パニック障害を自分で治す方法(6)
2008年12月1日(月)
心理療法ハッピーライフ、矢野裕洋
最初に、
前回書きました「摂食障害」の話は、私自身もびっくりするくらい、とても反響が大きかったので次回のシリーズは摂食障害のケアの方法を書く事に決めました。
興味のある方、楽しみにしていて下さい。
さて、今回はパニック障害を自分で治す方法の5回目です。
今日の課題は「治し方、その2」です。
前回までの内容のおさらいですが、
1、パニック障害の原因は「おかしな考え方」でウイルスなどが原因の本当の病気ではない
2、原因の「おかしな考え方」を「おかしくない多くの困っていない人たちの考え方」に修正すれば結果の症状はなくなりパニック障害は治る。
3、自分が怖いと思っている事は本当に怖い事なのかを見に行く。
(例えば、電車が怖いと思っているパニック障害の人でしたら電車に乗って何が怖いのかを想像力を使って見に行く)
という事でした。
では、具体的に、自分の思っている事は本当に怖い事なのか見に行きましょう。
① 言語化しましょう。
頭の中で考えているのは駄目です。
頭の中で考えている事は妄想です。
怖い理由を紙に箇条書きしましょう。
例えば、電車が怖い理由を思いつくまで書き続けましょう。
すると、中々書けなかったり頭の中では気が狂いそうなほどに怖く感じているのに少ししか書けなかったりします。
うまくするとこれだけで
「怖い怖いと思っていたけれども文章化してみたらたわいのないことを怖がっていた事に気付いた」
となってパニック障害が治る方向に進みます。
② 現実の恐怖なのか未来予測の恐怖なのかをしっかり区別する。
往々にパニック障害の人は現実と未来の区別が出来なくなり、今は安全で危機でもないのに怖い事が起きたらどうしようと自分のイメージに反応して恐怖を感じます。
今、現在が危機なのか、今、現在は安全なのかをしっかりと把握しなければいけません。
③ 未来予測の恐怖でしたら確率計算をする。
パニック障害の人の多くは悪い空想力にとても長けている人が多いです。
悪い事が何度も何十回も続くようなイメージをしたり、冷静に考えるとそんな事は確率計算をすると絶対に起らない事ではないかという事を怖がっていたりします。
要するに、電車のパニック障害の人を例にすると、100人の乗客がいたら99人までは安心しているのですから「おかしな考え方」「勘違い」に気付いて妄想を消す事の出来る能力を身に付ければ、生まれた時から一度もパニック障害になった事のない人と同じになれるのです。
大丈夫です。
パニック障害は不安が大きいですから必ず精神科、神経科、診療内科に通われて下さい。
心理療法は医学に代わるものではありません。
医学の投薬治療と考え方を修正する心理療法は「両輪の車」です。
片方だけではうまく走りません。
必ず病院に通ってくださいね。
最後に、
本の出版を考えていますと何度か書きましたが、企画書の段階で中々うまく通りません。
このブログを読まれている出版社の人や出版に詳しい方、宜しかったら、アドバイスをお願い致します。
よろしくお願い致します。
パニック障害のお話は次回に続きます。
心理療法ハッピーライフのセラピーに興味が有る方は、郵便番号、住所、氏名、電話番号を書いて
a@happylife.jp
に無料資料請求と題名を書いて無料資料を請求して下さい。
ヤマト運輸メール便にて約50枚ほどの資料を無料でお送り致します。
心理療法ハッピーライフ公式ホームページhttp://www.happylife.jp
心理療法ハッピーライフは1998年開業ですから11年目になります。
2008年12月1日(月)
心理療法ハッピーライフ、矢野裕洋
最初に、
前回書きました「摂食障害」の話は、私自身もびっくりするくらい、とても反響が大きかったので次回のシリーズは摂食障害のケアの方法を書く事に決めました。
興味のある方、楽しみにしていて下さい。
さて、今回はパニック障害を自分で治す方法の5回目です。
今日の課題は「治し方、その2」です。
前回までの内容のおさらいですが、
1、パニック障害の原因は「おかしな考え方」でウイルスなどが原因の本当の病気ではない
2、原因の「おかしな考え方」を「おかしくない多くの困っていない人たちの考え方」に修正すれば結果の症状はなくなりパニック障害は治る。
3、自分が怖いと思っている事は本当に怖い事なのかを見に行く。
(例えば、電車が怖いと思っているパニック障害の人でしたら電車に乗って何が怖いのかを想像力を使って見に行く)
という事でした。
では、具体的に、自分の思っている事は本当に怖い事なのか見に行きましょう。
① 言語化しましょう。
頭の中で考えているのは駄目です。
頭の中で考えている事は妄想です。
怖い理由を紙に箇条書きしましょう。
例えば、電車が怖い理由を思いつくまで書き続けましょう。
すると、中々書けなかったり頭の中では気が狂いそうなほどに怖く感じているのに少ししか書けなかったりします。
うまくするとこれだけで
「怖い怖いと思っていたけれども文章化してみたらたわいのないことを怖がっていた事に気付いた」
となってパニック障害が治る方向に進みます。
② 現実の恐怖なのか未来予測の恐怖なのかをしっかり区別する。
往々にパニック障害の人は現実と未来の区別が出来なくなり、今は安全で危機でもないのに怖い事が起きたらどうしようと自分のイメージに反応して恐怖を感じます。
今、現在が危機なのか、今、現在は安全なのかをしっかりと把握しなければいけません。
③ 未来予測の恐怖でしたら確率計算をする。
パニック障害の人の多くは悪い空想力にとても長けている人が多いです。
悪い事が何度も何十回も続くようなイメージをしたり、冷静に考えるとそんな事は確率計算をすると絶対に起らない事ではないかという事を怖がっていたりします。
要するに、電車のパニック障害の人を例にすると、100人の乗客がいたら99人までは安心しているのですから「おかしな考え方」「勘違い」に気付いて妄想を消す事の出来る能力を身に付ければ、生まれた時から一度もパニック障害になった事のない人と同じになれるのです。
大丈夫です。
パニック障害は不安が大きいですから必ず精神科、神経科、診療内科に通われて下さい。
心理療法は医学に代わるものではありません。
医学の投薬治療と考え方を修正する心理療法は「両輪の車」です。
片方だけではうまく走りません。
必ず病院に通ってくださいね。
最後に、
本の出版を考えていますと何度か書きましたが、企画書の段階で中々うまく通りません。
このブログを読まれている出版社の人や出版に詳しい方、宜しかったら、アドバイスをお願い致します。
よろしくお願い致します。
パニック障害のお話は次回に続きます。
心理療法ハッピーライフのセラピーに興味が有る方は、郵便番号、住所、氏名、電話番号を書いて
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心理療法ハッピーライフは1998年開業ですから11年目になります。