスカイラインを阻害しない「鋼上路式アーチ橋」を選定したとのことでした。
 さらに、峡谷を一機に跨ぐ扁平なアーチ構造として、下部工の基数を最小限として自然改変を最大限抑制しました。ちなみに、天龍峡大橋のアーチ支間・ライズ比11.0は、国内で最も扁平なアーチ橋として位置づけられます。


 桁下の歩道は飯田市も事業費を出して整備され、構造は名勝の活用・地域の活性化に資するため、橋梁検査路兼用で計画したものとのことです。
 名勝天龍峡南半部を周遊できる新たな遊歩道の一部となり、天竜川からの高さは約80mで名勝の景を楽しめる新しい空間を創出していました。








 天龍峡大橋は「名勝天龍峡の自然との調和のため、扁平なアーチと曲線補剛による3次元的造形を実現させたことが、今後の橋梁建設に貢献するもの」と認められ、土木学会田中賞(橋梁分野で最も権威がある賞)を受賞されました。




 次ぎに、上村自治振興センターでバスからワゴン車に乗り換え、飯田市地域調整担当主幹の野牧さんが、南アルプスから伸びる尾根に拓かれた高原の地「下栗の里」を案内していただきました。




 下栗の里は標高800~1100mで「日本のチロル」と表現されるほどの絶景地で、2009年に「にほんの里100選」に選ばれました。
 平成21年秋に、下栗の景観を多くの皆さんにご覧いただけるよう、里を俯瞰できる「天空の里ビューポイント」が地元住民の手造りで開設・整備され、今日も多くの観光客がお越しになっていました。





 我々も片道20分ほど歩いて「天空の里ビューポイント」から、「サカイ引越センター」のコマーシャルで有名になった場所が一望でき、急斜面の畑には、下栗いもやそばなどを栽培しているとのことでした。






 下栗は観光地以前に人々の生活の場であり、高齢者が多く少子高齢化が顕著ですが、限界集落でなく、現役集落として70~80歳代の方々が中心にご活躍なさっているとのことでした。




 急傾斜地に人々の暮らしが息づく下栗の里は、丹念に耕された畑地に、人と自然の深い関わりが感じられ、伝統野菜や伝統文化の宝庫でもありました。
 また、素晴らしい日本の原風景が息づいていて、当村も70~80歳代の方々が頑張って活動されて、地域、村を守り育てている取組は、共通しているところが多いと感じました。


 帰る途中には、道の駅「豊丘マルシェ」により、直売所コーナーを中心に視察をしました。直売コーナーには、四季折々種類豊富な地元産の野菜・果物・加工品に加え、手工芸品も販売していました。毎日生産者さんから直接届けられる農作物は新鮮だと感じました。
 ちょうど松茸を持ってこられた方がいて、みんなで安いと言いながら買われた方もいたようでした。




 豊丘村は果物の里ならではの果実味あふれるジャムやジュースはもちろん、信州みそやお漬物、お蕎麦、お酒、地元銘菓など、お土産にもご自宅用にもおたのしみいただける品々がずらりと並んでいました。






 最後は、伊那食品工業株式会社の本社・工場周辺の庭園の「かんてんぱぱガーデン」を視察しました。
 北丘工場の商品製造の最終工程(袋詰め・箱詰め)を見ることができました。働いている方が笑顔で挨拶されて、社員教育をしっかりされていると感じました。




 かんてんぱぱショップでは、すべてのかんてんぱぱ製品をお買い求めいただける「かんてんぱぱショップ北丘本店」と「健康パビリオン売店」がありました。


 北丘本店は、かんてんぱぱ製品を製造する北丘工場と併設した1番大きな売店でして、かんてんぱぱ製品の他にも、伊那谷産の新鮮な野菜や、中川村の地酒「今錦」の販売もしていました。


 飯田建設事務所の細川所長さんはじめ職員の皆さん、野牧さんや下栗の里の皆さんにお世話になり、区長さん方には、しっかり研修をしていただいたり、楽しく視察をしていただいたりと、今回も有意義な視察研修となりましたことに感謝を申し上げます。


 今回の区長会視察研修は、山村活性化対策事業の取組の一環として、各自主防災組織の会長でもあります区長さん方に、当村も被災しました7月豪雨災害について特に研修していただきました。
 区長さん方には健康にご留意なされ、引き続き各区の危機管理体制のリーダーとしてもご活動いただきますようお願いいたします。そして、二日間の視察研修大変お疲れ様でした。



▽ 毎朝恒例の写真は、12日の出勤前に下生坂上空から撮影した風景です。
下生坂上空からの風景







 その他生坂村では、保育園で筑北スポーツクラブとの活動、小学校で自主研修の日、中学校で完全下校14:30、児童館でえいごであそぼ、商工会で商工貯蓄共済推進、健診結果返却などが行われました。